植草美幸流 婚活理論13

婚活がうまくいかず「婚活うつ」になる女性の特徴。婚活に疲れた人への解決法も

青山の結婚相談所マリーミー代表で恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸です。なかなか思うように行かない婚活に、精神的に参ってしまう人もいるのではないでしょうか。今回はそんな“婚活うつ”になりそうな女性に向けて。心のバランスを保ちつつ婚活を続ける方法とは?

婚活疲れの“婚活うつ”に注意!やめずに解決を!

「オンナ余り」と言われる婚活市場では、女性が“婚活うつ”に陥りやすくなっています。コロナ禍で感じる孤独や、勤め先の業績の落ち込みなど、うまくいかないことが多い昨今。「いざ婚活!」と決意したとしても、そこで更なる壁にぶつかってしまえば、精神的に追い込まれることでしょう。

結婚は、今よりも生活を楽にしたり、人生を楽しくしたりするためのもの。その過程となる婚活で、余計なストレスを感じるのは本末転倒です。とはいえ、「つらいから」と婚活をやめてしまうのは、もったいない。

“一時的な行き詰まり”による、うつ状態であれば、心身に不調をきたす前の段階でマインドセットが必要です。婚活を進めながらできる解決策を考えていきましょう。

“婚活うつ”になる人の7つの特徴

①目標なくダラダラ婚活を続けている

婚活を開始して3か月から1年以内、長くても2年以内に相手を決めましょう。
「若さが価値」などと言いたくはありませんが、婚活という場において「若ければ若いほどいい」という考えがあるのは事実。若いほうが、お見合いや交際の希望を申し込まれやすく、そのぶん条件がいい相手を選べる可能性があります。逆に、長く続けるほどに“価値”が下がっていくものなのです。
婚活をしている人の中には、お見合いパーティーや結婚相談所を渡り歩き、婚活が趣味のようになっている「10年選手」もいますが、年齢が上がれば希望の相手に出会える確率が下がり、「うまくいかない」と感じることも増えるでしょう。

②プライドが高く、かっこつけ

デートの会計の際、自ら「私もお支払いします」と言ったのに、いざ本当に割り勘にされると「払わされて屈辱だった」と言う女性がいます。ちゃっかりご馳走してもらうほど“甘えん坊”になれない、好印象がほしくて「払う」と言う……そのくせ実際その通りになるとショックを受ける。「男が払うべき」と本心では思っているけど、すんなり甘えるのはプライドが許さないのでしょう。この手の女性はデートのたびにストレスを溜めます。

③言わずに思い通りにしたがる“察してちゃん”

「こうだと思ってたのに、そうならなくて傷ついた」と、勝手に怒って落ち込むタイプです。例えば「デート先はレストランだと思ってたのに居酒屋だった」「映画館に行った後にお茶をして、一緒に食事をするつもりだったのにいきなり解散になって傷ついた」など。
どれも勝手な思い込みで、事前に確認しなかった自分も悪いのに、「なんでわかってくれないんだろう」と鬱屈とした思考回路に陥ります。どうしたいかを言わずに「相手に察してほしい」と考えるのはやめましょう。

④フラれると、感情的になる

多くの人が勘違いをしていますが、婚活初期に恋愛感情は無用。自分の結婚観をセルフカウンセリングで把握し、相手に求める条件を決め、いつまでに何人に会うか目標を立て、結果が出ないなら条件を変えていく……というPDCAを短期間で回していくのが鉄板です。その都度「この私があの程度の相手に、なんでフラれるの?」なんて感情的になっていても、結果は変わりません。あなたと同じく、相手にも選ぶ権利がある、それだけなのです。いちいち感情的にならず、「次に行こう」と切り替える力が大切です。

⑤結婚の意思が分からない相手と付き合う

結婚相談所は別ですが、婚活している人からよく聞くのは「この人、本当に結婚したいのかな」という悩み。なんとなく交際は進んでいるけれど、結婚の話がでない。すると「結婚したくないの?」「それとも私じゃダメなの?」と一人で不安な気持ちを深めていき、鬱状態になってしまいます。いろいろな婚活の手段がありますが、「結婚できる相手と、結婚したいタイミングで出会う」のが鉄則です。

⑥婚活の予定が優先になっている

平日は仕事、土日は婚活……自分の時間がなくて気が休まらず、やがて疲れてしまう人は意外と多いもの。
直前にデート先を提案されて「そんな場所に合う服装持ってないし……」と焦ってイライラ。相手の気遣いのなさに頭がいっぱいで、当日も準備不足で楽しめない。また来週も新しい人とデートなんて憂鬱……自分の時間がなくなることで心に余裕が持てなくなり、悪循環に陥ってしまうのです。

⑦正式に交際する前に体の関係を許してしまう

結婚相談所では成婚まで体の関係はNGですが、アプリやパーティーなどで婚活している人の中には、一人の相手に絞ったり、真剣に交際を開始したりする前に“体の関係”になってしまう女性がいます。相手に情が入ってしまい、執着し、冷静でいられなくなるケースも。婚活は2~3人を同時並行して冷静に相手を見極めるべきです。無駄に傷つかないためにも、早い段階で体の関係を持つことはお勧めしません。

