【ナリ心理学ナリくん】LINE下手くそな人
●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん 41
LINE下手くそな人は、常に視点が「自分から」
ナリ心理学では「LINE@」というものを公式で使っていまして、現時点で46,000人ほどの方に登録していいただいています。
多い時だと1日に1,000人から1,500人くらいの方から悩み相談など、いろいろなメッセージが届きます。
それの全てを読める訳ではないですが、それらのLINEのメッセージを読んでいると相談内容と「文体」「文章の書き方」に共通点がほんとにいろいろと見えてきます。今日はそんな話をしてみたいと思います。
世の中には文章を書くのが下手くそな人がいます。作文とか、長文を書くのが苦手って自覚してる人はたくさんいるかもしれませんが、今日は「LINE」の話です。(関西の人ってLINEのことをメールっていうよね。笑)
というのも「自分はLINEを書くのが苦手である」と自覚している人のことではなくて、自覚症状がない人のことです。
「自分は別にLINEの文章が上手いとは思わないが下手ってこともない」という人の中には、自覚してないだけで下手くそな人がいる。
下手くそってのは、だから悪いと言っているわけではなくて単純に「伝わらない」や「誤解されやすい」上に「喧嘩にだって発展しやすい」ってことです。悪いってことじゃないです。ただ、少し意識するだけで改善できるならしたほうがいいですよね。
LINEの文章伝わりにくい(下手くそな)人の一番の特徴というのは「誰が話してるのかわからない文章になってる」ということでしょう。
ナリ心理学に相談してきてくれるときは、「自分と母親」「自分と子供」「自分と上司」最低でも登場人物が2人以上いるんですが、文章が伝わりにくい人の特徴は、とにかく「誰が」を説明しないことが本当に多いです。常に視点が「自分から」なんです。
何度「それ誰が言ってたの?」と聞き返したかわかりません。たぶん、本人の頭の中では「誰が」をいちいち説明しなくても、自分はわかっているから、相手もわかっているだろうということで無意識に省くんでしょう。
人間というのは、想像を絶するほど察せない生物なので、省かれるとわからないし、省かれて受け手が必死に考えたりすると「あー、この人のLINEするの嫌だなー」と次回から返信が減ったりすることもあるでしょう。
「誰が」「なにを」です。
そしてこれまた面白いのですが、LINEの文章が少し変なので「さては、この人は喋るのも苦手なのかな?」と思い実際に会ってみると、ちゃんと喋れる人だった!ということがよくあります。そう、文章(LINE)だけ下手なんです。
逆もあります。文章(LINE)はすごく整理されてるのに、実際似合うと喋りの方が整理されていない人もいます。これは、僕の予想ですが人には「文章(LINEや短文)タイプ」と「お喋りタイプ」がいるんじゃないかと思います。
ナリはご存知、長文がすごく苦手です。笑。たぶん、死ぬまで40年は自分は文章が上手いと思うことはないでしょう。けれど、ブログを書かせていただくと、月間数百万アクセスなんです。僕は、喋るように書くからたぶん「お喋りタイプ」なんだと思います。と、これを書きながら「よし、もう文章上手くなるのやめよ」と決意してしまいました。
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