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縛られずに働く

採用面接も会わずに完結。「Web面接」当事者に本音を聞いてきた

リモートワーカーの増加で注目が高まる、映像コミュニケーションツール。社員同士での利用だけでなく、採用面接を直接会わずにウェブ上で行う企業も増加してきています。遠隔地から面接に参加できるなどのメリットはありますが、実際に会わなくて大丈夫なの?採用側、採用された側両方の本音を聞いてみました。

●縛られずに働く

お話を伺ったのは、石田至子さん(株式会社あしたのチーム 人事本部・人事総務部部長)と、橋詰遥捺さん(同社首都圏営業本部・代理店事業グループ)です。

Web面接のメリットは、採用のターゲットが広がったこと

――御社ではWeb面接を積極的に実施なさっているそうですね。1日あたりどれぐらい行っているんでしょうか?

石田至子さん(以下、石田): 弊社は現在、47都道府県すべてに拠点を置いています。今は新卒採用をメインに行っていて、私がこれまでWeb面接でお会いした人数は、約2,000人に上ります。私は現在1日6名ほど面接を実施していて、一人あたり30分ほどかけて面接するので、結構な時間、画面に向かって話してますね。

――毎日3時間以上!採用のすべての段階をWeb面接で行っているんでしょうか。

石田: 一次面接は各地方の拠点の社員が対面で、二次面接は私など部長レイヤーの者、三次面接は社長が行っています。首都圏の方以外は、二次と三次も対面ではなくWeb面接で選考します。
最初は、一次面接から三次面接まですべてWebで行っていたのですが、実際採用後に会ってみると、正直「雰囲気が違う」と感じることもありました。やはり動画だけでは、ぱっと見の「印象」やにおい……例えば「清潔感」などに通じることなど、直接会わないとわからないこともあるんです。今はその部分での判断を地方拠点の社員に任せています。

弊社には約250名の社員がいますが、最終面接は社長が担当します。Web面接を導入することで、距離に関係なく、お互いの空き時間などでも面接できるようになりました。履歴書だけではわからないポテンシャルやコミュニケーションスキルを見落とさないよう、エントリーしてくださった方はほとんど面接できていますし、地方在住の優秀な方にもアプローチできて、採用のターゲットが広がったと感じています。

カメラの位置、服装、受ける場所……採用担当者はここを見ている

――面接ではどういったポイントを見ているのでしょうか。対面の面接との違いはありますか。

石田: 志望動機や経験を聞くのは、対面の面接と変わりません。ただ、面接に対する「心構え」みたいなものはWeb面接だとより見えやすくなるかもしれません。きちんとしている方は、つながった瞬間からカメラの位置も定まっていて、カメラの位置を動かすときも「失礼します」と言って調整する方が多いです。

たとえば、自宅で受けるからといって、カジュアルな服装をしている人がたまにいます。あくまでも「面接」ですから、これは弊社の場合はNGポイントに入ります。あとは、家など雑多なものが多い空間で面接を受ける際にも、一言「自宅からですみません」などと言えるかどうか。家が散らかっているのが問題なのではなく、相手に対する気遣いがあるかどうかですね。

びっくりしたのは、通話が始まったときに、スマホを持ちながら歩いていた人がいたこと!カメラもガンガン振られるし、面白かったですが一瞬で「ご縁がないかな」と思いました……(苦笑)。

――なるほど。リアルでは見えないことが、逆に見えてくることもあるんですね。

Web面接、やってみたら違和感なく話せた

――橋詰さんはWeb面接を経て昨年入社なさったそうですね。

橋詰遥捺さん(以下、橋詰): 一度東京で就職していたんですが、キャリアを見つめ直そうと思って実家の金沢に帰っていたときに、ネットで今の会社を見つけました。Web面接は初めてだったので、最初は「どうすればいいんだろう……」と戸惑いましたが、始まってみたら通常の面接と変わらず話せました。

――橋詰さんと石田さんはWeb面接のときに画面越しに会っているんですよね。実際に会ってみていかがでしたか?

橋詰: 入社して東京で働くことになって、初めて直接お会いしました。ギャップは感じなかったですよ。動画のままの元気な部長が出てきました(笑)。

石田: 橋詰さんは笑顔が素敵で、声も聞きやすかったので、とても印象がよかったですね。受け答えもしっかりしていて、スキルがまだ足りない面はありましたが頑張れそうだと思って採用を決めました。

橋詰: その評価は初めて聞きました。ちょっとドキドキしますね(笑)。実は、面接のときにちゃんと声が聞こえているか、目線はカメラと画面のどこに合わせるべきか、戸惑っていたんです。

石田: たしかに、目線はWeb面接ならではのポイントですね。通常の面接だとこちらの目を見て話さない人はNGにしますが、Web面接ではその部分は判断しづらい。最初に「目線は気にしないでほしい」と伝えていますが、カメラを見るのか、画面上の自分や相手の顔を見るのかは、私自身、いまだに定まっていないかもしれないです。

「会わなきゃわからない」は「食わず嫌い」

――ここまでWeb面接を徹底し、使いこなしているとは驚きました。

石田: 私も転職してから初めてWeb面接やテレビ会議を活用しはじめたのですが、以前を振り返ると、会議のたびに地方から出張したり、面接のために社員が地方に出向くなど、莫大なコストがかかっていたと思います。ツールや進め方に慣れてしまえば、Web面接のデメリットはあまり感じません。

ただ、まだまだ周りはWeb面接に対して心理的なハードルがあると思います。地方拠点での高校生の新卒採用をしていた時に、高校の先生方から「対面で面接するべきだ」とお叱りをいただいたこともありますし、他社の方とお話したときも、「やっぱり、採用では直接会わなきゃわからない」とおっしゃる方もいます。「食わず嫌いだと思いますよ」と返しているんですけどね(笑)。

しっかりフローを作れば、本当に距離は感じないので、もっと広まればいいのに、と心から思っています。

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