今夜最終回『アバランチ』死んだはずの藤田が!走れ西城、正義を信じて

綾野剛主演『アバランチ』。3年前、偽装テロで公安の藤田(駿河太郎)らが犠牲となった。藤田の恋人の山守(木村佳乃)は、藤田の後輩・羽生(綾野剛)らと黒幕と目される内閣官房粛長官・大山(渡部篤郎)の罪を暴く目的で『アバランチ」を結成。だが藤田は生きていて、大山の配下にいるという衝撃の事実が明らかになり……。

尊敬していた藤田が生きていた

信じていた人に裏切られる以上にキツイ事ってあるんだろうか。
3年前の偽装テロで死亡したはずの藤田(駿河太郎)は生きていた。しかも現在、大山(渡部篤郎)が作った極東リサーチに所属しているという。

「全部お前のためにやった事だぞ!」と桐島(山中崇)が怒りをぶつける。
しかし藤田(駿河太郎)は桐島と山守(木村佳乃)に「分かってる、すまなかった」と謝りつつ「俺は大山さんの掲げる目的を達成する」と言い切る。

桐島から藤田のことを聞き、羽生(綾野剛)も驚きを隠せない。
目は潤み、言葉に詰まる。「ちょっと待ってください」と感情を落ち着かせようとする。
尊敬していた藤田が生きていた。でも今はなぜか極東リサーチにいる。

「じゃ、なんすか。藤田さんと戦ってたんですか俺たち」

羽生の驚き。藤田のことはにわかには信じ難い

牧原(千葉雄大)とリナ(高橋メアリージュン)がいるセーフハウスへ向かう車中、これまでのことを思い出す羽生。
藤田と過ごした幸せな頃、あかり(北香那)との出会い、アバランチでの日々、ウチさん(田中要次)の死……。

牧原・リナと再会し、束の間の幸せな食卓。「もう誰も失いたくねぇな」と呟く。
ふたりには命を大切にして欲しい、その思いから羽生はアバランチの解散を告げる。

山守「羽生に似ちゃったのね」

その頃、山守も「もう誰も巻き込みたくない」という思いから、西城(福士蒼汰)にアバランチを外れるよう命令していた。
「ここからの闘いにあなたは関係ない」と冷たく突き放すことで西城を守ろうとしている。

しかし西城、ここで諦めるような男ではなかった!

西城はアバランチのことを調べていた記者・遠山(田島亮)に会いに行く。
出会ったばかりの遠山に「僕はアバランチのメンバーです」と明かし、協力を仰ぐ。

第5話(エピソード0)で藤田が羽生に言った言葉を思い出した。
「正義ってのは直感的なもんだろ。直感に従って誰よりも先を走れ。正義の力を信じて」
西城は誰に言われたわけでもなく、直感的な正義で走り出した。

最初このドラマの「ポンコツ可愛い」担当だと思ってたよ、ゴメン!
どんどん成長してカッコ良くなって、こんな活躍を見せてくれるとは。
もしかすると西城が雪崩を起こしてくれるのかもしれない。

西城と遠山が組むとは!

そして衝撃のラストシーン。
「藤田さぁん。ちゃんと生きていたんすね」と羽生が藤田に抱きつく。相手の油断を誘うためというより、思わずそうしてしまったように見えた。
しかし藤田は非情にも羽生に発砲。1発目、急所を外したのはためらいか……だが、さらに2発目。
大山の兵隊として正しいことしているつもりかもしれないけど、誰よりも信頼してきた羽生を撃つなんて、人間として間違ってる。

綾野剛×藤井道人『アバランチ』笑いながら怒る人、羽生の迫力!アバランチ、本当にチェックメイト?

『アバランチ』

カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜よる10時~
出演:綾野剛、木村佳乃、福士蒼汰、高橋メアリージュン、田中要次、千葉雄大、渡部篤郎、利重剛、堀田茜、板尾創路、安井順平、磯村勇斗 ほか
監督:藤井道人(映画「ヤクザと家族 The Family」映画「新聞記者」)、三宅喜重(カンテレ)、山口健人
脚本:丸茂周(第一話)
音楽:堤 裕介
主題歌:UVERworld
プロデュース:安藤和久(カンテレ)、岡光寛子(カンテレ)、笠置高弘(トライストーン・ピクチャーズ)演弘大 (トライストーン・ピクチャーズ)
制作:カンテレ、トライストーン・ピクチャーズ
フリーイラストレーター。ドラマ・バラエティなどテレビ番組のイラストレビューの他、和文化に関する記事制作・編集も行う。趣味はお笑いライブに行くこと(年間100本ほど)。金沢市出身、東京在住。
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