ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方 101のルール〈22〉

一年の計は元旦にあり、貯蓄体質、マネー計画

文：生方正　構成：間野由利子

2019/01/16

A子さん、新年早々、福袋で限定品を手に入れて満足そうですね～。昔から、正月三が日にお金を使いすぎると「散財の年」になると言われていますが知っていますか？同じく昔から言われている言葉で「一年の計は元旦にあり」があります。A子さんはどんな計を立てたのですか…？え？もう元旦過ぎたから計画を立てるのをやめた…？（大汗）。今からでも遅くはないから、しっかりと立ててくださいね！「ミレニアル女子」連載22回目となる今回は、「一年の計は1月にあり。貯蓄体質になるためにやるべきことは？」についてお伝えします。

●ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方 101のルール〈22〉

1月に決めておきたいお金の目標

こんにちは。億万長者の生方（うぶかた）です。新年を迎えるタイミングで今年1年をどんな年にするかを考える人は多いでしょうね～。「思い出に残る旅行をする」、「資格を取る」、「5キロやせる」など、目標は人それぞれ。中でも、「ローンを返す」「節約を心がける」「月2万円貯金する」「投資を始める」など、お金に関する目標をたてることで、その年に貯まる貯蓄額も増えることになります。

しかし、漠然と「100万円を貯める」と決めたところで、達成できる人は少ないでしょうね。それどころか1カ月もたたないうちに挫折する人も……（汗）。気づけば6月、11月となり、12月末には立てた目標のことさえ忘れている、なんてことに（大汗）。

100万円を貯めたい。どうしたら達成できる？

お金を貯める目標を立てても実行できない人って、目標金額を達成したい明確な理由がないんじゃないかなって思うんですよね～。だって、もしも来年「結婚する」、「起業する」、「地方に転勤となり車が必要となる」とわかっていて、「絶対に100万円が必要」となったら、本気で貯めるでしょ。

「1年間で100万円を貯めるためには、月5万円で60万円。それだけじゃ足りないから、夏冬のボーナスで20万円を貯金しなくちゃ！」「今の給料だと、月5万円貯金するのは厳しいから、副業するかキャリアアップして毎月の収入を増やさないと」と思うのでは？

もちろん、給料を上げる方法を考える他に、飲み会への参加を自粛し、いつも外食ばかりしないで自炊するなど、節約生活も必須ですよ～。

昨年のお金の流れをもとに、今年1年の計画を立てる

もう一つ、目標金額を達成するためにやるべきことがありますけど、なんだかわかりますか？それは2018年の支出を見直すこと！

え？「家計簿をつけていないのでわからない」？(汗)。

記録をつけていなくても、カードの利用明細、銀行の振込み履歴を見れば大きな支出を振返ることは可能なのでは？セールで買った洋服、キャリアアップのために通った数々のセミナー、本当に必要でしたか？ 1年を振り返って、一度しっかりと自分のお金の使い方を見直してみてくださいね。それが貯蓄体質に変わる第一歩なんですから（キッパリ）。