スタバが好き、お金も好き。投資家×お金ワカラナイ女子のQ&A 13

秋、運動を始めたい!ジム通いとホームジム、どっちを選ぶべき?

お金は貯めたいけれど、節約も貯金も苦手でお金がないナシコさん。40代までに投資と節約をバランスよく進めた億万長者のジョージ先生に、お金&時間との付き合い方を相談します。今回は、”ジム通い”について考えます。 生徒のナシコさん:31歳、独身、女性、中小企業に勤める。現在、お金に困っているわけではないけど、結婚しないかもしれないため、将来マンションを購入することを考えている。 ジョージ先生: 元公務員。不動産投資で資産形成し、40代でアーリーリタイア。現在は日本の自宅と海外の別荘を行き来し、悠々自適の生活を送る。

●スタバが好き、お金も好き。投資家×お金ワカラナイ女子のQ&A  13

生徒:この間、ビーモンスターに行ってきたんですよ。暗闇の中、音楽がかかって、その中でボクシングの練習をするんですけど、すっごく楽しかった!

先生:ビーモンスターってなんですか?

生徒:今、女子に人気の暗闇ボクシングフィットネスですよ。日ごろのストレス発散! ジム全体で大音量の音楽がかかっているから、それに合わせて練習していると、あっという間に終わっちゃうんですよね。スポットライトも浴びて、非日常的な空間の中トレーニングを行うからテンション上がるし、ボクササイズをするとスカッとするんですよ。

それに、TABLE FOR TWO(※)を通してレッスンプログラム中の運動で消費したカロリーを計算して、消費カロリー300kcalにつき発展途上国の給食1食分(300kcal相当)を開発途上国へ送ることができるスポーツプログラムもあるんです。

※※開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動

先生:運動してストレス発散したうえに、社会貢献にもなるってわけですね。ジム代はいくらかかるんですか?

生徒:平日昼間や24時間使えるなどいろんなプランがあって1万1000円~2万円。チケット制だと1回5000円から。この間はお試しで1回無料だったんですよ。通ったら楽しそう~。

先生:健康のためにも運動はしておいたほうがいいし、通うのもいいんじゃないですか? ただし、続けられればですが。私も、会社員時代はジムに通っていましたが、社内の施設だから無料でした。今は、自宅にジムとプールがついているから、無料で使えますが。

生徒:先生はいいですねえ、自宅にジムがあって。時間の制約もあるし、通うのも大変だしな~。どうしようかな。

格安で通うなら自治体運営のスポーツジムがおススメ

先生:最近、24時間制のスポーツジムは増えていますからね。「エニタイムフィットネス」「ファストジム24」、2018年2月からはファミリーマートが月額7900円で通える「Fit&Go」という24時間型ジムを開設していますよ。

もっと安いところがよければ、区民センターのスポーツジムを使えばいいのでは? お風呂もサウナもついて1回500円くらいで使えるでしょ。ただ、基礎的なことを知るためには、パーソナルトレーナーをつけたり、サポートしてくれるスタッフがいたほうが効果は出やすいと思いますが。

自宅にいながら運動できるオンラインフィットネス

生徒:今、スマホで検索してみたら、オンラインフィットネスなんていうのも出てきました! YouTubeだったら無料でヨガやストレッチの映像を見られるけど、自宅で一人だとなかなか続かなくて……。

先生:オンラインだったら続くんですか?

生徒:トレーナーの人がついてくれれば。「ポケジム」というサービスだとSkypeを使って、プロトレーナーとのマンツーマンレッスンを自宅でも受講できるって。

ヨガや体幹トレーニング、ストレッチなどを10分単位で受けられて、しかもレッスン後にはトレーナーからレポート・アドバイスがつくみたい。10分あたり約1500円かぁ。

先生:隙間時間を有効活用するわけですね~! ジムでパーソナルトレーナーをつけたら1時間1万円くらいだから、まあいいんじゃないですか? 

せっかく始めた習いごと。続けるために大切なこと

先生:大事なことは、続ける仕組みを作ることですよ。朝起きてすぐにやる、帰宅したらシャワーを浴びる前にやるなど、何かをする前やあとにやると決めておくことです。「毎日1回やる」だと、朝も昼もやらず、夜は疲れて寝てしまい、結局その日はやらなかった、ということになりかねませんからね。

ジムで体を動かすのは健康にも精神的にもいいことだと思いますよ。ただし、痩せたいのなら、スタバの新作が出るたびに買いに走るのを控えたほうがいいと思いますけどね~。わざわざお金を使って痩せるのに、スイーツを買うのにまたお金を使っていたらそれこそ無駄でしょ。

生徒:あ、バレてました?(笑)

(ジョージ先生のつぶやき)
スポーツジムに通うとお金はかかりますが、何もしないで筋肉が落ちたり病気になって医療費を払うことを考えたら、今のうちにお金を払ってでも運動しておいたほうがいいかもしれませんね。トレーニングの基礎がわかったら、あとは区民センターが運営している安いジムに変えるというのも手ですよ。

 ●今回のまとめ

  •  ジムを活用して運動する習慣をつけることで、将来の医療費削減につながる
  • トレーニングを続けるためには、毎日の生活の中でルーティン化することが大切
  • 痩せたいなら、ジム通いする前にスイーツなどに使うお金を見直すべき

監修:生方 正

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明治大学サービス創新研究所客員研究員。ミリオネアとの偶然の出会いをキッカケに、お金と時間、行動について真剣に考え直すことに。オンライン学習講座Schooにて『文章アレルギーのあなたに贈るライティングテクニック』講座を開講中。
明治大学サービス創新研究所客員研究員。就職当時から節約生活を送り投資で財を築く。早期退職した現在は海外の別荘と日本を行き来する日々。著書に「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」
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