文章が書けない人に読んでほしい「上手に書くコツ」
ライターだけど、文章を書くのが苦手
長年ライターをやっていますが、実は書くのが苦手です。まわりの人に「文章書けるってすごいね」といわれますが、全然すごくないです。全然書けないです。にもかかわらず、この仕事が好きすぎてやめられません(笑)。
自称、文章アレルギーですが、実は数カ月前から、ひっそりこっそりある方のコラムの書き方を観察しております。その方とは……コラムニストの尾藤克之さん!
尾藤さん、元は国会議員秘書という異色の経歴をもちながら、今は「アゴラ 言論プラットフォーム」で数々の記事を執筆しています。どれも「刺さるタイトル」「刺さる内容」で、アゴラはもちろんのこと、よくYahoo!ラインキングなどでも1位を連発!!
そんな凄腕コラムニスト尾藤さんの、最強に読まれる、シェアされる文章の書き方のヒミツが詰まった1冊の本が発売になりました。その名も『即効!成果が上がる 文章の技』(明日香出版)。
ページをめくり、見出しをみたら……。
しょっぱなから「あなたはなぜ文章が書けないのか」と。文章アレルギーの私には、さっそく胸に針が刺さりました。ザクッと…(涙)。
書けない理由は、「何を書きたいのか明確になっていない」からだと、尾藤さんはいいます。
じゃあ、文章が書けるようにするためには、どうしたらいいか。
うまい、早い、人を動かす文章を書くコツは?
「まずは、あまり考えずに、自分は何を伝えたいのかを掘り下げてください」(尾藤さん)
伝えたいことが決まったら、
「どんな人に向けて記事を書くのかを明確にしなければいけません。最初にターゲットを設定します」(尾藤さん)
テーマも決まり、ターゲットも決まったら、次にやるべきことは
「ストーリーを考え、ゴールを設定すること」。
まずは、勢いをつけるためにも全体を約10分で書いてみる。そのあと細かい修正を行うことで、さらに完成度の高い文章に仕上がります。
全体を10分で書き、推敲などをしてトータル30分くらいで、尾藤さんのように「バズり」連発記事が書けるようになったら、おもしろくて書かずにはいられなくなっちゃうかも!?
ブログやTwitter、インスタ、フェイスブック、仕事で必要な企画書や打ち合わせ資料。日常生活の中では、書く機会がいっぱい溢れています。
「うまい、早い、人を動かす」文章が書けるようになったら、SNSのアクセス数も激増し、仕事の成果も大きく変わってきます。それくらい文章の持つ力は大きいのです。
文章を書く力は一生のスキル
本書の中には、
・ いま求められる文章の技術
・ 絶対に知っておきたいビジネス文書に必須の要素
・ 「読みたい!」は最初の100字で決まる
・ ストーリーとゴールを設定しよう
・ 読者の関心に合わせたテーマを設定する
・ 超バズッた記事のタイトル
など、即効で成果が上がりそうな内容が盛りだくさん。
『「文章力」を一度手にすれば、それは一生つかえるスキルであり財産になる。書くことにより、視野が広がり、思考も深くなることは間違いない』(尾藤さん)。
文章が書けるようになるだけで、これから先の人生が「劇的」に変化するかもしれませんよ。
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