「この恋あたためますか」8話。里保「別れよう」に涙。わがままを言ってほしかった

森七菜が主演を務めるドラマ「この恋あたためますか」がスタート。アイドルの夢破れたコンビニアルバイト・井上樹木(森七菜)とコンビニチェーンの社長・浅羽拓実(中村倫也)がコンビニスイーツの開発を通して、互いに引かれ合う姿が描かれます。クリスマスまでの期限付きで付き合うことになった樹木と新谷誠(仲野太賀)。でも樹木も社長もそれぞれが忘れられないようで……。

浅羽 「ごめんなさい」
第8話はロボット掃除機に謝るボサボサ髪の浅羽拓実(中村倫也)からスタート。浅羽は、井上樹木(森七菜)のことが気になって仕方がない。大人な恋かと思っていたら、青春ドラマを見ているような気持ちになる。
逆にどんどん大人っぽくなる樹木からも目が離せない。

一発逆転するのは誰か

クリスマスまでの期限付きではあるが、付き合うことになった樹木と新谷誠(仲野太賀)。樹木に座ってほしいソファー探しのデートが微笑ましい。クイズ番組を見ながら、「一発逆転は気になって楽しめない」と新谷。一方、樹木は「私、大好き。一発逆転」。楽しそうな一幕だが、新谷が一発逆転されてしまうのではないかとどこか気になってしまう。
デート中、コンビニカーで販売をする浅羽と里保に遭遇する。気まずそうな樹木。新谷と繋いだ手を離す。
新谷といる時間が楽しいのは本当。しかし、樹木はやはり社長のことが忘れられないでいるようだ。

めんどくせー2人

樹木は会社の新しい方針に従わず、スイーツ開発から外されてしまう。クビから守るため三田村課長なりに守ってくれているのだ。初めは煙たがられた樹木もしっかりメンバーの一人として受け入れられている。
樹木は気持ちの整理のつかないまま、店舗に販促物を持っていくことに。店長・上杉和也(東京03・飯塚悟志)の計らいで、浅羽のコンビニカーの準備を手伝うことになった。初めはよそよそしい2人だったが、自然と笑顔になっていく。
樹木 「社長ってやっぱめんどくせー」
浅羽 「俺もだよ。そのタメ口めんどくせー」
樹木と浅羽の釣り合いが取れていないようで取れている掛け合いはクセになる。

里保の決断に涙

浅羽 「俺がつくりたいコンビニ、一緒につくってくれるんだろ?」
浅羽と出会い樹木は一気にやる気を取り戻すが、それを見ている北川里保(石橋静河)が辛い。自分を見てくれているのか、ずっと不安そうだ。
里保と浅羽はバーベキューへ。里保は、以前付き合っていた時に「別れよう」と言ったのは、こっちを見てほしかったからだと打ち明ける。その上で、「別れよう」と告げた。「特別な関係なんだよ。拓実と樹木ちゃんは」とも。好きなのに、今度は本心の「別れよう」で自分から身を引いた。一度でいいから、浅羽にわがままを言ってほしかった。別れることが後悔しない決断だったと願いたい。

浅羽はより一層他のことが手につかなくなる。社長の時に見せていた余裕で大人な雰囲気はどこへやら。
浅羽は樹木に会いにいく。何を告げるのか。

「この恋あたためますか」

1:森七菜「この恋あたためますか」1話。中村倫也「うちのスイーツ、おもしろい?」ちょっと唇を噛むだけで色気がすごい

2:森七菜「この恋あたためますか」2話。読めない中村倫也、本当は甘いもの大好きなのでは?

3:森七菜「この恋あたためますか」3話。中村倫也のサポートとツンが樹木を育てる

4:森七菜「この恋あたためますか」4話。仲野太賀の突然のキスにときめく。だが中村倫也はやっぱり強敵

5:森七菜「この恋あたためますか」5話。幸せすぎる2組のデート。もうこのままハッピーエンドでもいいよ!

6:森七菜「この恋あたためますか」6話。中村倫也の浴衣姿に癒される。聞けない石橋静河に共感。

7:森七菜「この恋あたためますか」7話。森七菜の決断。中村倫也のスノードームが地獄を生む、つらい

イラスト、イラストレビュー、ときどき粘土をつくる人。京都府出身。
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