編集部コラム

あふれんばかりの才能と運命の人が見つかる場所に行きました

telling,編集部日記、火曜日担当の伊藤です。来年はどんな1年になるんだろう……ということで、占いに行ってきました。自分にあった占師さんさえ見つかれば、占いはマッサージよりも、ネイルよりもあがる!場所になると思います。

●編集部コラム

もう年末。今年一年を振り返りながら、来年の顔色もうかがうようになってきました。で、女子は何をするか。はい、占いに行ってきました。

20代の時は、占いなんて全然信じていませんでした。持ち前の忘却力ゆえ、テレビで見る星占いも、12位が発表されるころには自分の星座が何位かも忘れるくらいでしたし。

そもそも、占い結果に対して、「当たってる」「はずれてる」なんて言ってる以上、自分の中に正解はあるわけです。なので、他人にお金をはらって、自分の中の「正解」をあててもらう必要なくない?そんなに言って欲しいことあるなら、友達に台本でも渡して言ってもらえばいいんじゃない?と思っていました。

「あなたには才能がある」と言ってくれ

そんな私が占いに行くようになったのには、“占いによる万能感”にはまってしまったから、です!

・あなたには才能がある
・あなたは今年運命の人にあう

あるいは
・失敗したのは運気のせい
・彼は運命の人ではない

友達に言ってもらうことはたやすいけれど、“未来が見える人”に言ってもらえることで信憑性が増すのです。
友達は、私が100億万回「その男と別れたほうがいいよ」と言っても聞かなかったのに、占師さんに「彼は運命の人ではない。来年出会う男こそあなたの運命の男だ」と言われるやいなや、別れましたからね。どう考えても初対面の占師さんより、私の方が、友達のことも、友達の彼氏のこともわかっているはずなのに!!(笑)

マッサージより、ネイルよりあがると思う

占師さんの、迷いのない物言いに、見せてくれるハッピーな未来に、うっとりしてしまうのです。

正直、マッサージにいくより体の中の重いものがとれるし、ネイルにいくより気分が上がります。占い館(?)から、一歩踏み出す時なんて「てっぺんとったんで!」とやる気に満ちあふれています。自分が才能あふれるいいものになり、その角を曲がれば運命の人に出会えるような気するのです。

とはいえ、こういう占師さんばかりではありません。私もかつて「その仕事は向いていないけど、もう少し我慢したほうがいい」「あなたには亭主関白の男性が向いている」と言われ、落ち込んだこともありました。これは私的にダメな占師さんです。

おすすめする占師さんと、占いへの臨み方

では、そういう「あがる!」占師さんにあたるにはどうしたらいいでしょう!ちょっと考えてみました。当たるより上がることが大事!

・まず口コミ
辛口占師さんは、誰にでも辛口だし、アゲアゲ占師さんは、誰にでもアゲアゲなので、アゲアゲした人を探しましょう。

・占ってほしい内容、自己紹介は細かく伝える
こういうことを言って欲しいということを、遠回しに伝えます(誘導尋問か笑)。私の場合は、どうやら星回り的には、専業主婦が向いているらしく、ガチで見てもらうと「さっさと仕事やめて家庭に入れ」と言われます。とはいえ、著しく家事能力の劣る私が、専業主婦をやるって誰トク?となるので、先に「そういうこと言わなくていいです!」と伝えます。

・時間は30分がおすすめ
あまりに長くなりすぎると、悪い点も述べなきゃいけなくなるような気がします。30分くらいなら楽しい話だけでも持ちます。

正直当たるも当たらぬも八卦なら前向きにとらえられる、プラスに持って行けるようにしたいなっと思います。さあ、行こうぞ!占いに!

telling,の妹媒体?「かがみよかがみ」編集長。telling,に立ち上げからかかわる初期メン。2009年朝日新聞入社。「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」という感じで生きていこうと思っています。
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