外出自粛中にふだん通り出歩くママ友が許せません。注意するべきでしょうか。【ナリくんのお悩み相談47】
●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん 【お悩み相談編 47】
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Q:今回のお悩み ↓
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新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛期間中に、普段と変わらず出歩くママ友のことが許せません。
元々とても仲が良かったのですが、毎日のようにカフェや公園で友達と過ごす様子をSNSにアップしているのを見て、あきれました。
私も子どもを外で遊ばせたいですが、医療従事者や高齢者・持病を持っている人のために外出は控えるべきだと考え、我慢させていました。
すでに自粛は解除されましたが、油断禁物な状況です。
「あなたの行動、よくないと思うよ」と注意するべきでしょうか。
損得で考えたらコロナの思うつぼ
事前にお伝えしておきたいのですが、僕は「コロナ」というウィルスについてはほぼ何もしりません。「なんかめっちゃ感染するらしいから、気をつけたほうがいいらしい」ぐらいの知識しかございませんので、今回はコロナ論ではなく、人生論として聞いてほしいです。
そもそもなんですが、外出自粛って国に言われているからやっているっていうのは、確かにそうだと思うのですが、国は国民のために言っているわけですよね。
コロナについての知識は一人一人違いますし、現時点でも世界中の有識者さんたちが一生懸命考えて、世界中の医療従事者さんたちが一生懸命頑張ってくれています。(ありがとうございます。)
たしかに、外出自粛や緊急事態宣言などがありましたが、大前提としては僕らが自分達の意思でもって、国や国民(僕ら)を守るために選択し行動しているんだと思っています。
僕らは、やれと言われたから嫌々やっているわけじゃない、と思うのです。嫌々やっている人もいるのは重々承知していますが。みんなで手を取り合ってコロナに潰されないようにしているわけです。
なぜこの話をしたのかと言うと、「私だっていやいや我慢しているのだから、あなたも我慢しなさいよ」っていうにおいを少し感じたからです。もし違ったらほんとにごめんなさい。
「みんなで我慢しよう。だから、抜け駆けは許さない。私だって損したくない」ではないと思うんです。
いや確かにそうなんですけど、それってすごく受動的というか、コロナの思うつぼというか、すでに心が軽くコロナに負けちゃってると思うんですよね。
目の前の１人にとらわれず視野広げて
「僕らは国に言われているから我慢して外出を控えている」ではなく、「みんなで手を取り合ってコロナに立ち向かっている」と考えたほうがいいんじゃないでしょうか。
「みんなで我慢している」「みんな損している」「みんな辛いんだからお前も我慢しろ」などの、痛み分け理論ではなく、みんなで協力して、乗り越えていこうと。
ただ、協力は義務じゃないです。僕みたいに、コロナについて無知な人もたくさんいると思います。僕はコロナについては圧倒的に無知だという自覚があるので、何が正解で、何が不正確なのか？ということはあまり考えないようにしています。
それよりも、将来後ろめたさが出ないように、未来の自分が今の自分を振り返って後悔しないように行動しようと思っています。
出歩いている人たちを非難するより、みんなで協力しあっている人を称賛することが大事ではないのかと思います。
たぶん、非難したとしても、ムカつきは減らずに、むしろ増加するんじゃないかと思いますしね。
今後の人生でも、ルールや社会規範を破る人に確実に会い続けます。その度にイライラするのって、すごくもったいないし、全ての人を変えることはできないです。
目の前の一人に囚われるよりも、社会全体を良くしていくためにはどうしたらいいのか？と視野を広げたとき、その人のことを許せるのではないかと思います。
それでも、伝えたいのであれば伝えることも大切だとは思います。その場合は、その人が許せないからではなく、本当にその人のことを思って伝えられると思います。
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