最高に楽しいぼっち旅をしよう!台湾編

【真船佳奈】#3 もう罪悪感はいらない!ギルティフリーっぽい台湾グルメを食べつくす!〈前編〉【ぼっち旅】

telling,の人気連載「“親指レディ”OLサム子」の作者にして現役テレビ局員の真船佳奈さん。前回、NYへ一人旅した珍道中をつづり大バズした「ぼっち旅」の第2弾です。 今回真船先生の餌食(?)となった土地は台湾。今回は必見!ヘルシーグルメ編、のはずだけれど、ボ、ボリュームが……

●最高に楽しいぼっち旅をしよう! 台湾編

美食の地で、ギルティフリー探しの旅へ

突然だが、非常に太った。
恐ろしく太った。「あれ、ミシュランさんのキャラクターさんですか?」ってくらいのフォルムになった。
原因はわかっている。正月実家に帰省した際、毎日毎日すき焼きが出てきたことだ。

我が家は「おいしい」と言ったものが「もういい」に変わるまで出続けるという"食いノック文化"があり、今年はそれがすき焼きだった。
毎日毎日すき焼きが出てきて、その度に食べきるのだが、また何事もなかったかのようにすき焼きが食卓に鎮座ましましている。太らせて出荷する目的なんじゃないかってレベル。
恐ろしいデジャブと「帰ってくるすき焼き」を三が日ずっと味わっていた。
気づけば信楽焼たぬきそっくりに腹が突き出てきて、違いといえばタマキンがあるかないかくらいである。悔しい。

そんな状態なのだが、台湾は美食の地。是非とも馬鹿食いをしたいのだが、前回のようにスイーツバカ食いをするわけにはいかない。
●#4 本場の映えスイーツで胸焼けしたい〈前編〉
●#4 本場の映えスイーツで胸焼けしたい〈後編〉

今回は馬鹿ぐいしても罪悪感を感じにくい、健康的な台湾グルメを食べまくるという、ダイエット中のあなたにも嬉しい企画にした。一緒に痩せよう。

あの人気女優も訪れた酵素ドリンク店へ

目を蚊に刺されて病院に行った直後。写真の映りはつまりそういうことだ。

まずやってきたのはこちらのお店、「清浄母語」。
読めないけれど、「清浄」という漢字に不健康なものはないよ。

こちらのお店は健康を気にする日本人女子に大人気。
オリジナルの酵素を売っているのだ。

気になるものがあれば、試飲もできる。

今回試飲をさせてもらったのは、レモンとパイナップルの酵素。
なんと私の来店直前、取材で綾瀬はるかさんが来店。同じものを飲んだそうだ。

綾瀬さんに少しでも近づく為に同じものを飲む顔パンパンな女

さあ念願の綾瀬さんになれるのか……?

なれねーーーーー!顎の肉ーーーーーーー
びっくり仰天しているキンタマーーーーーー!
お味は、薬っぽさも少なく、フルーティで飲みやすい!焼酎で割って飲んだらおいしいかも!そうなると健康的じゃないけど、でも酒はおいしい、裏切らない。

と言うわけで、1本お買い上げ。1000元(約3200円)です。
これ飲んで綾瀬はるかさんを目指すぞ〜!
絶対なれないぞ〜!

ヘルシーな豆のデザート

どんどん行きましょう。続いては「綠逗薏人」と言うお店。
ギルティフリーなデザートがあると聞いてやってきました。

何店舗も展開するチェーン店。
ここでいただくのは、寒天的なプルプルと、優しい甘さで煮たお豆のスイーツ、「蒟蒻緑豆湯」!
お値段55元。(約200円)

いただきま〜す!

お、懐かしい味がして、うまいぞうまいぞ~!

美味しさに笑顔弾けるキンタマ女。
ほっこりと炊かれた小豆に、つるんとした寒天的なサムシング。どこか懐かしい味わい。地元の人に長年愛される店だけあって、優しくて毎日食べたくなる美味しさ。
カロリーは100グラム当たり30キロカロリーと、すき焼きの1/3程度。これが三が日出てきてたら痩せてたよお〜〜

ちなみに台湾スイーツとして有名な豆花もある。
色々なトッピングも選べるのでぜひトライしてみてほしい。

人体の不思議展的なショーケースでセレクトしたのは……

続いての店がある場所は「台湾の原宿」こと西門。
ショッピング街と反対側に進むと

著作権的にゴニョゴニョ……な感じの貸衣装屋が乱立する謎地帯。
ちょっとしたパーティーにも着て行けます。

ここにあるのが、「阿婆冬粉」というお店。日本語訳すると、「おばさん春雨」。厳密に言うと春雨じゃないんだけど、春雨的なやつ。

台湾というと麺類、麺類というと高カロリーなイメージがあるが、ほぼ春雨なので問題なし!

トッピングを選べる。ショーケースから垣間見える人体の不思議展的なパーツに戦々恐々としながら、「総合」をチョイス。

注文を受けてから冬粉を茹でてくれる。

こちら、「総合」お値段75元。(約270円)

うまい!!!

麺は春雨よりもしっかりめで、しこしことした食感。
さらに何より、上に乗っているモツや練り物がめちゃくちゃうまいのだ。

さっぱりとしたダシに、脂を湛えた臓物がガツンと深みをプラスしてくれる!こりゃうまいど~!

最後にお店のおじさんとパチリ。おばさん春雨というメニュー名だったが、おじさんだった。
めちゃくちゃ美味いし胃もたれもしないのでオススメ!

もはやヘルシーとかけ離れる

どんどん行こう。
続いてのお店は「吳碗粿之」。
もう漢字を見ても何がなんだか全く想像がつかない。「椀」しか読み取れない。

お椀に入っていることだけは確かなこちらの店のギルティフリーフードはこちら。

お椀である。日野日出志の漫画みたいな不穏な雰囲気が漂っている。

この奥の銀の容器に入ったブツを勝手に取って食べる衝撃のセルフサービス。

米粉を溶いた茶碗蒸し的な皮の中に、肉まんの具的なものが入っており、甘辛ダレやニンニクをたっぷりかけていただきます!

奥のおばさんの顔似てる。ドッペルゲンガーだったかもしれない。

めちゃくちゃ美味い~!
モチモチの皮に、ジューシーな肉あんのコラボレーション!コレ~!変化しなくても美味い肉まんが「僕はまだまだ変われると思うんです」ってやってきた感じ。どんだけ出来るやつなの~!
ヘルシーとはかけ離れてきたけど、美味いから許す。

というわけで、後編もまだまだ食いまくる。

* * * * *
ギルティフリーフードvsめちゃくちゃ食べるというギルティな行動……。
このほこたて、どちらに勝敗が。

テレビ東京社員(現在BSテレ東 編成部出向中)。AD時代の経験談を『オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組作ってます』(朝日新聞出版)にまとめ、2017年に漫画家デビュー。ツイッターアカウントは@mafune_kana
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