もしも自由に使えるお金が10万円あったら、どう使う?
●編集部コラム
100円で1ポイント、実はかなりおいしいって気づいてる?
telling,のマネー担当として、日夜マネー情報を収集するため奔走しています。先日参加したのは、「月刊クラッシュ・コーチングアカデミー」講座。登壇者は、『1億円の法則 古今東西の大富豪に学んだお金の真実』の著者であり、投資家の田口智隆さん。もう1人は、tellingでも「ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方101のルール」を執筆いただいている、投資家の生方正さん。
今回のセミナーのテーマは、「旅行にただで行ける、お得に賢く生きるポイントの貯め方」。
ポイントを貯めるというと、「えー、めんどくさい」「貧乏くさい」と思う人も多いと思うでしょうが、実はかなり重要です。生方さんがいうには「ポイントは、自分が支払った代金の一部を還元することができる、とてもいい制度」だということ。
「クレジットカード会社にもよりますが、だいたい1%前後の還元率。年間100万円をクレジットカード払いにしたら、それだけで1万円相当のポイントがつくことになります。今の銀行金利が0.001%しかつかない時代に、1%の還元率はかなりお得。そこに気づけるかどうかがで、今後のお金との付き合い方が変わってきます」(生方さん)
講座では、通常の銀行金利が0.010%になる預金の方法や、ATMの引き出し手数料や振込手数料を月15回まで無料にする方法なども教えてくれました。
お店で使ったら1ポイント1円、さらに得する使い方は?
ところで、みなさんは貯まったポイントはどんなふうに使っていますか? 一番還元率高く使うのなら、マイルに変えて特典航空券をゲットすることだそうです。「通常、お店などでは1ポイント1円として使えますが、マイルにすると2円~8円相当の価値があるから、私はすべて特典航空券にしています」(生方さん)
ちなみに、生方さんがこれまでに貯めたポイントは、飛行機で地球3周分できるほど、というから驚き。
セミナーでは、ほかにもクレジットカードに付帯された海外旅行保険の使い方、世界500都市1200カ所以上の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスを無料で作る方法などのお話がありました。こちらはtellingのマネーコラムでも紹介しているので、よかったら記事を読んでみてください。
自由に使える10万円、投資家はどう使う?
後半、投資家の田口さんから、講座を聞いていた人からこんな質問がありました。「もし今手元に自由に使えるお金が10万円あるとしたら、どんなことに使いますか?」と。
田口さんは投資家だからなにか値上がりしそうな投資商品を購入するのかと思いきや、帰ってきた答えは意外でした。
「10万円あったら、全部本を買うためのお金に使います。長年、いろんなことにお金を使ってきて思ったのですが、一番いい投資先は自分だということがわかりました。本を読んで、知識を得て、それを元に考えて行動する。これが一番効率がいい」(田口さん)
本の価格は1冊1500円前後。しかし、そこに書かれていることを自分の中に落とし込み、行動すれば、どんどん知識が増え、判断力も上がり、お金を稼ぎだせる能力を身につけることができるということです。
さすが、投資家!
本を買っても、“積ん読”はもちろんのこと、読んで満足しているだけじゃ、だめっていうことですね(汗)
田口さんが書かれた『1億円の法則 古今東西の大富豪に学んだお金の真実』と、生方さんの書かれた『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円を作る方法』を読んで、お金の知識を身につけ、1つずつ実行していきます!
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