「この恋あたためますか」激甘最終話を味わい尽くす。<好き>だだもれの中村倫也、ずるい
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- 前回はこちら:森七菜「この恋あたためますか」9話。中村倫也「俺には君が必要だ」ラスト90秒で全部持っていく
最後までまっすぐな樹木、最後まで優しいマコっちゃん
「スイーツ×ラブ」ストーリーらしく激甘の最終話だった。
樹木「何なの?あいつ。何回も!何回も何回も諦めて、やっとよ!やっと次に進もうと思ってたのに。デリカシーがなさすぎ!ホントにムカつく」
急に来て自分の気持ちをぶつけた浅羽拓実(中村倫也)に井上樹木(森七菜)は怒りつつ、気持ちは変えられない。
樹木は、返事をするために新谷誠(仲野太賀)を呼び出した。なかなか言葉が出ない樹木に「しっかりしろよ。俺なんかに気使うなよ」と新谷。
樹木「私、社長が好きです」
新谷「拓兄ィのとこ行きな」
新谷の綺麗な涙といつも以上に優しい笑顔に拍手を送りたくなった。樹木は走り出す。最初から最後まで全力でまっすぐだ。
浅羽も樹木を探し、走る。
浅羽「好きだ」
樹木「悪いけど社長、私の方が100万倍社長のこと好きだよ」
この時のちょっといたずらな顔で、まっすぐ見つめる樹木が可愛すぎた。
樹木と新谷、樹木と浅羽。最後までどちらの関係も応援できた。
だだもれる浅羽の気持ち
最終話開始17分でお互いの気持ちを確かめた樹木と浅羽。そこからは見ているこちらが恥ずかしくなるくらい甘ぁいシーンの連続。9話まで謎の多かった浅羽の気持ちがはっきり見て取れて嬉しくもある。
周りの目も気にせずキス。銀杏並木で写真を撮り合い、「かわいい」と言い合う。浅羽から手を繋ぐ。クリスマスツリーを買いに行き「社長って呼び方そろそろ変えないか?」。聞こえないフリする樹木がまた可愛い。ツリーの飾り付け中、言い合いからのお姫様だっこで「樹木、ハウス」。呼び方がいつの間にか樹木になっているのも良い。浅羽は愛おしそうに樹木の髪を撫でる。さらに出張からサプライズで帰ってきて、それでも怒る樹木をキスで黙らせる。本当に「ずるい」。ココエブリィのカウンターでケーキを食べるのも2人の思い出の場所で楽しそう。浅羽の全ての行動から樹木を喜ばせたい気持ちが溢れていた。好きがだだもれていた。
樹木と浅羽が、新谷と北川里保(石橋静河)と以前のようにうまくいっているところもゆっくり見られて安心。
新谷も里保も、みんな誰かを想って動いていた。相手のことを想う気持ちが詰まっているからこそ、幸せを分けてもらえるドラマだった。
■「この恋あたためますか」全話レビュー
1:森七菜「この恋あたためますか」1話。中村倫也「うちのスイーツ、おもしろい?」ちょっと唇を噛むだけで色気がすごい
2:森七菜「この恋あたためますか」2話。読めない中村倫也、本当は甘いもの大好きなのでは?
3:森七菜「この恋あたためますか」3話。中村倫也のサポートとツンが樹木を育てる
4:森七菜「この恋あたためますか」4話。仲野太賀の突然のキスにときめく。だが中村倫也はやっぱり強敵
5:森七菜「この恋あたためますか」5話。幸せすぎる2組のデート。もうこのままハッピーエンドでもいいよ!
6:森七菜「この恋あたためますか」6話。中村倫也の浴衣姿に癒される。聞けない石橋静河に共感。
7:森七菜「この恋あたためますか」7話。森七菜の決断。中村倫也のスノードームが地獄を生む、つらい
8:この恋あたためますか」8話。里保「別れよう」に涙。わがままを言ってほしかった
9:森七菜「この恋あたためますか」9話。中村倫也「俺には君が必要だ」ラスト90秒で全部持っていく
「この恋あたためますか」
毎週火曜夜10時
脚本:神森万里絵江、青塚美穂
プロデュース:中井芳彦、黎景怡
演出:岡本伸吾、坪井敏雄、大内舞子
音楽:木村秀彬
主題歌:SEKAI NO OWARI 「silent」(ユニバーサルミュージック)
台本監修(コンビニ):吉岡秀子
商品開発監修:松澤圭子(株式会社トロア)
スイーツ監修:徳永純司(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ)
出演:森七菜、中村倫也、仲野太賀、石橋静河、飯塚悟志(東京03)、古川琴音、一ノ瀬颯、佐藤貴史、長村航希、中田クルミ、佐野ひな子、利重剛、市川実日子、山本耕史
https://www.tbs.co.jp/koiata_tbs/
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