【古谷有美】やきもちは―みんみん画伯×telling,
TBSの朝の顔、古谷有美アナ。またの名を「みんみん画伯」。インスタグラムに投稿される、繊細でスタイリッシュなイラストが人気です。telling,の「story」インタビューに登場した女性たちの言葉から、イラストをお届けします。
●みんみん画伯×telling,_Story フリーアナウンサー 高橋真麻さん
やきもちは遠火に焼けよ 焼くひとの胸も焦がさず味わいもよし
とある休みの日、寄席に行ったところ、このことばが小噺に出てきました。人が嫉妬する心理を突いたもので、やきもちは、焼きすぎるとすぐに黒焦げになってしまう。焦げない程度のキツネ色が焼く側も焼かれる側もなにかとちょうど良い、といったところでしょうか。こういう遊びのある美学、好きです。
恋愛でも、仕事でも、嫉妬は疲れます。できることならしたくないけど、してしまう。だって、誰かのせいにしたほうが、自分が楽でいられるんだもの。自分の能力の足りなさより「あの人はここがだめ」「あの人は上司に好かれている」「あの子はただ可愛いだけでわたしの方が仕事はできる」なんて、誰かの弱さを並べてみることで安心するわけです。するなというのは難しい。そんな出来た人間じゃあねえってんだ。てやんでい。
と、そんな寄席の帰り道。こちとら胸焼けがしている。自分の胸に手を当てて、がっくりするわけです。珍しく朝からハンバーガーとポテト食べたからかぁ……。
- ●みんみん画伯が読んだ「Story」記事はこちら
- 高橋真麻「私、ウソをつけないように育てられたんです」
- 【5000円ギフト券プレゼント!】
- SNSキャンペーン実施中!応募はこちら