働きながらでも旅を続けられる"考え方"
●働きながら世界一周!? リーマントラベラーが教える旅達人への道 01
社畜寸前のサラリーマンからリーマントラベラーへ
皆さま、はじめまして！ リーマントラベラー東松（とうまつ）です。僕は平日は激務の広告代理店に勤務しながら、週末や連休を使って世界中を旅しています。社会人3年目の2012年にひょんなことから海外旅行に目覚め、以後6年間で42カ国88都市に渡航しました。そして2016年には3カ月間毎週末海外旅行に行き続け、5大陸18カ国を制覇し、「働きながら世界一周」を達成しました。
そんな僕ですが、社会人になりたての頃は"社畜寸前"のサラリーマンでした。毎日終電まで残業し、飲み会があればタクシー帰りの日々。海外旅行とは無縁の生活でした。そんな僕ですが、考え方を少し変えただけで、社畜寸前のサラリーマンからリーマントラベラーへ変貌を遂げました。
「日本にいるときはトランジット」と考える
年間7～8回ペースで世界中を旅しているうちに、あろうことか「世界一周がしたい！」と思うようになってしまいました。しかし、僕はサラリーマン。まとまった休みを取ることはなかなかできません。かといって、会社を辞めてまで世界一周に行く勇気はありません。そんな時、天才的な閃きをしてしまったのです。
世界一周の本質について考えてみました。世界一周とは、地球をぐるっと一周することだとしたら…日本からヨーロッパへ、ヨーロッパからアメリカへ、アメリカからそして日本へ。飛行機を乗り継ぐだけなら、3日もあれば世界一周が実現できます。しかし、これでは誰も世界一周と認めないと思います。となると、世界一周の本質は「世界の様々な国を見て、見聞を広げ、そして世界を一周する」ことなのではないか。
ん？ ということは…日本でサラリーマンしている期間を「トランジット（乗り継ぎ）」と捉えて、「海外に行って、帰って、働いて」を繰り返せば、サラリーマンを辞めなくても世界一周できる！そして僕は「働きながら世界一周」に挑戦。2016年、3ヶ月間毎週末海外旅行に行き、「働きながら世界一周」を達成しました。
毎週末海外旅行に行く必要なんてありません。しかし、トランジットは次の旅があることが前提になるので、「日本いるときはトランジット」と考えると、日本でもつい次の旅のことを考えてします。結果、旅に行くハードルが下がり、旅に行きやすくなりました。
週末は48時間でなく64時間
土日休みであれば、週末は48時間です。しかし、僕の週末は金曜日の仕事終わりから月曜日の仕事始まりまで。そう考えたら週末が64時間に増えたのです。64時間あれば海外にだっていけそうじゃないですか？
昔は金曜の夜は合コンして土曜は昼まで爆睡していましたが、リーマントラベラー生活を始めてから、金曜の夜は空港へ向かい、土曜の朝を海外で迎えるようになりました。こうして限られた休みを最大限活用して、本気で遊ぶようになったのです。
そうやって、休み方を変えたことで、自然と働き方が変わりました。働き方を変えたら、生き方まで変わりました。そんな僕が海外旅行に行きまくりながら気がついたテクニックやノウハウを、これから紹介していきます。お楽しみに！
さあ、一緒に旅に出かけましょう。
（次回に続く）
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