ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方101のルール〈4〉

入居後でもOK! 毎月の家賃を値下げするための4つの裏ワザ

今の家、高い家賃を払って本当に住む必要がある? 家賃が1.5万円安い家に住めば、年18万円も節約できる、と教えてもらった前回の「固定費」編。すぐには引っ越しできないあなたでも、家賃を下げられる方法がある! というわけで、「ミレニアル女子」連載4回目は、「入居後でもOK! 毎月の家賃を値下げするための4つの裏ワザ」についてお伝えします。

●ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方 101のルール〈4〉

家賃を1500円安くすれば年間1万8000円、10年で18万円の得

A子:この1DKの家賃7万円の部屋、広くてキレイ~。
B子:こっちの1Kだったら5.8万円で通勤にも便利な場所。なにより近所にインスタ映えするオシャレなあのカフェがあるところだよ~!

引っ越しは最高の気分転換!断捨離して新たな出会いをつかむ!?

 こんにちは。億万長者の生方(うぶかた)です。
 A子さん、B子さん盛り上がってますね~。

 引っ越しは、自分を新しい環境に置くのに、手っ取り早い方法ですよね!
 不要な物を処分して、心機一転。身も心も軽くなっちゃった、というやつですか? ひょっとしたら素敵な出会いもあるかもしれませんしねぇ~。

 引っ越しのワクワク感はさておき、実は引っ越しのときこそ家賃を下げるチャンス!

「年間34万円も節約!?『三大固定費』の見直ししてますか?」でもお伝えしたように、毎月7万円払っていた家賃が5.5万円に下げられたら、年18万円も節約できちゃうわけです。さらに、場合によっては毎月の家賃を下げることもできるんですよ。

 え? 家賃の交渉ができるのかって?

 え? 知らないんですか(汗)。条件さえそろえばできちゃうんですよ。

 なんでそんなことを言えるかって? だって僕、大家ですから。国内にいくつかの物件を持っていて、人に貸してますからね。つまり、値下げ交渉される側です(大汗)。

 たとえば、家賃を1500円下げられたら、年間1万8000円の節約、10年で18万円にもなるんですよ。1万8000円あったら、年1回はステキな彼と一緒にディナーに行くことだってできるんですよ。

 すべての部屋の家賃を値下げできるわけではありませんが、交渉できる要素を四つの場面ごとにお教えしておきますね。

 ただし、くれぐれも僕の物件では値引き交渉しないでくださいね~!

① 契約を結ぶ前に家賃の値下げを試みる

 一つめは、入居予定の部屋が2~3カ月以上空室だったとき。空室で家賃が取れていない状態が何カ月も続いているときは、大家からしたら家賃収入ゼロ(汗)。部屋を空けておくより、少し下げてでも誰かに住んでもらったほうがいいでしょ?

 まずは、物件見学の際に「入居しようとしている部屋が、退去者が出てからどれくらいの期間空室なのか」を聞いてみてください。2~3カ月以上空室が続いていたら、交渉してみるのもいいかも。

 他にも、複数の物件を検討して「値下げできたほうに入居する」など物件を競合させることで、家賃を下げることもできます。

 え? 交渉することが恥ずかしい? 

 まあ、はじめはそうかもしれませんね~。でも500円でも価格交渉できたら年6000円の節約。6000円あったらちょっといいホテルランチが食べられちゃう額ですから、やらない手はないでしょ。

 逆に、値下げがしづらい物件は、リフォームしたり、新しいエアコンを設置したりといった、いわゆるバリューアップされた物件。あと、入居者が退去して間もない物件。こちらは交渉が難しいと思われるので、覚えておいてくださいね。

② 契約更新時は家賃交渉のチャンス!

 二つめは、契約更新時。いま住んでいる家で、「部屋の施設が壊れている状態で放置されている」「管理費を支払っているのに、共用部の掃除がされていない」なんてことはないですか?

 そんなときは大家サイドに落ち度があるので交渉のチャンス。契約更新する前に、不動産屋さんに現状を説明して値下げできるかもしれません。

 ほかにも「あの部屋、数カ月間誰も住んでないな」というところがあったら、賃貸物件が掲載されているホームページをチェック。募集家賃が低めに設定されていることがわかっていれば、さらに強い交渉材料となります。

③ 10年住み続けている長期入居は家賃交渉の余地アリ

 三つめは、10年以上前に契約を結んで以来、家賃の見直しを一度も行っていないとき。基本的に、家賃価格は建物の経年劣化にともなって下落していくものです。10年も同じ物件に住み続けていたら、他の部屋の募集家賃と自分の支払っている家賃に開きがでている可能性は大。

 この場合、次の更新時に現状の募集家賃と同じ価格に変更してもらえる可能性が高いので、交渉の余地アリです。

 普通3、4年で入居者が入れ替わるため、定期的に空室期間がでちゃうんですよね。しかも、その都度、壁紙を張り替えたりといった修繕費用もかかってくるし。

 はぁ……。大家も楽じゃないんですよ。

 そんな大家さんからしたら、10年途切れることなく家賃収入が入っていたのですから、借主、つまりあなたの存在はありがたいもの。「少し下げてでも入居していてもらったほうがありがたい」となるのです。

④ 大家が自主管理に変更する際の家賃交渉

 四つめは、家賃の振込先を不動産屋ではなく、大家に振り込むように変更を依頼された場合。 
 通常、不動産屋が物件を管理する手数料は、家賃の5%が相場です。

 仮に、家賃6万円、管理費3000円だとしたら、大家が受け取る金額は、6万3000円。そこから大家は不動産屋に全体の5%となる3150円を払っているわけです。

 直接大家の口座に振り込むということは、この5%の支払いがなくなるので、大家の実入りは3150円多くなるわけです。このことを知っていれば、半分の1500円の家賃を下げてもらうこともできちゃうわけです。

 実際、僕はそれで家賃を1500円下げてもらいました!
 僕の場合は、普段から騒音を出さない、家賃の滞納もない、ゴミ出しルールはきちんと守るなど、大家から見たらよいお客さんだったから下げてくれた、というのもあるんですけどね

「家賃1500円の値引き交渉なんてケチくさい」なんていわないでくださいね(汗)。
 僕からしたら、なんの努力もしないで毎月1500円もお金を払い続けていることのほうがよっぽどムダなんですから。
 僕、お金も時間もムダなところに一切使いたくないんですよね~。合理主義ってやつですか? 

 家賃は、条件さえ整っていれば値下げすることができる! このことを頭の片隅に置き、次の引っ越しや更新時に活用してみてください。

続きの記事<お金持ちがモノを買うときに考える12のプロセス>はこちら 

構成:間野由利子

明治大学サービス創新研究所客員研究員。就職当時から節約生活を送り投資で財を築く。早期退職した現在は海外の別荘と日本を行き来する日々。著書に「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」
明治大学サービス創新研究所客員研究員。ミリオネアとの偶然の出会いをキッカケに、お金と時間、行動について真剣に考え直すことに。オンライン学習講座Schooにて『文章アレルギーのあなたに贈るライティングテクニック』講座を開講中。
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