働きながら世界一周!? リーマントラベラーが教える旅達人への道 

「土日だけ」でもここまで行ける!おすすめの週末海外旅行先

知ってましたか? 2018年はなんと3日以上の連休が10回もある、旅にうってつけの年。週末や3連休をうまく利用すれば、有給休暇を使わなくても気軽に海外旅行に行けちゃうんです。働きながら世界を旅するリーマントラベラー・東松寛文さんが、“旅する生き方”の極意をお伝えします。

働きながら世界一周!? リーマントラベラーが教える旅達人への道 02

 平日は広告代理店で勤務し、日々忙しく過ごしていた僕は、かつては海外旅行に行きたい……! とモヤモヤしていました。それでもなかなか休みを取ることは難しかったので、「だったら、土日だけでもいいのでは?」と思い、試しに行ってみたところ、十分楽しめると気がついてしまいました。それ以来、もう20回以上も有休を使わずに海外旅行へ出かけています。週末旅行のノウハウを知り尽くした僕が、土日だけでも十分楽しめるおすすめの旅行先をご紹介します。

おすすめ① タイ・バンコク

 1つ目は東京から約6時間半で行ける、タイの首都・バンコク。金曜深夜の羽田発の飛行機を使えば、土曜の朝にバンコクに到着!そして日曜夜にバンコクを出発すれば月曜早朝に羽田空港に到着。すると、丸2日バンコクを満喫できるのです。

 本場のタイ料理を味わいながら、寺院や遺跡を観光。疲れたらタイ古式マッサージへ行くのがおすすめです。夜は東南アジア随一の盛り上がりを見せるクラブでナイトライフを楽しみましょう。

バンコクの水上マーケットでお買い物。

または アユタヤ遺跡へ。

アユタヤ遺跡になってみた(?)

 2つ目は東京から約7時間で行ける、シンガポール。金曜深夜の羽田発の飛行機を使えば、土曜の朝にシンガポールに到着!そして日曜夜にシンガポールを出発すれば月曜早朝に羽田空港に到着。すると、バンコク同様、丸2日シンガポールを満喫できるのです。

 金曜日の夜に日本を飛び出せば、土曜の朝をマリーナベイサンズのあの「天空のプール」で迎えることも可能です。(※プールの利用には、ホテルの予約が必要)その後はマーライオンの前で写真を撮り、動物園や植物園、ユニバーサルスタジオに行くのも良いでしょう。夜はナイトサファリにカジノ、そしてルーフトップバーでシンガポールの夜景を見下ろしながらお酒を飲むのも良いですね!

おすすめ③ オーストラリア・シドニー

 3つ目は東京から約9時間半で行ける、オーストラリア・シドニー。金曜夜の羽田発の飛行機を使えば、土曜の朝にシドニーに到着!そして日曜夜にシドニーを出発すれば月曜早朝に羽田空港に到着。すると、他の2都市同様、丸2日シドニーを満喫できるのです。さらにシドニーは日本と時差が1時間(10月〜4月のサマータイム時は2時間)なので、時差ボケも気にせず楽しめる週末旅行にピッタリの都市なのです。

 土曜日の朝、現地に着いたらまずは「世界一の朝食」で有名なビルズの本店へ行きましょう。パンケーキを食べたら、ブラブラ街歩き、夏ならビーチもいいですね。動物園に行けばコアラにも会えます!夜はドレスアップしてオペラハウスでオペラ鑑賞も思い出になること間違いなしです。

ほかにもこんな都市に行けます!

 上記3都市はハードルが高そう……と思った方は、まずは手始めに、韓国・香港・マカオ・台湾あたりから週末海外を始めてみることをおすすめします。これらの都市なら2時間半〜4時間半で行けるので、土曜の午前中発、日曜の夜帰国でも十分現地で楽しめますね!また、LCCを使えば航空券も安く購入できますし、現地のホテルもそこまで高くはないので、韓国・香港・マカオ・台湾なら、なんと国内旅行より安い予算で週末海外旅行をすることも可能なのです。「ちょっと小籠包を食べに台湾へ」といった、ちょっと贅沢な(でもそこまでお金もかからない)週末を海外で過ごしてみるのはいかがでしょうか。

香港で伝統衣装を着て街を散策

 土日でもこれだけ楽しめるので、もし3連休があればもう十分すぎるくらい満喫できます。最初は土日で行くことも不安な方もいると思いますので、まずは1日休暇をプラスして、3日間で行くことから始めてみるのも良いでしょう。きっと「こんなにも楽しめるんだ!」と気がついて、週末海外にハマってしまいますよ!次の週末は、試しに海外で過ごしてみませんか?

(次回に続く)

続きの記事<週末海外旅行にはいくらかかるの?金銭面を大解剖!>はこちら

平日は激務の広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」。2016年、毎週末海外へ行き3か月で5大陸18か国を制覇し「働きながら世界一周」を達成。地球の歩き方から旅のプロに選ばれる。以降、TVや新聞、雑誌等のメディアにも多数出演。著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』(河出書房新社)、『休み方改革』(徳間書店)。YouTube公式チャンネルも大好評更新中。
リーマントラベラー