【安藤なつ】結婚相手に望むこと。
●乙女とたこ焼き 07
1月31日で38歳になった。誕生日を迎えることはいつもうれしい。
誕生会をしてもらったり、Twitterでは多くのお祝いメッセージをいただいたりした。
とてもありがたい。
ツイッターでは返信の仕方がイマイチわからず、すべてのメッセージに返信できなかったけれど、ひとつももらさず読ませてもらった。感謝。
平成最後の誕生日迎えました。38歳です。皆さんのお陰でここまでこれました。ありがとうございます❗無敵な一年にしたいです❗今後ともどうぞメイプル超合金を御贔屓にm(__)mそして王子様が今年こそ現れますように。 pic.twitter.com/j3AvkjUjuI
— 安藤なつ(メイプル超合金) (@mapleandonatsu) 2019年1月30日
芸人仲間や友人らにお祝いをしてもらえたのだが、みな気を遣ってか、当日は避けられた。
彼氏がいると思われているのだろうか。
あなただけに言おう。
い・ま・せ・ん。
誕生日当日は逆に空いていたぞ。少し寂しかったぞ。
アラフォーになると、周りの同世代の友人らはパートナーがいたり、結婚していたり、離婚したりしている人が多い。
好きな人ができたらいいなといつも思っているし、人を好きになることは素晴らしいと思う。
結婚はしてみたいし、子ども産んでみたい。
親にも孫の顔を見せたいなとも思う。
でもどちらかと言ったら、結婚や出産に憧れるというより、
「やってないことをやっておこう」という考えの方が強い。
だから、結婚は離婚前提で考えている節もある。
そんなこと言ったらマジで結婚できなさそうだから、これもここだけの話だ。
昔から一目惚れはしないタイプだ。
人となりを知ってからでないと、恋愛感情が芽生えることはない。
基本、ひとりが好きというのもある。
友達といても、「あー、ひとりになりたいなー」と、ふと思うこともある。
気疲れをしたり、相手のことが嫌になったりしたわけではなくても、ひとりが恋しくなるのだ。。
でもまれに、何時間もいっしょにいても苦にならない人もいる。
この感覚、共感してくれる人はいるだろうか。
一般的に、人気のある男性は高学歴とか高収入とか、ハイスペックな人だろう。
でも、私が求めるのはそこではなく、いっしょにいられるかどうかなのだ。
そう思うと、理想が高いのはこっちのほうなのではないかと思ってしまう。
言葉で表現するのは難しいのだが、一言でいうなら「察してくれる人」が理想のタイプ。
言わなくてもわかってくれる人、私の自己中を認めてくれる人。
そんな人とめぐり合えたらいいなと思う。
構成:小野ヒデコ 写真:戸澤裕司
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