自分の強みって何だろう
イイオンナの定義って?
先日、「イイオンナ推進プロジェクト」に参加しました。
「イイオンナの定義ってなに?」「世間一般でいうモテる女性?」と思ったのですが、主催者の網野麻理さんいわく”イイオンナ”とは、「良い自分も悪い自分も受け入れている人。自分の生まれ持ったオリジナリティを理解している。自分を磨くための努力をしている。周囲に良い影響を発信している。ありのままの自分を受け入れ、強みを社会に発揮できる人」
だといいます。
強みかぁ。自分の強みって何なんだろう?なにか特別な才能があるわけでもないし、外見に自信があるわけでもない。話がうまかったり、リーダーシップを発揮できるわけでもなく。
どちらかといったら、特技なんてまったくないし、どちらかというと、人と比べてできないことだらけ。自信なんて、ゼロどころかマイナス(笑)。
美人でスタイル抜群、気遣いもできるのに…
主催者の網野麻理さんとは、知り合いの紹介で会いました。麻理さん、スタイル抜群、美人だし、頭の回転もよく、気遣いもできる。それでいて、自分で会社も立ち上げて、今は社会奉仕活動として「イイオンナプロジェクト」まで実施している、まさしく「イイオンナ」。
お子さんもいるのに、大手クレジットカード会社の第一線で活躍し続けていたり、ミスユニバースのビューティキャンプをつとめたり、私から見たらスーパーウーマンです。
そんなことを麻理さんに伝えたら「私、今でこそ自分で独立して仕事をしていますが、以前はもうボロボロで。新卒で入った会社では、入社後すぐに妊娠して、出産後は先輩方に助けてもらってばかりでした。
その当時は、育休制度を会社が設けてくれたり、仕事が終わらないときは先輩が代わりに私の家に行って子どもにご飯を食べさせてくれたりして、本当にまわりの人に助けていただきました。
それもあり、自分の中で、女性が輝くためになにかやりたいなという思いがありました。でも、いったいなにをやったらいいかわからなくて、モヤモヤしながら過ごしていた時期もあるんですよ」と。
「いつかできたら」ではなく「今やるべきこと」は?
転機になったのは、2011年の東日本大震災。
「今生きていることに感謝しました。同時に、やりたいことがあるなら今やらなきゃと思い立って独立することに。同時に、自分と同じように自信を失くしたり、強みを見つけられていない人をサポートして、輝いてほしいと思い、“イイオンナ推進プロジェクト”を始めました」
イイオンナ推進プロジエクトは、想いに共感した女性たちがすべてボランティアで参加するイベント。語呂合わせで11月7日を「イイオンナの日」として、全国の賛同者に呼びかけ、自分の強みを生かしたプロジェクトを、それぞれの地域で同日にイベント開催することにしたのだそう。
うーん、私からしたら、もうその時点ですごいと思ってしまう。
「仕事も独立したばかりで、ボランティアとはいえたくさんの人を集めてイベントすることって大変じゃなかったですか?」「リーダーになるときって、緊張しません?」と聞く私に、麻理さんは「ううん。自分が前に立つというより、必要だからやらなきゃと思ったからそんなことを考える余裕はなかったの」と笑いながら話してくれました。
「イイオンナって、良い自分も悪い自分も受け入れていて、前向きに進む人たちを応援するできる人のことをいいます。自分らしさに気づき、自分を認めてあげられる。自分が何が楽しいか、楽しくないかが客観的にわかる。主体的に動けるようになり、自分が世の中に貢献できることを自覚できる。そんなイイオンナが増えると世の中が元気になってくるんですよ」(麻理さん)
たった一人で始めたイベントが8回目で47都道府県同時開催へ
2011年から始めたイイオンナ推進プロジェクトも今年で8回目。今年初めて47都道府県52カ所で同時開催が達成したそうで、イベントにかける麻理さんの思いもひとしお。
私が参加した表参道会場では、牧師であり、言霊メッセンジャーのアーサー・ホーランド氏を迎えてトークイベントや、全国展開に向けての取り組みの紹介、参加者同士の交流会、プレゼント抽選会などが実施されました。私も、偶然プレゼントとしてクリスチャン ブルトンの目元美容液リフトックスが当たり、ラッキーな夜でした!ついでに、お土産に包み紙がステキなチョコレートや、カレンダーなどもいただきました。
自分の強みって、なかなか自分ではわからなかったりするものですが、こういう場をキッカケに客観的に自分の強みはなにか、見つめなおしてみるのもいいかも。
自分の強みを見つけようと思うと、つい「こうなったらいいな」「これができるようになりたいな」と思って、「いまできてない、だけど将来できたらいいこと」にフォーカスしてしまいがち。でも、本当は自分が今できていることに着目したら、もっと自信を持てるようになるのかもしれませんね。