【読者の皆さまへお知らせ】telling,は3月末に更新を停止いたします

いつもtelling,のサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

このたび、telling,は2025年3月31日(月)をもって、サイトの更新を停止することになりました。

2018年4月に始まったtelling,は、20代後半から40代前半の女性たちが、結婚や出産、キャリアアップなど、人生の岐路となる大きなライフイベントに直面する際に抱く悩みや迷い、課題に共に向き合い、自分らしい生き方を考えてきました。

こうしたtelling,のコンセプトに共感して、ご愛読いただきました読者の皆さま、お力添えくださったすべての皆さまに心より感謝を申し上げます。

サイトの更新は終了いたしますが、これまでに公開しましたコンテンツにつきましては、しばらくは現サイト上でご覧になれます。

telling,で皆さまとともに培ってきた思いは、今後も朝日新聞社のコンテンツに生かしてまいります。ぜひ引き続き、当社のコンテンツをご愛読ください。

《編集長からのメッセージ》

読者の皆さまへ

日頃からtelling,をご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。

「あなただけに言うね」という意味を込めて「telling,」がスタートしてから、この3月末で丸7年。ここでペンを置くことになりました。

これまで「恋愛」「結婚」「出産」「仕事」という、女性の人生において大きな岐路となるテーマについて、読者の皆さまとともに考えてきました。「こうあるべき」という常識や枠にとらわれず、「自分のスタイル」で生きようとするのは、昔も今もけっこう大変なことだったりします。

様々な人の迷いや悩み、本音を知り、モヤモヤを共有することで、自分らしい考え方や意思を持つことができれば、前向きな一歩が踏み出せる。「いろいろな選択肢があるんだな」「自由に自然体で生きていいんだな」というヒントが見つかる場所になれたらとの思いで、記事をお届けしてきました。読者の皆さまがふと足を止め、ホッとひと息ついて、また戻ってきたいと思うサイトであったなら、大変うれしく思います。

世の中の技術や制度が進歩したいまでも、まだまだ様々な場面で女性が生きづらさを感じる機会は少なくありません。これから読者の皆さまが悩みながらもまっすぐ、自分らしく歩んで行くために、これまでお届けした記事の一つ一つが少しでも手助けになることを願ってやみません。

「あるべきわたし」ではなく、「ありたいわたし」へ。
これからも、心のかたすみに”telling,の灯”をともし続けていただけたらと願っています。

ありがとうございました。

2025年3月
telling, 編集長 柏木友紀