木村拓哉×斎藤工「BG～身辺警護人～」成海璃子を徹底ガード5話。「こんな風に２人に護られたい！」

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• 前回はこちら：木村拓哉×斎藤工「BG～身辺警護人～」4話。よれよれ男をイケメン2人がきっちりガード（コントみたい）

「いつでも本気で盾になる覚悟はできてます。私だけでなく、高梨も、菅沼も、沢口も」

木村拓哉主演の「BG～身辺警護人～」。あらゆる危険からクライアントを守るため、丸腰で立ち向かうボディガードたちの活躍を描く。

先週放送された第5話は、島崎章（木村）と高梨雅也（斎藤工）の“最強バディ”が、クライアントの秘書、角田凪子（成海璃子）を徹底ガード。キムタクファン、斎藤工ファンならずとも、「こんな風に2人に護られたい！」と思った視聴者が続出した模様。

なにせ、鞭のようにしなやかな木村拓哉と、野太い棍棒のような斎藤工の2人が、サッカーのフォーメーションのようにクルクルとポジションを入れ替えながら前に後ろに警護してくれるわけだから、安心感は半端ない。事実、演じていた成海璃子も「お芝居でもお2人に護られていると、安心感がありました」と感想を漏らしている（公式サイト）。

これが「未満警察 ミッドナイトランナー」の中島健人＆平野紫耀バディだとフレッシュだけどちょっと頼りないし、「相棒」の水谷豊＆反町隆史バディだと渋すぎるし、右京さんに自分の過ちまで見透かされそうでちょっと怖い（もちろん、好みはそれぞれです。それにしてもバディものが多い！）。その点、木村拓哉＆斎藤工バディは落ち着きも運動神経も申し分なし。秘密も守ってくれるし、何より心の中まで守ってくれるのが心強い。今回、2人が守ったのは、凪子の「決意」だった。

最悪のストーカー上司・三宅弘城

KICK.CORPの社長、劉光明（仲村トオル）のサブ秘書を務めている凪子が、ある夜、ひったくりに遭う。凪子の恋人の沢口正太郎（間宮祥太朗）は、彼女の護衛をかつての同僚、島崎と高梨に依頼する。

凪子はストーカーに狙われていた。警護していた島崎と高梨に捕まった男は……なんとKICKSの身辺警護課課長の小俣（勝村政信）！　しかし、小俣は凪子の上司である第一秘書の岩田（三宅弘城）と密談を交わしていた。凪子のストーカーの正体は岩田だったのだ。セクハラを繰り返すストーカーが自分の上司だったなんて、最悪中の最悪である。

岩田に直接抗議したいという凪子の気持ちを汲んで、KICKS本社に乗り込む島崎と高梨。沢口、菅沼（菜々緒）も交えて、岩田、そしてKICS社長の劉光明（仲村トオル）と対峙する。

「BG」の木村拓哉は弱いものの味方

岩田を処分して事態を収拾しようとする劉に対して、島崎は「まだ謝罪してない！」と一喝。

「彼女にきちんと謝って、もう二度とストーカー行為はしないと誓っていただかなければ、彼女は安心できません」

凪子が終始毅然とした態度でいられたのも、こうやって島崎と高梨が護ってくれているからこそ。セクハラやパワハラが横行する企業にもれなく彼らを派遣しなきゃいけない。「BG」の木村拓哉は弱いものの味方だ。

岩田が明かした真実。それは、劉の指示によって凪子を襲ったというものだった。劉が議員の桑田（小木茂光）に横流ししていた政界関係者の警備データを凪子も共有しており、そのデータが入ったスマホを奪うのが目的だった（社外秘の重要データを私用のスマホに入れて持ち歩くんじゃないよ！　というツッコミは脇に置いておきます）。

劉に切り捨てられて逆上した岩田だが、一瞬で島崎に取り押さえられる。岩田を演じる三宅弘城は、実は元体操部で運動神経抜群（バク転も軽々決める）なので、キムタクと本気のアクションを見てみたかったと思うのは筆者だけだろうか。

結局、岩田は処分され、凪子はKICKSを辞めることに。凪子が最後に島崎と高梨に言った言葉がこうだった。

「私の決意を護ってくれて、ありがとうございました」

島崎警備のボディガードたちはクライアントの身体の安全だけでなく、心までも護ってくれる。

いよいよ最終章突入！

第5話では、悪漢として島崎の前に立ちはだかる劉の野望と悲しい過去も明かされた。劉に激怒する政治家の桑田、さらに狡猾な小俣の立ち回りも気になるところ。

第7話が最終回だが、最終章に突入する今夜放送の第6話では、島崎＆高梨バディが名取裕子のカレー屋を護る。どのような展開が待っているのか、まったく予想がつかない！