「この恋あたためますか」7話。森七菜の決断。中村倫也のスノードームが地獄を生む、つらい

森七菜が主演を務めるドラマ「この恋あたためますか」がスタート。アイドルの夢破れたコンビニアルバイト・井上樹木(森七菜)とコンビニチェーンの社長・浅羽拓実(中村倫也)がコンビニスイーツの開発を通して、互いに引かれ合う姿が描かれます。樹木(森七菜)、浅羽(中村倫也)、新谷(仲野太賀)、里保(石橋静河)の四人の関係は大きく動いた7話。スノードームの行く末は……。

井上樹木(森七菜)の「好き」は浅羽拓実(中村倫也)に届いていた。浅羽は「君の気持ちには応えられない」としっかり向き合う。樹木は突然のことにあれは冗談だとごまかしてしまう。渡された瞬間は素敵に見えたスノードームが、みるみるうちに切ない象徴になってしまった。
浅羽考案のコンビニカーは、停電してしまった軽井沢へ向かう。そこで、四人の関係は大きく動いた。

樹木の決断

新谷「言葉だけじゃダメだよなぁ」
新谷誠(仲野太賀)は逃げずに自分の道を見つけようと初めて自分で考えてケーキを作った。樹木のことを想いながら楽しそうに作る姿が微笑ましい。
新谷は「一番最初に樹木ちゃんに食べてほしい」とケーキを樹木に渡す。
樹木は、ゆっくりと眺め、写真を撮りまくる。樹木の「うまい」の一言で幸せに包まれた。

樹木が悔しがってる時、落ち込んでる時、嬉しかった時、いつもそばにいてくれた新谷。樹木は、新谷の告白を受けることにした。新谷は、「よろしくお願いします」と手を差し出した樹木を思い切り抱きしめた。応援できるカップル誕生だ。

スノードームの行く末が気になる

浅羽は北川里保(石橋静河)に温泉旅行のお土産にキーホルダーを渡す。樹木の選んだものだった。里保の顔から一瞬で笑顔が消える。
里保に言わずに温泉旅行へ行ったことも、全く悪いと思っていない。新谷とは真逆で、人の気持ちが考えられない。というよりも、自分と違いすぎて理解できないようだ。
スイーツ発売のお祝いとしてネックレスも用意していたが、どんな気持ちでこれを選んだのか、その描写は全くなかった。値段は高そうだが、新谷のケーキの方が羨ましく感じてしまう。

第6話で樹木に贈られたスノードームは、浅羽に返された。
樹木「捨てるなんて無理。でも持っとくのも無理」
コーヒーを手渡し、手を握って温めてもらえるキュンキュンするはずのシーンがつらい。
スノードームのつらさは里保に飛び火する。浅羽と樹木のやりとりを見ていたのだ。さらに帰りの車に乗ると目の前にスノードーム。樹木が乗っても、里保が乗っても地獄だった。浅羽の気持ちの配慮のなさが窺える。それが良さでもあるが、里保には浅羽のそういうところが合わない気がしてならない。

新谷は、樹木と付き合うことになったと浅羽に伝える。浅羽が珍しく動揺しているように見えた。樹木に惹かれている自分に気づいたのか。

クリスマスケーキを一緒に食べるのは、誰と誰なのか。スノードームの行く末と共に気になる。

「この恋あたためますか」

1:森七菜「この恋あたためますか」1話。中村倫也「うちのスイーツ、おもしろい?」ちょっと唇を噛むだけで色気がすごい

2:森七菜「この恋あたためますか」2話。読めない中村倫也、本当は甘いもの大好きなのでは?

3:森七菜「この恋あたためますか」3話。中村倫也のサポートとツンが樹木を育てる

4:森七菜「この恋あたためますか」4話。仲野太賀の突然のキスにときめく。だが中村倫也はやっぱり強敵

5:森七菜「この恋あたためますか」5話。幸せすぎる2組のデート。もうこのままハッピーエンドでもいいよ!

6:森七菜「この恋あたためますか」6話。中村倫也の浴衣姿に癒される。聞けない石橋静河に共感。

イラスト、イラストレビュー、ときどき粘土をつくる人。京都府出身。
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