【古谷有美】あなたの“風船”。―みんみん画伯×telling,
TBSの朝の顔、古谷有美アナ。またの名を「みんみん画伯」。インスタグラムに投稿される、繊細でスタイリッシュなイラストが人気です。telling,の「story」インタビューに登場した女性たちの言葉から、イラストをお届けします。今回はバルーンアーティス・神宮エミさんのインタビューから、こんな素敵な”風船”をかいてくれました。
●みんみん画伯×telling,_Story 03バルーンアーティスト神宮エミ
あなたの“風船”も、いまごろ誰かに見つけてもらっているといいな。
一年に一度は、どこからか流れて宙をさまよう風船を見つけます。
結婚式か、遊園地か、住宅展示場かなにか希望のありそうなどこからか。
そんなときに限ってピーカンに晴れた青空は広くて、風船だけかあまりにぽつねんと。
さみしそうだな、そして、気持ちよさそうだな、とも思ってしまって、見えなくなるまで、ついつい目をこらしてしまいます。
あの風船のように、たまたま誰かに見つけてもらう素敵なものが、実は自分のなかにもある。しかも、自分が思っているよりも、それはずっと沢山あるんだなぁ、と思うことが最近ありました。
見つける、というか見いだされるもの。
そうそう、小さい頃、ともだちの家やおばあちゃんの家に行くと、“そこんちの匂い”ってありましたよね。でも、当の本人たちにはなんのこっちゃ、分からない。 自分のことって、自分ではわからないものなんですよね。
あなたの“風船”も、いまごろ誰かに見つけてもらっているといいな。
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