川口春奈×横浜流星『着飾る恋には理由があって』6話。シェアハウスに向井理追加!奇妙で豪華すぎる共同生活

川口春奈主演「着飾る恋には理由があって」。インテリアメーカーの広報として、メディア対応や広告宣伝のPR活動などを担当する真柴くるみ(川口春奈)。ひょんなことから個性派揃いのシェアハウスに住むことになります。ところが、なんと次は新たに祥吾(向井理)がシェアハウスに加わり……。奇妙で豪華すぎる共同生活が始まります。

真柴くるみ(川口春奈)と偶然再会した元社長・葉山祥吾(向井理)。トルコから帰国したはいいが、鞄を盗まれ交番へ向かう途中だった。くるみは葉山を家に招き、葉山を交えた6人の奇妙な共同生活が始まった。

豪華すぎる食卓

階段から降りてくる葉山と藤野駿(横浜流星)。「おはようございます」とすでに仕上がっているくるみ。鯛の出汁を使った和食を用意して待っている香子さん(夏川結衣)。何も知らず驚く寺井陽人(丸山隆平)。葉山の登場でいつも穏やかなはるちゃんがはるちゃんらしからぬのも良い。ちょっとよそ行きの笑顔が可愛い羽瀬彩夏(中村アン)。勢揃いのテーブルが豪華すぎた。

葉山の宿泊に反対するかと思った駿は、すぐに葉山と意気投合。スペイン料理のフィデウアを作る約束までする。
そして、夜には餃子パーティーでまた勢揃いした。
葉山の人柄がそうさせたのももちろんあるが、メンバーの信頼関係の深まりがあの土間スペースで感じられる。誰かの悩みを聞くのも、誰かを見守るのもあの土間だった。

葉山こそくるみと対照的な存在

くるみが葉山にネクタイを締めるシーンが再び見れた。
ずっと着ているパーカーでも、借り物のパジャマでも、スーツでも輝きが変わらない葉山こそ、着飾るくるみと対照的な存在だ。
葉山は「真柴だったんだよな。トルコで荷物誰に送ろうかなって思ってた時に、一番に思い出したのは」と、よりによって駿に打ち明ける。駿は、心穏やかでない。くるみの壁コンコンの「おやすみ」を無視し、洗濯物を畳む。気持ちを奥の奥に仕舞い込むような表情が切なすぎた。

「“いつか”は“今から”だから」
「成功より挑戦を目標にしたい」
「真柴のいつかは、いつ?」
名言連発して、再び葉山は旅立っていった。

羽瀬ちゃんとくるみのストレートさにキュンとした

香子さんから駿の元彼女・福本葉菜(山本千尋)がお店を続けていると聞かされた駿。さらに心穏やかでなくなり、店のことにアドバイスしてきた葉山につっかかってしまう。いつもと様子が違う駿を心配して話を聞きに行ったくるみは「真柴さんには関係ない」と冷たく言われ、駿のことがもっとわからなくなった。

はるちゃん「これ以上何かなくすんは嫌やから、最初から持たへん。すぐ手離して、平気なフリしよんねん。つまり、真柴ちゃんに冷たくしたら、それは大事やってこと」

駿の気持ちはそこまでわかっていて、羽瀬ちゃんの塩対応には何も気づいていないはるちゃん。羽瀬ちゃんからの突然のキスに戸惑う「おっと。」に思わず笑ってしまった。羽瀬ちゃんは、駿と同じく、わかりにくいようでわかりやすい。清々しい笑顔で立ち去る羽瀬ちゃんにキュンとした。

はるちゃんの言葉で駿の気持ちが少し理解できたくるみ。自分から手を離そうとする駿の口を塞いで「黙れ」から、唇を摘んで黙らせたまま想いをぶつける。
くるみ「藤野さんだよ」
その後のブランケットバックハグまでの流れが幸せすぎた。

度々登場する葉菜はどう絡んでくるのか。バッティングデンターで発散していたのが葉菜のことではなく、くるみと葉山のことだったことで安心はしたが。
駿がくるみの頑張りすぎるところを少しづつ解いてきたように、くるみが駿の心を溶かしていくのをじっくり見届けたい。

イラスト、イラストレビュー、ときどき粘土をつくる人。京都府出身。
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