世界一周と洗濯事情 どこで洗濯するの? 手洗い?
●わたしの世界一周 06
この連載をはじめてからかなり聞かれたのが「そんなに長期間いろんな場所を移動していて、服が足りなくならないのか? 洗濯はどうしているのか?」ということ。実際、かなり悩ましい問題なのです。
できるときに必ず洗濯を!
さっぱりと割り切ったバックパッカーや、2、3日同じ服でもいいよ!という男子とは違って、やっぱりちゃんと着替えたいし、それなりの写真も残したいし…と思ってしまうのが、ゆる世界一周女子。ちゃんとするには、それなりの労力、すなわち洗濯の場所と時間の確保が必要です。
私の場合は、友人の家に泊めてもらっているときは、友人が洗濯するタイミングで必ず一緒にしてもらっていました。溜め込んだりすると、いつできないタイミングが来るかわからないので、1枚でも洗濯できるときはする! という考え方です。
他、シドニーで泊まったairbnbでも洗濯機使用可能というところを選んだり、ハワイでも洗濯機つきのコンドミニアムに泊まったりと、「洗濯ができる場所」というのをかなり優先的に選んでいました。イギリスでは留学している友達の寮の共同ランドリーを使わせてもらったり…結局シンガポール以外のすべての場所で洗濯はしていました。ちなみに、イギリスでは旅程に余裕があったので、ほぼ半日を洗濯にあてるというのんびりした時間の過ごし方もしていました。
海外には、日本におけるコインランドリーのような施設はあるにはありますが、ちょっとマイナーな都市にいくとまったくなかったりします。このあたりは、事前に調べていくことをおすすめします。
手洗いでの洗濯地獄
1回目に世界一周をしたときは、スーツケース60リットルのみで9カ国を点々としていて、洗濯はすべて手洗いで行っていました。時期が夏だったので、型崩れを気にしなくていい下着や、速乾性のあるTシャツなどをメインに持っていっていました。洗ったら絞り、さらにバスタオルに巻いて水分を絞り取り、持参したワイヤーハンガーで部屋に干す、の繰り返しでした。
当時は「ランドリー付きの宿に泊まる」ということまで頭が回っていなかったため、こういうことをしていたのですが、洗濯の面倒臭さにはげんなりしました。それなりに悪くないホテルに泊まっているにもかかわらず、手洗いして絞って、絞りが甘いので水が床に滴り落ちたり……。かといってホテルのランドリーサービスを利用するのは高すぎるので、ここは予算との兼ね合いかと思います。
手洗いでのポイントは、やはりタオルで水分を搾り取れるまで搾り取ること。手でギュッと絞るより布の痛みが少なくて済むし、なにより力があまりなくても大半の水分を吸い取ることができます。
いつか手洗いだなんだと気にせず、ホテルのランドリーサービスを頼めるぐらいリッチになってみたいものです……(苦笑)。
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