今観るべき映画はこれ!『十二人の死にたい子どもたち』の衝撃のラストとは!?
平成最後に絶対見るべき映画!
言いたいけど言えない、衝撃のラストとは!?
ショッキングなタイトルに思わず心を奪われる、映画「十二人の死にたい子どもたち」。ベストセラー作家の冲方丁(うぶかたとう)原作で、直木賞の候補作となり話題となった現代サスペンスの傑作が実写化されました。2019年1月25日(金)全国公開を前に、ネットにてアップされた予告動画の再生回数がとんでもないことに!公式Twitterでは瞬く間に600万回(24時間)、公式Youtubeは100万再生(24時間)を超え、凄まじい反響を呼んでいます。もはや社会現象!これは絶対観たい!ということで、PeLuLu編集部はひと足先に鑑賞してきました。
それぞれの“死にたい”理由を抱えた子どもたちが、
安楽死を求めて廃病院に集うことから物語の幕が上がる。
自殺サイト管理人のサトシの厳正なる審査のもと12人の未成年たちが、廃病院の密室に集まった。
- ▼目的
12人同時の安楽死。
▼ルール
・12人の意見が合わないと実行できない。
・全員一致するまで議論すること。
・途中で退出することも可能。退出した場合は、秘密厳守。
「みんなで死ねば怖くない」気持ちは全員一致のはずでした。ところが、そこにまだ生温かい13人目の死体が現れることで、事態は思わぬ展開へと変化していきます。
「13人目の正体とは?」「自殺か他殺か?」「殺したのは誰か?」
その謎を解き明かそうとすればするほど、疑心暗鬼に陥っていく12人のウソとダマしあいの心理ゲームが始まる。
果たして彼等は安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されてしまうのか”……。
12人の死にたい理由と13人目を巡る真実が明らかになったとき、あなたはを衝撃のクライマックスを体験する!
舞台となる廃病院は仄暗く、子どもたちが抱えている闇も深い!でも物語が進んでいくうちに、不思議と青春ドラマを観ているような清々しい気持ちになっていきます。
もちろん、堤監督の繊細でドラマチックな映像美も存分に楽しむことができる作品でした。特に空の描写は素晴らしく、劇中の時間の流れと子どもたちの感情の変化を美しく写し出しているよう。
“未成年ではあるものの、もう自分の命に対して決断できる。”大人と子どもの狭間で揺れ動く個性豊かな12人の誰かしらに感情移入してしまう、人間模様もこの映画の大きな魅力のひとつです。自らの命を終わらせるために議論していたはずが、いつの間にか生きることの意味に向き合っていく12人の姿に心が熱くなる、素晴らしい映画でした!
全員平成生まれ!!
日本を代表する次世代俳優たちの演技バトル
出演するのは2018年の日本映画界をことごとく席巻した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈など若手超オールスターキャストに加え、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督にオーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗ら将来の活躍が期待される俳優6人。な、なんとこの12人“全員平成生まれ”……!日本を代表する若手俳優達の凄まじい才能のぶつかり合いが、この映画の大きな見どころであることは言うまでもありません!
PeLuLu編集部が個人的に気になったのは、10番 セイゴの役を務める坂東龍汰(ばんどうりょうた)君。
劇中では、不良キャラながらも繊細で心優しい一面も垣間見えるキーパーソンです。その繊細な表情の変化や演技力の高さに目が離せませんでした!
デビューから1年余りで次々と出演作も決まり、若手実力派俳優として注目を集めています。
▼坂東龍汰
http://dongyu.co.jp/profile/ryotabando/
主な出演作:映画「EVEN~君に贈る歌~」、ドラマNHK BS「春子の人形」(主演)など
公開待機作に、「十二人の死にたい子どもたち」(1/25公開)、「峠 最後のサムライ」(2020年公開予定)がある。
伏線だらけの謎解きミステリー×現代の死生観をめぐる人間ドラマ×次世代を担う若手俳優の演技バトル
『十二人の死にたい子どもたち』、これは間違いなく平成最後に観るべき映画NO.1です!
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©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
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