レゴでタワーを作ってみたら、ちょっとだけ自分への理解が深まった
モヤモヤ期が続いている最近の私ですが、こういう時は徹底的に昔の知り合いに会う。特に人間分析が得意そうな人にアポ入れをする。
今日は、同じ会社で一瞬だけ働いたことがあるエンジニアさんに会ってきた。
チームビルディングについて知りたい
エンジニアリングはチームプレーなので、開発経験が豊富なエンジニアさんはチームビルディングが大切なことを感覚的に深く知っている。
彼もその一人で、今までも個人的にチーム作りがうまくいかなかったり、開発チームとのコミュニケーションに悩んだりした時に相談に乗ってもらっていた。
今回は、知人から「オウンドメディアの運営をするメンバーを交えて、チームビルディングのワークショップを開きたい」と相談されたので、チーム作りが得意な彼をランチに誘ったという訳だ。
私が「チーム作りをうまく進めるのにオススメなワークショップってありますか?」と切り出すと、返ってきたのは意外な言葉。
「レゴって知ってる?ブロックの」
え、レゴ?知ってるけど、なんで質問したのに質問で返ってくるの?
しかも、全然文脈関係ないじゃん。なんで?
と無限のクエスチョンが頭を駆け巡る中、答えを返す。
「え、レゴ知ってますけど…」
「それを使ったオススメのワークショップがあるんだよね。やってみる?」
すると彼はカバンからジップロックを取り出して、私に差し出した。
その中には、左右のてのひらに収まるくらいの、カラフルでいろんな形をしたレゴのパーツがあった。
「じゃあ、これでタワーを作ってみて!制限時間3分!」
レゴで作ったタワーから明らかになる私の本性
タワー作るのか、それ、ワークショップと関係ある?
と思いつつ、3分しかないので、組み立て始める。
わー、レゴとか触るの久しぶりだなー。
意外と楽しい。
タワー作るなら、できるだけ高く積み上げたいな〜
でも、いろんな色があるから、ちょっと色使いにも気をつけたいな。
うわ、もっと、色の種類が多いといいのにな〜。
この色あんまり好きじゃないなー。
「はい、もうそろそろ時間終わりだよ〜」
えー!まだもっと作りたい…
と思いつつ、完成したのはこんな感じ……。
「このタワー、どんなところに自分らしさが出てると思う?」と質問されて、え、タワーで自分らしさ?って思ったけど、いろいろ質問を受けているうちにこんなことに気づいた。
足元に大きめのブロックを置いている→冒険好きに見えて、すっごく着実に土台を固めていくタイプ。
下から確実に全部埋めていったけど、途中ブロックがアンバランスなところがある(プロペラで隠れてる部分、一部穴があいてます)→土台を重ねた後であれば、ちょっとだけ冒険できる。でも、冒険するのは、タワーが絶対に倒れない程度のほんのちょっと。
意味のないプロペラや目→なんか個性を出したいと思いがち。付け焼き刃な感じ。
何も考えずに作ったつもりが、改めて質問されながら見てみると、なんかすっごく自分らしいタワーに見えてきて、作品に愛しささえ湧いてきた。
確かに、これを自己紹介代わりにやったら、初対面でも仲良くなれそう!
ちなみに、本来のワークショップでは、このワークはアイスブレイクで、実際にはこの後に、そのチームが扱う商品についてをテーマに、レゴで工作するらしい。
みんなで共通の話題を、いろんな切り口から見ることができるので、新しい発見がたくさんありそう。
これは、「レゴ®シリアスプレイ®」という形式のワークショップ。自分を知るためにも、チームメンバーを知るためにも役立ちそう。いつか大人数でやってみたいな。
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