結婚式続きでご祝儀貧乏! どこまで参加すべき?
●スタバが好き、お金も好き。投資家×お金ワカラナイ女子のQ&A 14
生徒:来月、会社の同僚の結婚式なんですよね〜。最近、結婚式続きで。
先生:いいんじゃないですか? 結婚式。
生徒:おめでたいことなんですけど、ご祝儀にお金がかかるじゃないですか。私はたぶん結婚しないだろうし、そうなると「払ってばっかり!?」って……。
先生:まあ、そうなるでしょうね。
生徒:先生は、結婚式に出るメリットってなんだと思います?
先生:主催者とのパイプを太くすることです。もともと仲のいい友達だったら、今後の付き合いも兼ねて出席します。逆に、それほど深いつながりを必要としない職場の人の結婚式はすべて断ってましたよ。
生徒:え〜! それ、人間関係悪くなりません?
先生:なりませんよ。職場ではちゃんとコミュニケーションも取っているわけだし、関係は良好です。だからといって、仕事以外で付き合う必要はないでしょ。まあ、女子は毎日一緒にランチ食べたりと、ベッタリしてますからね〜。大変ですね!
遠方の結婚式に参加。お車代ってどうなるの?
生徒:ところで、遠くの結婚式に呼ばれた場合、交通費って自腹で払うものなんですかね。
先生:私の場合は、「結婚式に参加する=その人とのつながりを深くしたい」と考えるので、もちろんご祝儀とは別に自分で払います。
生徒:実家の幼馴染や、何年も会っていない親戚は?
先生:同じですよ。昔仲がよくて、今後も仲良くしたいのであれば払うし、そうでないならそもそも結婚式すら出席しません。逆に、自分が人を呼ぶときも同じです。お車代を包んでも来て欲しいと思うのか。そうでないならそもそも呼ぶメリットはないわけだし。
生徒:バッサリいきますね~。
角が立たないうまい断り方を知りたい!
生徒:結婚式の断り方って難しいんですよね。直前だったら「どうしても都合がつかなくて」といえるけど、「半年後のこの日にやるから開けておいてね」といわれたら……。
先生:友達であれば「同じ時期に親戚の結婚式が入っている」といい、逆に親戚であれば「会社の記念式典がある」「仕事が立て込む時期で、休日出勤になるかもしれないから」といって、断ればいいのでは?
そもそも親しくないとか、今後も深い付き合いをするつもりがないから、出席したくないわけでしょ?
生徒:う……。その通りです……。
先生:だったら無理して出席しなくてもいいでしょ。ご祝儀だけじゃなく、時間もかかっているわけですから。そこにお金と時間をかける価値はありますか。
自分の結婚式、どこまでお金をかける?
生徒:ところで、もしも先生が結婚式をするとしたら、お金はかけるんですか?
先生:結婚式はブライダル業界がもうけるために作り出したシステムが現代の姿になっていると思います。だから、はっきり言ってそこにお金をかけようとは思いません。しかし、結婚するとなると相手の一族とのお付き合いも大切なので、一族を集めて食事会は開きます。まあ、奥さんとなる人が納得してくれたら、の話ですけど。
生徒:先生の場合は、そもそもそこを理解できる人じゃないと結婚しなそうですけどね。
先生:そうですね(笑)。相手の親に納得してもらうために、費用対効果を示すとともに、浮いたお金でハネムーンを豪華にするなど、メリットを見せると思いますよ。
生徒:でも、最後は新婦の母親の「花嫁姿を見たい」で説得もぶっ壊れたりして……。
先生:そうなったら「花嫁姿は写真館で見られますよ〜 」で、話をまとめますかね。
生徒:なるほどね。結婚式問題って、女子の中ではモヤモヤ度高いところですが、1つ判断基準ができてよかったです!
(ジョージ先生のつぶやき)
親しい人の結婚式は、他人である私にとっても喜ばしいことです。ただ、場合によっては「職場の先輩だから」「親戚だから」という立場上の問題で声がかかることも。本当にお祝いしたい気持ちがあれば参列しますが、義理なら参加しない。目先の金銭よりも、今後どの程度のお付き合いをしたいかで、出欠席を考えればおのずと判断できるのでは?
●今回のまとめ
- お祝いしたい気持ちがあれば交通費を払ってでも参加。逆もしかり
- 断るときは「親しい人の結婚式が重なった」など、角を立てないよう言い方に配慮する
- 参加するかしないかは、今後付き合いたいかどうかで判断する
監修:生方 正