最高にマイペースな結婚をしよう!

真船佳奈#18 1年越しに結婚式しましたよレポート(中編)

telling,の人気企画「ぼっち旅」シリーズの作者で現役テレビ局員の真船佳奈さんの結婚式までの道のりを、ご本人によるリアルタイムドキュメンタリー形式で追っていく連載「最高にマイペースな結婚をしよう!」。2019年11月の入籍からなんと2年……新型コロナの影響で2回も結婚式を延期し、ようやく迎えた挙式当日。チャペルで和装人前式、誓いのキスなし、夫婦友好条約……、真船さんの“最高にマイペースな結婚式”、感動の挙式編をお届けします!

昨日からお届けしている結婚式レポート、前編ただただ頻尿のことを心配して終わってしまった。

今回は、挙式編!
まずは漫画を読んでいただきたい。

バージンロードで誰にも貰ってもらえなくて慌てふためく花嫁、初めて見たよ。(私だよ)

厳かな和装人前式を目指したが、国際サミットになって終わった

さてさて、結婚式は大きく分けるとキリスト教式、神前式、人前式……なんてパターンがあり、
私が今まで出席してきた挙式は、その多くがキリスト教式だったように思う。

が、我々夫婦は無宗教で、キリスト教式挙式への憧れもなかったので
違和感があって面白そう」という理由のみで チャペルで和装人前式をすることにした。 

披露宴はどんな演目をやりたいか綿密に決めていくが、
挙式に関しては「〇〇式」に合わせてのパッケージプランがあるだけ。

希望しない限りはほぼオリジナル要素はなく、結婚式当日まで段取りもよくわからなかった。
(私たちは「誓いのキスはいらないです」としかリクエストしなかった)

そんで本番、いざチャペルのドアが開いてみると、
洋風っぽいチャペルに演歌歌手みたいなかっこをした夫が佇んでおり、
その後ろで真っ赤なドレスに身を包んだ楽団たちがハープやバイオリンを弾いているというカオスな国際サミットが開催されていた。

そして、そこにチャイナドレスを着た仲人が入ることにより、ますます混沌は極まれり、結婚証明書のサインの儀式は、さながら何かしらの条約の調印式のような雰囲気があった。

その後、全然知らぬ間に式は進み、
言われるがままに酒を飲んだり 誓いの言葉を読んだり……

次は何だとビクビクしていたら、後ろの楽団の人たちが
♪心から夢見ていた〜憧れの花嫁姿〜〜〜〜〜!」みたいな歌を歌い始め
一瞬混乱した私が(あれ、私の心の声、漏れてる?)と不安になったシーンもあった。

式の全般を通して、宗教色を排除しようとするあまり、逆に世界観のぶっ壊れたカルト教団みたいな感じになっててよかった。

式終了後に皆さんにフラワーシャワーならぬ折り鶴シャワーをお願いしていたのだが、全然違うタイミングで夫父が折り鶴を私たちに向かって投げつけていたのもお茶目でよかった。

▲義父の可愛いお茶目なところは夫にしっかりと遺伝しています。

▲折り鶴は式場で買うと高いので、楽天で買った。あと、カサを稼ぐために謎の造花も混ぜてこれも楽天で買った屋台用のスープカップに入れた。

▲写真で見ると、鶴は重みで即落下していますね。私の頭にもツルがぶっ刺さっていたりして楽しかったです。

結婚式の定番ブーケトスは、自分が参加しているときに「独身の女性前に出てください!」みたいなのがどうも苦手だったのと
以前参加した結婚式の菓子まき(新郎新婦が大量の菓子を投げまくり、参列者が全身でキャッチする楽しい名古屋由来の結婚式風習)が楽しかったので
カニのぬいぐるみを投げてキャッチしてくれた人に、北海道産のカニを送るという「カニトス」に変えた。

これにはカニ好きたちが喜んでくれたように思う。

今これを書いていて、カニを送るのを忘れていたことに気づいたので今から送るわ、ごめん。
かに投げただけになってた。

▲夫はメイクさんに「少ししっかり目に髪の毛をセットしてください」と言ったらしっかり演歌歌手風のセットをされていてこの後自分で直していました。
私はいいと思ったよ、演歌歌手風も。

次回は披露宴編をお送りします!
どうぞお楽しみに。

※結婚式は緊急事態宣言空けに、十分な感染対策を行った上で実施されました

真船佳奈#17 1年越しに結婚式しましたよレポート(前編) 真船佳奈#19 1年越しに結婚式しましたよレポート(後編)
テレビ東京社員(現在BSテレ東 編成部出向中)。AD時代の経験談を『オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組作ってます』(朝日新聞出版)にまとめ、2017年に漫画家デビュー。ツイッターアカウントは@mafune_kana
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