「すき」でつながるってすごい!
●編集部コラム
少し前のことになりますが、リーマントラベラー・東松寛文くん主催の「リーマントラベラー大忘年会」に行ってきました。リーマントラベラー的生き方をしている人、リーマントラベラーのファン、彼の友達(私です)、などなど、ざっと50人ぐらい?が集まったでしょうか。彼が2018年に旅してきた国とおもしろエピソードを紹介する一部と、参加者同士が飲み食いしながら懇親する二部からなるイベントでした。
リーマントラベラーならではのエピソードが面白かったのはもちろんですが、特に私が感動したのは「その場にいる全員が旅好き」ということ!
「旅好きしかいない」空間
世界一周のコラムを書いたり、編集部コラムでも旅の話をしたりなど、自他ともに認める旅好きの私ですが、普段は「へええ~すごいね!(私はしない・できないけど!)」とか「旅に行き過ぎじゃない?」みたいな反応をもらうことがほとんどです。しかし!その場に集まったのは、歴々の猛者たち!
40カ国以上行ったことがある、という人や、なんともレアな東ティモールに行ったことがある、という人、旅のために会社を辞めたという人、などなど……話す人話す人、「すごい!」「それってどういうこと?」「どんな場所?」って聞きたくなってしまうエピソードを持っている人ばかりでした。
聞けばみなさん、やっぱり周りに旅好き(しかも、かなりの!)はそこまでいないらしく、ここぞとばかりに話したい、聞きたい!という気持ちにあふれた空間になっていました。
好き同士だからのリスペクト
そして思ったのは、みんな純粋に「面白い!」「知りたい!」って目を輝かせているなあってこと。そして、お互いへのリスペクトがとてもあるな、とも感じられました。「●カ国行った俺すごい」ではなくて、「いろいろ行ったけど、その旅は経験したことないから、教えてほしい」みたいに、とても貪欲だし、面白いことを共有したいという気持ちでいっぱいなのです。
なんだかじーんとしてしまいました。好きなものを好きなだけ語れて、みんながキラキラできる空間っていいなあ、と。そしてこんな空間を作れるリーマントラベラー・東松くんはすごい!と、改めて思いました。彼の「旅が好き」という気持ちが広がって、こういう「場」も作れるようになるんだなあ。telling,でもみんなが語れる「場」みたいなものをもっと作れたらいいなあと常々思っているので、編集者としてすごく学びのある体験でもありました。やっぱり、好きのパワーってすごいよね。
ちなみにたまたま話していた中に既婚女子が2人いて、なんとそのうち1人は旦那さんも一緒に来ているという旅好きだったのですが、2人とも「子どもなんて作ってる暇も余裕もない!そんな時間とお金があったら、夫と2人でもっともっといろんなところに旅行に行きたい」と言っていて、思わずガッチリ握手しました。
同士よ!(笑)