【真船佳奈】#1 タイの超ローカル遊園地に行ったら闇が見えた〈前編〉【ぼっち旅】
●最高に楽しいぼっち旅をしよう!灼熱のタイ編
みなさんこんにちは!みんな夏をいかがお過ごしかな〜?
私は毎日「クーラーがガンガンに効いたお部屋で腹出してガーガー寝て夜中にお腹痛くなって目覚めてそのままトイレに駆け込んで汗だくだくで排泄して泥のようになって再び腹出して眠る」という地獄のループに陥ってるよ〜!フゥー!ニッポンノナツウ!
さてそんな「尺取り虫の足の本数」くらいどうでもいい情報から始まった#最高に楽しいぼっち旅をしよう 第3弾!今回はゴールデンウィーク10連休に灼熱のタイランドにいってきたお話をするよ。今回も「火傷に味噌を塗ると治るらしい」みたいな真偽のほどもお役立ち度も不明な民間療法ラインの旅行ルポをお届けします!
世間は10連休に令和ブームで浮かれポンチなゴールデンウィーク。(どうしてこんな暑いタイランドに一人で来てしまったんだい…? 本当はカレピッピとディズニーランドに行ってお揃いの耳つけてシンデレラ城の前でチッスしたいんじゃワイは…)という思いを抑えられず、やってきたのはタイの遊園地「サイアムパークシティ」。
バンコクから車で30分、観光客はあまり来ないであろう地元密着型パーク。
昼食付き乗り放題チケット約3500円(割と高い)を支払って中へ。
「あれ?カメラを魚眼レンズに変えた?」と思った皆様、ブッブー!前回よりさらに4キロほど増量、だいぶ大容量な感じになりました。スモウレスラーバージョンでお届けします!どすこい!
エントランスのすぐ近くには早速のお土産コーナー。この「関係ないおもちゃも売っちまう」浅草仲見世周辺スタイルが嬉しい。
タイの酷暑に立ち向かうにはあまりに戦闘力が低そうな扇風機と
この独特な帽子ラインナップの中でさえも投げ売りされていた150円の帽子を買って熱中症対策は万全!帽子には「SUPER OFF Limit」の文字が。
おっけー任せて!(何が
早速のフォトスポットー!ヤシの木が南国っぽくていいね!
西洋のテイストも前触れなくいきなりやって来ます。
右耳かな?と思うようなオブジェがあったかと思うと
ヒエッ・・・
「遡れば15年前のことです…幼い私の目の前で…両親は殺されたのです…」とか静かに語り出しそうなボートが浮かんでいたりする。
「すっかり笑顔をうしなってしまった兄たちと誓いました…ここのボートになって…犯人が再びこの遊園地に訪れるのを待って…」
「確実に、殺る」
広場では「どこまでが出演者かあいまいなパレード」もやっている。
子供がキャラクターの名前を叫びながら駆け寄っていくところを見るとどうやら人気者のようだ。中に入っている人間の存在感をほとんど隠せていないところがお茶目。。
ダンスや音楽もなく、ただ手を振って歩いているだけ。この中途半端な仮装4人組の立ち位置がよくわからない。
パレードの列が過ぎ去った後、目立つ格好の人が走ってきた。
遅刻して小走りしてんじゃないよ
「やべーやべー」みたいな顔して去って行った。軽くヤバい時になぜかニヤニヤしちゃうのは全世界共通らしい。
さて、早速乗り物に乗ってみようと思う。
まずは鯨をモチーフにしたこちらの乗り物。
日本の「バイキング(前後に大きく揺れるタマヒュンアトラクション)」的な乗り物らしい。
待合所も凝っている。
中には水槽があったり、海感の演出に余念がないのだが、水温はゆうに40度を超えていそうな気配。くそ過酷だけどおさかなさん大丈夫?
「ごめんね…涼しくしてやりたいんだけど…私これしか持ってなくて…」
通訳兼カメラマンの友人と一緒に搭乗。前後に揺れるだけにしては安全バーが厳重で嫌な予感しかない。
「あれ、結構上がるね。すごい!すごいね!」
ヒエッ?!
「一周するとは聞いてない そして安全バーがめちゃくちゃ緩い」
アトラクションを降りた後の私がこちらです。生も根も尽き果てた・・・
何が怖いって、不慮の事故で死んでもたぶん笑ってすまされるという恐怖。アトラクションに乗っている間ずっと、「タイをどれくらい信頼しているか」試されているような気がした。
安全バーの性能を信じられず、ずっと落ちないように天井付近の金具に手を巻きつけていたせいで真っ赤になっていた。さらに指毛もめちゃくちゃ生えててカロリーメイトみたいな指してて引いた。
昔は「アトラクション今日10個乗れたから元とったね!」と競い合ったもんだが、もう暑いわコワいわでさっさと食堂に避難。
めちゃくちゃ可愛い女の子がひよこ扇風機に興味を示して近寄ってきてくれた。大人としては「これあげるよ!」と言いたいところだが、それをするとこの酷暑の中防御0の無課金ユーザー状態になってしまうのでそうもいかない。
ちなみにこちらのバイキング、入園料に含まれている割にはめちゃくちゃクオリティが高い。
その場で作ってくれるパパイヤサラダやフォーを味わうことができる。
ユニバーサルスタジオに来たかのような写真を撮ることもできるのだが、
ご覧の通り、キャラクターの回転がクソ速いのでシャッターチャンスがめっちゃむずい。
「やったー!ばっちり撮れたぞお!」(撮れてない)
急に現れるタイらしき要素も楽しい。
さて、後編では
・独特すぎるおばけ屋敷
・色々とアウトなジャングルク●ーズ
のレポートをしたいと思う。
- 【最高に楽しい最高に楽しいぼっち旅をしよう!灼熱のタイ編】の記事一覧
- #1 タイの超ローカル遊園地に行ったら闇が見えた〈前編〉
- #2 タイの超ローカル遊園地に行ったら闇が見えた〈後編〉
- #3 運動神経ゼロだけどムエタイの本場で修行してきた
- #4 微笑みの国タイランドで目を凝らすと完全アウトな寺を見つけた
- #5 生きてるけど地獄に落ちてきた
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- #7 タイ通に見えちゃう?!最高に旬な(?)レストラン2軒に行ってきた
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第1回【真船佳奈】【画像】ぼっち旅・タイの超ローカル遊園地で見えた「闇」【ぼっ
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第2回【真船佳奈】#1 タイの超ローカル遊園地に行ったら闇が見えた〈前編〉【ぼ
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第3回【真船佳奈】#2 タイの超ローカル遊園地に行ったら闇が見えた〈後編〉【ぼ
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第4回【真船佳奈】#3 運動神経ゼロだけど本場のムエタイジムに弟子入りしてきた
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第5回【真船佳奈】#4 微笑みの国タイランドで目を凝らすと完全アウトな寺を見つ