【ナリ心理学ナリくん】神様の言うことなら、従うのか?
月間400万PVのAmebaオフィシャルブロガー、公式line@のフォロワーは約28,000人。心理学や哲学について、笑いを交えながら教えてくれる「ナリ心理学」ナリくんのエッセイ&お悩み相談です。無理して「意識高い系」でいようとするより、今までとはちょっと違った見方、していきませんか。毎週木曜更新です。
●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん 02
神様の言うことなら、従うのか?
- 「自分はなんのために生きてるのか?」と思うことがある。3年ほど前のことだが、地元(長野県北部)の友だちがつぶやいていたことを思い出す。「毎日毎日仕事が忙しくて、生きるために働いてるのか、働くために生きてるのかわからない」と。自分への皮肉交じりにつぶやいていた。そのときは、「生きるために働いているんだろ」と思った。でも、それって、本当にそうなのだろうか?
今は「自分はなんのために生きているのか?」と考えると最初に思うことがある。たとえば仮に、モーガン・フリーマンふうのジェントルマンな神様が、寝ているあなたの枕元にアポなしで急に現れて「あなたは○○のために生きているのですよ」と正解を教えてもらったとしよう。仮にそうしよう。
もしそうだとして、「果たして僕はそれに従うのだろうか?」ということだ。神様は神様でも、他人(人じゃないか)誰かに勝手に決められた「なんのため」を真実だとして、従うのだろうか。神様が決めたものなら、はいそうですね!と受け入れるのだろうか。
なんか、嫌だ(笑)。
神様は僕のなんなのだ。
神様のいうことを聞かなければいけないと言われたら、少し癪(しゃく)だ。
僕たちは「なんのために生きているのか?」の正解を知りたいんじゃないと思う。「なんのために生きているのか?」を自分で決めたいんだと思う。
つまり「自分はなんのために生きているのか?」という問いは、「自分はなんのために生きてるのかを、自分で決めてもいいですか?」という問いなんだ。
さてここで新しい問いが生まれた、神様に「なんのために生きているかは自分で決めていいですよ!」と言われたら、はたして僕はそれを受け入れるのだろうか。
神様は僕のなんなのだ。
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