意識、どんどん下げてこう。

【ナリ心理学ナリくん】人と人は分かり合えない。

月間400万PVのAmebaオフィシャルブロガー、公式line@のフォロワーは約34,000人。心理学や哲学について、笑いを交えながら教えてくれる「ナリ心理学」ナリくんのエッセイ&お悩み相談です。無理して「意識高い系」でいようとするより、今までとはちょっと違った見方、していきませんか。毎週木曜更新です。

●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん 11

人と人は分かり合えない

ほんとにいろいろ考えたんですけど、どうしたって「人の気持ち」なんてわからないことに気づきました。
だから、自分のことを「人の気持ちをわかってあげられない人間だ」なんて、蔑まなくてもいいのですよ。

人間は、誰も人の気持ちなんてわからないのだから。それって当たり前で、別の個体なんだから。2人いたら心が2つだ。親と子だってわからない。双子だってわからない。

「いや、私たちはお互いの気持ちを完璧に分かり合えてる」という人がいても(いたらいたで全然いいのだけど)、残念ながらそれはそう言ってるだけだ。絶対に、それを証明することは不可能だ。もちろん、その人たちが幸せだったらそもそも証明なんてどうでもいいし、私たちは通じ合ってる! で完結。そこに介入しようなんて思ってないけれど。

無理に合わせていると、心がすり減る

人と人が分かり合えることなんて不可能。

自分のまわりに、理解できないことをしている人や、理解できないことを要求してくる人っていると思います。それを、理解しようとして頑張ったり、応えようとして頑張って、疲れてしまう。理解できないこと、納得できてないこと、同意できてないことを無理やりやろうとすると、心がすり減っていく。

人は、自分ではなく、誰かにやらされてる時間が増えれば増えるほど自我が薄くなり、自分を見失う。
つまり、理解できない人の言動に合わせようとすると、自分を見失うってことだ。

“尊重”し合うためには別れが必要なことも

ただ、尊重し合うことはできる。

尊重し合うというのは、「あの人のやってることはまったく意味がわからないけど、あの人にはあの人なりの理由があるんだな」と考えることである。

理解できなくてもいい。意味がわからなくててもいい。あの人にはあの人の考え方があるのだから。否定はしなくていい。

ただ、尊重し合うということは、お互いの考え方が違うのであれば、「スッキリ別れる」ことが大事で、それを決断する勇気が必要だ。

別れる勇気がないとき、無理にでも相手のことを理解しようとして、自分の心をすり減らすことになってしまう。それに、自分は相手を尊重しようとしても、相手は「理解しろ!」と強制してくることはある。それも、尊重しなければいけない。つまり、合わないのであれば別れる決断をしっかりするってことだ。

人と人は理解しあえない。その上で尊重したいと思うかどうか。

そうすると、人間関係はものすごくドライに感じるが、自分への負担が減っていく。

人と人はわかりあえない。尊重し合うことだ。

次回は<男のトリセツ>こちら

   

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月間400万PVのブログを運営する株式会社ナリ心理学を主宰。Amebaオフィシャルブロガー。
フォトグラファー。北海道中標津出身。自身の作品を制作しながら映画スチール、雑誌、書籍、ブランドルックブック、オウンドメディア、広告など幅広く活動中。