婚活をナナメから見る

教えて!「追い込み婚」で結婚した横澤夏子さんの婚活とは

「婚活は楽しかった!」。満面の笑顔で語るのは、結婚1周年を迎えたばかりの横澤夏子さん。その記念日であり28歳の誕生日でもある7月20日には、著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売になりました。時間とお金を無駄にしない、フラれても落ち込む間もなく動き続け、100回を超える婚活パーティに参加したという“強者”の戦略・戦術すべてを盗むべく(?)、telling,では絶賛婚活中の私・松永が深くお話を聞いてきました。

●婚活をナナメから見る 08

行けば出会える、行ったからにはモトをとります

――横澤さんは20代と若く、しかも芸能界という華やかな場所にいらっしゃるのでたくさん出会いがありそうです。

横澤 確かに出会いはありますが、仕事が終わるとみんな速攻で帰ったり、女芸人だと、そもそも恋愛対象から外れやすいんです。だけど仕事場の外には出会う場がたくさんある。それならどんどん動かないとって思ったんです。ときには婚活強化月間と銘打って、一日に3件婚活パーティをはしごしたことも。東京駅会場に行って、新宿へ戻って、ヘロヘロになりながら渋谷に行く。

 ただ、「今日は3件行く!」と目標を立てると、どこかで連絡先くらいは交換できるだろうと余裕が生まれます。もちろん何も残せなくて悲しい気持ちになる日もあれば、強化月間で「パーティに行ったこと」に満足した日もありましたね。そこで仕事が終わったような気がしてしまって()。 

――婚活パーティによっては、1分刻みで回転寿司のように男性が席をくるくる移動していくタイプもあります。相手がどんな人だったか覚えきれない、という話も耳にしますが。

横澤 ありますねー。でも、「出会いがない」と思っていたはずが、ベルトコンベアーのように男性が次から次へ会いに来てくれるんですよ!? うわ、楽しい! って思っちゃいました。1分程度の時間で「休日何してるんですか?」「私も一緒に行きたいです!」なんて次に繋がるような話をしたり、波長が合うなと思えた人は「夏子ポイント」ゲット! メモに〇をつけて次のフリータイムに進みます。パーティで好きな人に出会えるのは50人に1人くらいだけど、行けば、出会える。行ったからにはもとはとりますよ。

――ただでは帰らないぞと。

横澤 ええ(キッパリ)。会費が女性は500円で、男性が6000円だったりすると、男性側がぐいぐい来ることもあります。そりゃもう、「ああ、アナタは6000円出して私に会いに来たのね」って思っちゃいます。

 こちらも時間のもとは取ろうと思うし、時間とお金を無駄にしないのがモットーなんです。出し惜しみせずたくさん連絡先を交換して、1回は飲みに行ってみる。そこでその彼に決めなくてもいいし、彼のお友だちにいい人がいるかもしれない。連絡先を交換するときは、「あなたの友だち全員紹介してくださいね」って気持ちで交換しています。

 ――男性側からも紹介を期待されることもありますか?

横澤 ありますあります! トレード! こっちは看護師のカード持ってるけど、そっちはどのカード出すの? とか、ビジネスパートナーとかクライアント様って思いながら接したこともありました。

究極の3択クイズとは!?

――ご著著では、3回目のデートの終盤で「究極の選択」を迫るという驚きのテクが紹介されています。①結婚する ②付き合う ③二度と会わないという、文字どおり「究極の3択」にその場で答えさせる。タイトル通り追い込む感じが出ています。

横澤 はい。無理なら無理って早めに言って欲しいんです。OKなら棚ボタだけど、ダメならダメで、次のパーティ予約しますから(笑)。そこでもし「まだ考えたい」とかタイミングが合わないなら、運命の人じゃないんだと吹っ切れる。何回もダラダラデートしませんよ。3回目の時点で「私はどうですか?」と聞きたいし、ちゃんと付き合っている称号が欲しい。

 そうでないと、ズルズル続けた半年後は思い出が重さにのしかかっちゃてると思うんです。この人しか出会えなかったと一人にこだわらなくてもいいわけで、この人本当に大丈夫? というのも早めに知りたいですね。せっかちかもしれませんが、パーティはどこかしらで毎日開催されているんです。行けば出会えます。

 この秘法、どんな男性にも通用するかはわかりませんが、チラつかせるのはいいかもですよ。婚活パーティでの出会いなら、そもそも全員が結婚に向けて前向きな方が集まっているから、その後の展開も進みやすいと思うんです。 

パーティに行けば、必ず「出会える」んですよ!

結婚することが幸せ?

――今って結婚してもいいし、しなくてもいい。色々な選択肢が広がったと思います。横澤さんの幸せ = 結婚することだったのでしょうか?

横澤 そう思っていたときはありました。同窓会に行くと、みんなキラキラ輝いて見えたので。でも実際結婚してみたら、既婚者が楽しんだり見せびらしてると私が思い込んでいただけでした。既婚者でもそうでなくても、人生楽しんだもん勝ち。自分が勝手にフィルターをかけて見ていたんだなと気づきました。自分が結婚したからと言って、皆さんも是非! とはまったく思いません。結婚したい人は婚活すればいいし、そうでない人は、もちろんしなくていいですよね。

薬指にさりげない輝き……

“自分”を知りたければ、婚活にいそしむべし

――とはいえ、婚活の激戦の末にめでたく結婚なさったわけで、そのお立場から、何かメッセージをいただくとしたら?

横澤 「婚活は楽しかった!」ということは強くお伝えしたいです。もちろんしんどい日もありましたが、コミュニケーション能力がかなり上がった気がするんです。パーティのあとで、その日に知り合った女性たちと行く女子会ではさまざまなノウハウを伝授しあって数々の秘策を得ましたし、自分のことを見つめ直すには、このうえない機会の連続でした。

 いいオトコ、いないじゃん! って思っていたのが、その彼らに育てられた面もあり(笑)。それすらも楽しめたかと。アミューズメントパークだと思って行ってみるのもいいと思います。ホント、いろんな人がいて、確実に「出会える」んだから。

   *   *   *

〈取材を終えて〉 「婚活はアミューズメントパーク」という発想は新鮮でした。そんな中からお相手をどうやって結婚まで「追い込んだか」も、本では赤裸々に明かされています。私もさらに楽しみながら婚活してみます!

●具体的な“使える”ノウハウが満載。横澤さんの著書はこちら

『追い込み婚のすべて』

『追い込み婚のすべて 』

プロポーズなし! ? 作戦通りの追い込み婚! ? 白馬の王子様が絶滅した今、私たち女性はいかに結婚するのか? その答えがここに!
著:横澤夏子 発行:光文社
1512円+税

●横澤夏子(よこさわ・なつこ)さん
1990年07月20日、新潟県生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。まわりの身近な女性たちからヒントを得たモノマネ芸・一人コントが人気。「王様のブランチ」(TBS)、「ノンストップ」(フジテレビ)、「土曜日はダメよ!」(読売テレビ)ほか、ラジオ、CM、ライブなど広く活動中。

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東京生まれ。千葉育ち。理学療法士として医療現場で10数年以上働いたのち、フリーライターとして活動。WEBメディアを中心に、医療、ライフスタイル、恋愛婚活、エンタメ記事を執筆。
20~30代の女性の多様な生き方、価値観を伝え、これからの生き方をともに考えるメディアを目指しています。
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