貯まる黄金比率は「6:1:3」。消費、浪費、投資のルール、知ってる?
●ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方 101のルール〈16〉
ルール016 「消費」「浪費」「投資」の理想的割合とは?
こんにちは。億万長者の生方(うぶかた)です。
あなたはお金を支払うとき、その消費が「消費」「浪費」「投資」のどれに該当するか考えてから、財布のヒモを緩めていますか?
「消費」「浪費」「投資」がわからない!?簡単に説明しますね。
3種類の支出「消費」「浪費」「投資」とは?
消費……家賃や食費、光熱費、携帯電話料金、交通費といった生活していくうえで必要な支出。
浪費……衝動買いした洋服、何気なく食べているスイーツ、意味のない飲み会など、支払った額以上の効果が期待できない支払い。
投資……書籍、資格取得のための費用、健康増進のための食品やスポーツクラブの会員費など、将来の自分に利益をもたらすお金の使い方。
「消費」や「投資」のはずが、気がつけば「浪費」に
「消費」「浪費」「投資」の割合は人によって大きく違うと思いますが、一般的に7:1:2くらいがちょうど良いと言われているんですよ。ただ、僕は6:1:3にした方が自分の将来の可能性が広がると思うんですけどね~。
人によっては、天気予報を見ないで出かけているので、出先で雨に降られてビニール傘を購入したり、移動手段の確認を怠ったために、約束に間に合わせるために頻繁にタクシーを利用したりと、自分の不注意で「消費」の割合を増やしているかもしれません。
せっかく、美容や体のことを考えて新鮮な野菜を取り寄せても、外食続きで冷蔵庫の中でダメにしてしまっては、「消費」も「浪費」に変わってしまいます……(汗)。
でも、実は「浪費」も人生には必要だったりするのですねぇ~!
「飲み会はお金のムダ」「友達と会うのも、デートも自宅」「行動範囲は徒歩10分圏内」なんて厳しい縛りを入れていたら、お金のかわりにストレスが溜まっちゃいますからね~。
逆に「これからは、中国語よね!」とオンライン講座を申し込んだのに、途中でやめて放置してしまったら、せっかくの「投資」も「浪費」に……(大汗)。
人生を豊かにする、価値ある「投資」とは
え?僕の場合ですか?僕は、家賃や光熱費、食費などの「消費」を極力抑えて、できるだけ貯金をしながら、浮いたお金で自分に投資をしてきました。
趣味としてやっていたダンスやスノボも大好きな海外旅行に出会ってからは、だんだんと旅行に関することに時間とお金を集約するように変えてきました。
自分が価値あると思えることにお金と時間を「投資」し続けることが、人生を豊かにしてくれることになりますからね~。
「投資」とは、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動のことを指します。
つまり、自分の将来を明るい物にしたければ、時間やお金を投資して自分磨きをしておく必要があるということですね。
普段から財布のヒモを緩める際は「この支払いが将来の自分にどんな可能性をもたらすのか?」を、考える癖をつけてくださいね。
●今回のまとめ
- 「消費」を節約することで、投資や浪費に回せるお金が増える。
- 「浪費」を悪と決めつけて縮小しすぎると、きゅうくつな人生となってしまう。
- 「投資」をしても、将来の自分に利益をもたらさないものは「浪費」になりえる。
- 支出する際に、「消費」「浪費」「投資」のどれかに当たるのか考える癖をつける。
A子さん、お金を何に使うかで、5年後のあなたの資産はもとより、つき合う人までが大きく変わることになっちゃうのですよ~!
どうせなら、良いパートナーを探し当ててくださいね。
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構成:間野由利子
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