感覚が研ぎ澄まされるような空間を作りたい。
いま、学生です。東大で建築を勉強しています。
昔から手を動かして絵を描いたり、ものを作ることが大好きでした。それで、自然な流れで建築学科に入ることになりました。このまま、大学院に進むことが決まっています。
建築学科は工学部に属しています。就職活動は理系も3年生で始まるのですが、3年生って本格的に専門分野を始めるときでもあるんです。
専門的な勉強が始まったばかりなのに就職を考えるのは、とても難しい。だから、そのまま大学院に進む人が多いですよ。
どのようにキャリアを作っていくか、まだ全然決められていません
将来は建築士になりたいと思っています。家を作るなら、気持ちがいいのはもちろんですが、感覚が研ぎ澄まされるような空間を作りたい。そこにいることで、思考がシンプルになるというか。表現が難しいのですが、そういったことを目指したいです。
最近は卒業制作のことばかり考えてます。実は今、行き詰まってしまって……。今日はアイディアをもらいに、東京ミッドタウンの中にある「21_21」というギャラリーを見に来ました。「野生展:飼いならされない感覚と思考」という、人間の心のなかの「野生」にフォーカスした展示でした。
来年はスイスに留学することが決まっています。建築系だとヨーロッパに留学する人が多いんです。特にスイスの大学院は英語の授業がメインなので、日本人でも学びやすいようです。
社会に出てからどのようにキャリアを作っていくか、全く決められていません。
建築学科からの就職先は、大きく分けて大手のゼネコンの設計部か、組織設計事務所か、インディペンデントなアトリエに入るかの三択になります。業界全体、どこもある程度ブラックな噂を聞きますけど……。海外で就職するのも良いと思っていて、海外の建築事務所も少しずつリサーチをしています。
趣味はマラソン。考えごとのできる、貴重な時間です
趣味はマラソンです。今度、フルマラソンにエントリーしています。でも、卒業制作が終わってないので、本格的なトレーニングに入れてないのがちょっと心配なのですが。
小学校1年生のときに、お父さんがダイエット目的で走り始めました。それに私もついていくようになって、いつの間にか結構な距離を走れるようになっていました。
走ると頭の中がすっきりします。考えごとのできる、貴重な時間です。
六本木にて