最高にマイペースな結婚をしよう!

【真船佳奈】#7 「結婚式場でマイペース夫が呼吸困難になった話」〈前編〉

telling,の人気企画「ぼっち旅」シリーズの作者で現役テレビ局員の真船佳奈さんの結婚式までの道のりを、ご本人によるリアルタイムドキュメンタリー形式で追っていく連載「最高にマイペースな結婚をしよう!」。 さて今回は久々に本題に戻って、難所として立ちふさがる結婚式場選びに挑戦。式の予定日が刻々と迫るなか、いつものごとくマイペースな真船夫婦は無事に段取りを整えられるのでしょうか!?
【真船佳奈】#6 嫉妬心とうまく付き合うために夫のパンツを作った話〈後編〉 【真船佳奈】#8 「結婚式場でマイペース夫が呼吸困難になった話」〈後編〉

あけましておめでとうございます~!(遅い)
皆様お正月いかがお過ごしでしたか?

私は初めて夫実家でお正月を過ごすことになり、「やっぱり嫁としてお義母さんのお手伝いをしなきゃ!エプロン買わなきゃ!」と諸手をぶん回して北海道へ。

でもふたを開けてみたら当然のようにエプロン忘れたし(なんなら家でも使ったことなかったわガッハッハ)、義実家の皆様が優しいのをいいことに食っちゃ寝食っちゃ寝、深夜までテレビを見て起きてくるのは昼の12時。こんな暴君ディオニス な嫁を温かく迎え入れてくれた夫実家には感謝しかない…来年はきっとエプロンを持っていこう!(多分もっていかない)

そんな中、近づいてきたのよ、アレが。
そう、結婚式。昨日まで「結婚する気あるのかなマジで」って悩んでたはずなのに、気づいたらもう挙式100日前切ってた。時空どうなってんのマジで。

というわけで今回は「結婚式をあげるか」論と、結婚式場の決め方についてだらだらと語っていきたいと思う。

挙げるのか挙げないのか問題


「ケッコンケッコンコケコッコー!」と朝から晩まで躾のなってない鶏のごとく叫び続けてきたわけだが、実は結婚というのは婚姻届を役所のおっちゃんに提出した時点で終わっている。式は挙げたって挙げなくたって自由だ。

でもたいていの人に「結婚をイラストにしてみてください」と言ったら しみったれた役所窓口ではなく、教会の鐘が鳴り響いている中、フラワーシャワーぶっかけられている笑顔の挙式風景を描く気がする。つまり世間のイメージは「結婚」=「結婚式」である。

こんなイラスト描くやついたら大好きだけどね

どうするのかという話になるまでもなく我々は結婚式を挙げることにした。

お金がかかるのはなんとなく理解しているものの、私は結婚式へのあこがれがめっぽう強かった。虫食ったり、酒やけのせいでシャンソン歌手顔負けのハスキーボイスだったり、一升瓶振り回したりしてるけど中身はめちゃくちゃ乙女なの。結婚式、夢だった!!!

でも「みんなの前で愛を誓いてえ~!お色直し856回してえ~!」という欲求ではなく、
どうしてもどうしても余興をやってほしかったのだ。

今まで出席した同僚(テレビ局員)の結婚式ってめちゃくちゃガチなパターンが多く、超本格的な余興VTRを流したり、本物のカメラマンが撮影をしたりする。私は当日進行の予習のため、当事者でもないのに式場の下見に3回も出向いたり、ADバッグを背負って式に参加したりした(さすがにここまでガチな式はあんまりないけども)。新郎新婦の顔をあんまり覚えてなくても、余興VTRだけはガチすぎて覚えていたりする。

そんな式に参加してると、「自分の結婚式にも本格的なVTRを作ってほしい…!」という気持ちが高まりに高まり。本業でも公私混同しまくり、世界の結婚式3時間特番をつくってしまったほどだ。

さて式を挙げると決まったはいいものの、マイペースな我々。結婚式について動き出そうと重い腰を上げたのは挙式予定の6カ月前であった。

いや、めっちゃ早くない? いつも「今日どうすっかな」ってことを当日お昼くらいに決めてる私たちにしては驚異の早さなんだけど、ブライダル業界においてはめっちゃくちゃ遅いらしい。

というわけで、挙式をどうするか?に悩んだ話を漫画にまとめたので読んでほしい。

見学に行くまでに考えることありすぎて4枚も描いちまった…。
とりあえず、カウンター的なところに行って予約業務もろもろをお願いしてしまったほうがラク。自分で会場ピックアップして、連絡したほうが安いとか聞くけど、もういい、もういいんだよ…!

ちなみに漫画には描かなかったけど、分厚い結婚情報誌は(安いし)2冊買って同時に読んだほうが効率的。2人で仲良く1冊の本を見ながら「ここもいいね~^^」なんてやっている余裕はなかった。「326ページをご覧ください」と教科書的に使用していったほうがいい。

とにかく優先順位を付けるんだ!

で、結婚式というのは究極の自己満足だ。もうこれは断言してもいい。
だけど自己満足だったら自己満足なりに、「これだけは絶対ゆずらないぜ!」というポイントを見つけないと、数多ある式場を一生絞り切れなくなる。

「男なんて星の数ほどいるぜ!」と念仏のように言っていたけど、結婚式場もピンからキリまで星の数ほどあるぜ。「この相手で本当に良かったのか」すら迷ってしまう我々に、結婚式場を即決する自信なんてまるでない。

というわけで、我々が式場を決める際に優先した順位は、

【最重要】料理がうまい(エンタテインメント性のある飯)
【次に重要】チャペルが壮大すぎない
(※昔から神父のつたない日本語がツボに入ってしまい「笑ってはいけない結婚式」状態になるので、人前式にすることにした。よって十字架ドゴーーーン!みたいにキリスト教感が強すぎないのもポイント)
そのあと立地(駅からの徒歩数)、値段…などが並んだ。

そんなわけで色々と秤(はかり)にかけてみたところ、残ったのは式場は3つ。
見学に行く前にさらに絞り、2件だけを候補とした。

後編では、実際に見学に行ってきた模様をお伝えする。

(後編に続く)

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【真船佳奈】#6 嫉妬心とうまく付き合うために夫のパンツを作った話〈後編〉 【真船佳奈】#8 「結婚式場でマイペース夫が呼吸困難になった話」〈後編〉
テレビ東京社員(現在BSテレ東 編成部出向中)。AD時代の経験談を『オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組作ってます』(朝日新聞出版)にまとめ、2017年に漫画家デビュー。ツイッターアカウントは@mafune_kana
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