コロナ対策で外出控え。突如生まれた「ひとり時間」をどう過ごす?【ナリくんのお悩み相談40】
●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん 【お悩み相談編】
Q:今回のお悩み ↓
- 新型コロナウイルスの影響で休日のお出かけは中止、仕事もしばらく在宅勤務に。突如うまれた膨大な“ひとり時間”をどう過ごせばいいかわかりません。
ナリさんならどうしますか?
「時間がある」ことの価値を考えてみよう
僕は20代前半の頃に起業したのですが、その理由の一つに「今が一番時間があるから!」というのがありました。
当時僕は、男の一人暮らしでした。周りの年上の男性や、結婚したり、子育てしたりしてる人を見てると、とにかく時間に余裕がなさそうでした。
そりゃ、子育てしながら(子供の年齢にもよるが)悠々自適に自由な時間を作って暮らしている人も、多少は居たでしょうが、そういう人だって過去のどこかの時点で「今が勝負!」って時期がきっとあったはずです。
「今は婚活の勝負どき!」「今は英語勉強の勝負どき!」「今は仕事の勝負どき!」「今はメンタル強化の勝負どき!」などなど。
「今が勝負!」って時には、自分の持ってるリソースを全て、一つのことにぶち込んで、そこである程度の結果を出すことって人生でとても重要だと思います。
その一つのことが、その人の未来で「悠々自適な生活」を生み出すのでしょう。
経済的にも、社会的にも自由に生きてる人や、何かしらの分野で、「すごい!」と呼ばれるポジションにいる人は誰でも「一つのことに全てのリソースをぶち込んだ時期」というのは必ずあると思います。
そして「一つのことに全てのリソースをぶち込んである程度の結果を出す時期」を実現するためになによりも必要になるのが《時間》です。とにかく《時間》です。絶対的に《時間》です。
起業した当時、僕は男の1人暮らしでした。男の1人暮らしって、史上最強に時間だけあります(笑)。とは言っても、準備することが必要です。
まず、家賃を鬼下げます。当時僕は東京の江戸川区葛西に暮らしていましたが、家賃は35000円(水道・電気代込み)でした。キッチンとトイレは共同です。次に、食費も鬼下げます。毎日100円ローソンで、カップ焼きそばの大盛りを買って食べていました。これは、食事の時間の節約にもなります。
家賃を下げると、その分収入を増やす必要がなくなるので労働時間も減らせます。減らした労働時間を、そのまま勉強の時間に当てられます。友達と遊ぶこともしませんでした。
一つのことに全てのリソースをぶち込め
とにかく、「男の1人暮らし」ができるのって、人生スパンで見ても、当然人によりますが10〜20年くらいなのかと思います。
結婚したり、子供ができたりしたら、家族と過ごす時間が大切になるだろうし、考えるべきことが、途端に増えると思います。
それにこれがすごく重要なことだと思っているのですが、家族と過ごす時間を有意義なものにするために、「家族がまだいない時間から準備しちゃう」のがいいと思います。
ケンドーコバヤシさんが「まだ見ぬ娘へ」と、生まれてもない自分の娘(そもそもケンコバは結婚もしてない)のためにラブレターを書くというボケをテレビでしてたけど。まさにあれです(笑)。
まだ見ぬ家族のために、すでに準備を始める。まだ見ぬ未来のために、すでに準備を始める。
それが、「何か一つのことに全てのリソースを打ち込む」ということで、そのためにはなによりも《時間》が必要で。男の1人暮らしは、最強に時間だけがあるので、それを最大限利用しました。
男って書いてきましたけど、telling,さんは女性向けのwebサイトでした(笑)。でも女性の1人暮らしでも、全く同じことです。
「突如うまれた膨大な“ひとり時間”をどう過ごせばいいかわかりません」
とのご質問でしたが、突如生まれた時間は、まだ見ぬ未来のために、持てる全てのリソースを打ち込む時間にしてみたらいかがでしょう?
人生で一番貴重なものは、時間だと思ってます。突如できた時間は、せっかくなので何かにぶち込みましょう。
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