祝・令和元年婚。安藤なつさんの結婚秘話03

安藤なつ「ケンカの原因になる夫婦の家事ルールは、あえて作っていません」

2019年11月22日の「いい夫婦の日」に「令和元年婚」を果たした人気お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつさん(39)。インタビュー時は、6歳年下の介護職の旦那さんといっしょに住み始めてまだ3日目。共働き夫婦の新婚生活はどんなものなのか、詳しくうかがいました。

【前回はこちら】:安藤なつ「手に汗握った相方カズレーザーへの結婚報告。でも結果はまさかの…」

白物家電を買いに、夫婦で新宿のビックロへ

――今は一緒に住まれているんですか?

安藤なつさん(以下、安藤):  おとといから一緒に暮らし始めています。以前のコラム(結婚相手に望むこと)では「仲の良い人といてもひとりが恋しくなる」と書きましたが、彼については「早く帰ればいいのに」とか思わないですね。結婚しているのに、早く帰ればいいのに、って思ったら終わりですけど(笑)。今は、掃除したり家電をそろえたり書類の提出をしたりと、やることがいっぱいです。

――二人とも以前は一人暮らしだと、家電は二つずつになってしまいませんか?

安藤: 長く使っているものはリサイクルに回して、白物家電は2人で折半して購入しています。おととい、新宿のビックロに2人で行って、冷蔵庫と洗濯機を買いました。

――ビックロ!人だかりできませんでしたか?

安藤: 全然できないですよ!でも隠し撮りはされましたけど。隠し撮りする人って、その認識がないみたいなんですが、不自然なんですよね。(隠し撮りのポーズをする安藤さん)。こちらの虫の居所が悪いときには、隠し撮りしている人を逆に撮ってます。だって、自分だけ撮られるのって不公平じゃないですか。

クリスマスイブに旦那さんが作ってくれた料理とは?

――大きい買い物をするとき、意見はぶつかりませんでしたか?

安藤: 全然ないです。価値観が似ているんですかね。任せるところは任せますし、相手が譲れないんだなと思ったら、こちらが譲ります。

――家事分担はされているんですか?

安藤: 向こうが率先してやってくれますね。この前、旦那さんから『オムライス作ったよ』という連絡をもらって、ケチャップを使ったものを想像して帰ったらデミグラスソースの本格派オムライスでびっくりしました。味は美味しかったです」

断捨離がめちゃくちゃ難しい

――引っ越し直後で、部屋は片付け中ですか。

安藤: 部屋の中にダンボールがめちゃくちゃあります。2DKのマンションに引っ越したんですが、断捨離がむちゃくちゃ難しくて。相手に「これは必要なのか」と確認されてからじゃないと捨てられません。

例えば、ゲームのカセット一つにしても、「そのゲームはやるの?やらないの?」って言われて、「ずっとやってないな」って言ったら、パサーって捨てられましたね。

昨日も、「この箱はいるの?いらないの?」ってずっと詰められていました。緩衝材のプチプチとか、銀のフカフカしたやつとか、災害時用に取っておいたのは捨てられました。

――旦那さんしっかりされていますね!旦那さんの荷物はそんなに多くないんですか?

安藤: それが、多いんですよ。スニーカーが好きで、把握できないほどめちゃくちゃあります。 「足2本だろ!」って思うんですけどね。こんなんあってどうするの?って。ま、好きなんでしょうね、集めるの。

――お互い働いていますが、夫婦間の家事のルールはあるんですか?

安藤: いや、何もないです。ルールを作ってしまうと、それを破った時にケンカになるリスクが高くなると思うんです。だったら、言われなくても自分が動こうと思っています。自分が家事を出来なかったときに向こうがどう動くかを見て、動いてくれるんだったら良かったなって思うし、そうではなかったらその時はその時です。今は、こっちが動けば向こうも動いてくれるだろうという信頼の元に生活しています。実際は、旦那さんの方が家事をやってくれているんで、逆にこっちが焦ってますけど(笑)。

自身の結婚についてtelling,の取材に答える安藤なつさん

結婚の優先順位は「気が合うかどうか」

――生活リズムは同じですか?

安藤: 介護職だと週に数回は夜勤もあり、自分も仕事によって帰宅時間がバラバラです。睡眠は大事だと思うので寝室は別にしています。朝起きて夜寝るという生活サイクルがほぼ同じな人だったら寝室は一緒でもいいと思うんですけどね。

――以前のコラムで、「ハイスペックな人よりも、ずっといっしょにいられる人の方がいい」と言われていましたが、今の旦那さんは一緒にいて楽そうですね。

安藤: ハイスペックって、高収入、高身長だのあるじゃないですか。それはどちらでも良いだけであって、高収入でも気が合わなかったら気持ち悪いですもんね。ハイスペックで且つ気が合えばその人といっしょにいると思いますし、結局は優先順位で「気が合うかどうか」「その人といっしょにいて楽かどうか」が上に来る、というだけです。

――夫婦間で、ボケとツッコミ担当はあるんですか

安藤さん: さすがにそれはないです(笑)。普通の会話です。あえて笑いを取ることはしないですが自分がわりとドジなので、それで笑いが起きることもあります。

この前、洗濯物を干していたら本当に「布団が吹っ飛んだ」んですよ。ベランダで布団を干そうとして5分間ほど放置していたら、気がついたら下に落ちていて。危ないですよね……。

そういう点では、向こうは6歳下ですがしっかりしています。この「布団が吹っ飛んだ」の報告をした時は、「下に人がいなくてよかったね」と言われました。ドジなことをしても、おっちょこちょいだなという感じで見守ってくれます。

【続きはこちら】:安藤なつ「親や周囲からの結婚圧力はスルーしていい。本当に意味ないんで」

【祝!令和元年婚 安藤なつの結婚秘話シリーズ】

#1 安藤なつ「ぽっちゃりイベントで会った彼。毎日5時間電話しても飽きなかった」

#2 安藤なつ「手に汗握った相方カズレーザーへの結婚報告。でも結果はまさかの…」

#3 安藤なつ「ケンカの原因になる夫婦の家事ルールは、あえて作っていません」

#4 安藤なつ「親や周囲からの結婚圧力はスルーしていい。本当に意味ないんで」

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安藤なつさんの連載コラム「乙女とたこ焼き。」

1990年生まれ、埼玉県出身、東京都在住。 フリーランスフォトグラファー・デザイナーとして雑誌、広告、カタログ、アーティスト写真など幅広く活動。
20~30代の女性の多様な生き方、価値観を伝え、これからの生き方をともに考えるメディアを目指しています。