意識、どんどん下げてこう。

【ナリ心理学ナリくんお悩み相談】Q:今の幸せに満足できない。

月間400万PVのAmebaオフィシャルブロガー、公式line@のフォロワーは約28,000人。心理学や哲学について、笑いを交えながら教えてくれる「ナリ心理学」ナリくんのエッセイ&お悩み相談です。無理して「意識高い系」でいようとするより、今までとはちょっと違った見方、していきませんか。毎週木曜更新です。

●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん【お悩み相談編】

Q:今回のお悩み ↓

  •  妊活中の既婚女子です。夫婦仲は良く、子どもがいなくても「日々幸せだなぁ」と感じています。なので、今幸せだと思っているのに、じゃあ何故そんなに子どもが欲しいんだ? と自問自答することがあるのですが、「子どもがいたらもっと楽しそうだから!」という理由は、今の自分に満足できない自己否定になってないでしょうか……? なんか気になってます。

A:ナリくんのお答え 

その悩みって、「旦那は優しくて好きなのです。が、旦那がもし高橋一生だったらもっと好きだと思うんです。」ってのに似てますね。笑

 で、それ正解です(笑)。

 旦那は高橋一生のほうがいいに決まってます(星野源でも可)。まずは高橋一生が複製可能になる未来が来る日まで、僕たちができることをしましょう(何の話?)

 何かを望むことと、現実を否定することはイコールじゃありません。卑しいことでもありません。むしろ劇的な親孝行です。あなたのお母さんも、よっしゃかましたれ! おらー! と応援してくれるはずです。

 もしかしたらあなたは、幸せのストライクゾーンが狭いのかもしれません。75点〜95点くらいの人生を幸せだと思っていませんか?

 人って、ほんとに「幸せに拒絶反応を起こす生き物」です。自分が気づいてないレベルで、「私にはこれくらいがちょうどいい」と勝手に想定外の幸せに出会うことを拒むんです。なぜって、怖いからですよ。幸せになるのが。幸せは怖いですからね。

 僕の予想ですが、あなたのまわりに「不幸っぽい人」っていませんか? もしかしたらストライクゾーンが狭いのは、その人に「申し訳ない」と罪悪感を思っているか、「嫉妬されたら怖い」と怯えているからかもしれません。

 そしてそれって、非常に傲慢な態度なのです。人のことを「あの人、不幸っぽい」って決めつけるのって、非常に傲慢ですよね。実は、あなたの本音って「私だけ幸せになっちゃっていいの?」なんですよ。きっと。そうやって自分を止めてるのが、自己否定っぽくなってるだけです。だから、その傲慢な態度やめて、さっさと幸せな自分を許してやってください。

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月間400万PVのブログを運営する株式会社ナリ心理学を主宰。Amebaオフィシャルブロガー。
フォトグラファー。北海道中標津出身。自身の作品を制作しながら映画スチール、雑誌、書籍、ブランドルックブック、オウンドメディア、広告など幅広く活動中。