「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」8話「俺の奥さんになって」「彼氏ができたらやりたい10のこと」はプロポーズへのカウントダウン

上白石萌音主演「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」。超安定志向の平凡女子、鈴木奈未(上白石萌音)がひょんなことから採用されたファッション雑誌の編集部を舞台に成長する“お仕事&ラブコメディ”。潤之介(玉森裕太)との距離がグッと縮まった奈未。ところが潤之助は実家を継ぐことを前向きに考えます。「MIYAVI」の廃刊危機と、奈未の周りも慌ただしくなり……。

正直、7話の幸福感を超えられるのか心配していた。結果、全く心配いらなかった。序盤から奈未(上白石萌音)の回想で、ご褒美のチューをねだる潤之介(玉森裕太)。「やったー」と体全部で喜ぶ仕草や表情が、回を増すごとに愛おしくなる。気持ちが奈未と一緒になってニヤニヤが止まらない第8話だった。

彼氏ができたらやりたい10のこと

潤之介は、奈未の部屋で「彼氏ができたらやりたい10のこと」というメモを見つける。笑って流してもいいものを、潤之介はひとつずつ現実にしていく。とてもスマートとは言えないが、真剣に、奈未を喜ばせたい一心で実行していく姿は素敵すぎる。

・呼び捨てで呼ばれたい(誰かと中身入れ替わってません?)
・自転車で2人乗り(法律上できず)
・さっきまで会ってたのに電話(今じゃダメなの?)
・夜中に長電話しながら寝落ち(何もなければ切りますよ)
・家族に紹介されたい(成功!)
・マフラーを2人で巻く(可愛すぎる)
・第2ボタンがほしい(なぜある?)
・2人でプリクラ(見たい!)
・2人で手をつないでスケート(金にもの言わす)
・一輪の花をプレゼントされたい(「Luv Bias」の歌詞と重なって最高)

中学生の時に書いたリストというのが、ちょうど見やすい抜け具合。
さらにこれがプロポーズへのカウントダウンにもなっていた。
潤之介 「俺のお願い聞いてくれる? 俺の奥さんになって」
おじいちゃんおばあちゃんになるまで見ていたい2人だ。ずっと可愛いのだろう。

奈未はどうする?

ストーリー的には寂しい場面も多かった。音羽堂出版は吸収合併が決まった。『MIYAVI』はなんとか存続できたが、麗子(菜々緒)は編集長から外れることになった。『ZEAL』編集長・高橋麻美(高橋メアリージュン)に「ここからは私の編集者とアシスタント、そして、あなたに託す」と伝え、去ってしまう。
潤之介はカメラマンを辞め、金沢の実家を継ぐ決意をした。最後の現場を噛み締める表情がとても良かった。
潤之介から奥さんになってと言われた奈未はどうするのか。初めは驚きと嬉しさで溢れた表情も、「一緒に金沢に来てほしい」の言葉で複雑になる。奈未にとって仕事が大事な場所になっていた。
麗子との喧嘩も、潤之介との仲睦まじい姿もまだまだ見たい視聴者としても決められない。

イラスト、イラストレビュー、ときどき粘土をつくる人。京都府出身。
ドラマレビュー