“婚活うつ”にならないための6つの解決法

①「デートは~しなければ」という固定観念をなくす

婚活を負担に感じる人は、相手の都合に振り回されたり、固定観念にとらわれたりして、考えすぎているのかもしれません。いい意味で自分勝手になりましょう。
自分が休みの日にやりたいことを、婚活で知り合った相手に提案し、付き合ってもらいましょう。例えば洋服を買いに行きたいなら、デートの前に「○○に行きたいから一緒に行こう」と伝えればいいのです。「デートのエスコートは男性がするもの」という思い込みがある方でも、この方法なら自分から誘えるはずです。

②すぐ結婚できる人以外との接触は断ち切る

「いい人に出会ったけれど、相手が今結婚したいかどうかわからない」……このマッチングがずれていれば、無駄な恋愛に時間を使うことになります。相手の気持ちがわからないならストレートに聞けばOK。悩む必要がありません。結婚を目的にしているなら、その意思がない相手を断ち切る勇気も必要です。

③「結婚の意思」「結婚観」は出会った直後に聞く

恋愛テクニックでは、「結婚の意思を聞くのは重い」……などと言われますが、婚活では全く逆。出会ってすぐに、結婚の意思を確認しましょう。そのモチベーションが違う人とは接触すらしなくてOK、時間の無駄です。
また、婚活におけるデートは遠足ではありませんから「楽しいね」だけじゃダメ。相手の“人となり”、結婚後の理想の生活、パートナーに望むもの、住まいや働き方、相手の家族のことなどの「結婚観」を、どんどん聞いていきましょう。「デート中に話すことがない」という人は、「相手の小学生時代の習い事は?」「相手のごきょうだいの職業は?」という質問に答えられますか?知らなければまだまだリサーチ不足です。デート中の会話でこれらを把握していきましょう。

④待ちの姿勢はモヤモヤのもと! 自分から誘う

言い寄られるのを待つのではなく、「自分が選ぶ」という意識を持ちましょう。自分からデートに誘い、デート先や日程もどんどん決める。これができると、エスコートが苦手な男性からもモテるようになります。今の時代、“察してちゃん”は嫌われますし、自分で仕切れば「こんなはずじゃなかった」「期待していたのと違った」ということも回避できます。勝手に期待して勝手にガッカリするのは、もうやめにしましょう。

⑤相談は結婚生活がうまくいっている既婚者に

婚活の話は友達や同僚に話しづらいと感じている人も多いでしょう。悩みやつらさを誰かに話すことで、気持ちが楽になりますから、話せる相手がいるのは大事なことです。
ただ、独身女性の集まりで「彼はどう思っていると思う?」などと婚活の悩みを相談するのはNG。「その人は酷い! 絶対やめたほうがいいよ!」と共感してくれるものの、マイナス感情をあおられ、脚を引っ張られることも。相談するなら、結婚の現実を知る同性の既婚者がお勧めです。「私はこうしたいと思っているけど、うまくいかなくて……」と、現状と“自分の意思”をセットにして話すことを心がけましょう。

⑥一人の相手に“一点集中”でなく“分散”を

婚活は誰か一人に執着すると判断が鈍り、うまくいかなかった時の打撃も大きくなります。2~3人同時に“仮交際”をして条件や人柄を比較するのも一つの手。実は、婚活という場においては、この“仮交際”は一般的なのです。何度かデートを重ねていた相手から“お断り”されることがあっても、分散させておけば「縁がなかったのね」と理性的にお別れができるはず。

「目的意識」と「解決力」でいつも機嫌のいい人に!

“婚活うつ”は、とても頑張っている人がなるもの。「もっと頑張らなくては」ではなく、「自分がトクすること」を優先してみましょう。「つらい我慢をするから婚活が実を結ぶ」というわけではありません。頑張りどころが間違っていれば、ただつらいだけ!
逆に、いくつになっても結婚できる人は、自分が食べたいもの、自分が着たいもの、自分が好きな人をわがままに選んでいるものです。不本意なデートに行くこともなければ、いつもご機嫌で気まぐれなのに、人を引き付ける存在になります。

「卵が先か、ニワトリが先か」ではありませんが、いま恋愛や婚活がうまく行かなくても、自分がどうするべきかという「目的意識を持つ」、そして自分で自分の機嫌をよくする「解決力」を身につけましょう。婚活うつの解消とともに、幸せな出会いも訪れるはずですよ。

結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピー設立。2009年、結婚相談所マリーミー設立。自ら婚活している男女にアドバイスし、成婚に導いている。セミナーの開催、テレビやラジオも多数出演。著書に『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ』『男の婚活は会話が8割「また会いたい」にはワケがある!』『モテ理論』など。
植草美幸流 婚活理論