取材に応じたあいのり・桃さん

あいのり・桃さん「実はいろんな恋愛バラエティに応募してました」

昨年7月の離婚発表から、8カ月、10歳下の新しい恋人ができたことを公表したブロガーの桃さん(34)。お相手は親友のクロさんの夫の弟ということで、話題を呼びました。ブログやインスタ、YouTubeで、彼氏とのツーショットなど幸せな様子を人々に届けています。「もう誰も私のことを好きになってくれる人なんていないのでは……」と不安になったこともあったそうです。今の幸せをつかむまでのお話をうかがいました。

1度の飲み会で相手のことはわからない

離婚したばかりの頃は、「(離婚原因となった)セックスレスでもうまく付き合う方法はあったんじゃないかな」「元旦那以上にぴったりのパートナーなんているのかな」と自分の決断を責めるようなことばかり考えていました。離婚後、家を出るために引っ越し準備をしていたとき、手紙やアルバムが出てきて、それを読み返しては泣いていました。そんな気持ちを振り払うように合コンや飲み会に、意識的に行くようにしていました。

取材に応じたあいのり・桃さん

友達が「桃ちゃんに合うと思う!」と男性を紹介してくれるのですが、「すごくいい人なのに、なんか違うんだよな~」と思うことばかり。この「なんか」は私にしかわからないことなので、友達にうまくリクエストもできず(笑)。元の旦那さんも、じっくり好きになった人なので、1度の飲み会だけでは、相手がどういう人なのかよくわからないんですよね。一方で、「35歳までに子どもを産みたい!」という思いが強くて、すぐ付き合って、結婚して、妊活を――と焦っていました。

でも、相手の“背景”が見えないからなかなか踏み込めない。100人くらいの男性と会いましたけど、好きになれそうだなって思ったのは2人くらい。それでも、「前の彼女と別れた原因は、自分の浮気」とか聞いちゃうと「うーん、ちょっと無理かも」と思ったりして。

誰かの1番になりたかった

飲み会が終わって誰もいない家に帰ると、無性に孤独を感じました。私が事故にあったときに、誰が駆けつけてくれるんだろう。私がいなくなって、寂しいと思ってくれる人なんているのかなって。私を大切に思ってくれる友達はたくさんいるけれど、友達には友達の1番の人がいる。彼女たちの旦那さんや子どもにはかなわない。誰かの1番になりたかった。

そんな時にやっとこの人だったら好きになれるかも!って人が出来たんです。だけど、ブログに彼の手の写真を載せただけで、彼の働いている企業を特定しようとする人がいたり、「その人、彼女いますよ」っていうメッセージが来たこともありました。それを彼に伝えたところ、恐怖を感じたみたいでそれっきり関係が深まることはありませんでした。怖いと思うのは当然ですよね……。そうした経験もあり、私みたいに私生活をブログに載せている人間は、「普通の会社員」とお付き合いすることは難しいのかなと思うようになりました。

取材に応じたあいのり・桃さん

それから、あいのり、テラスハウス、バチェラー……色んな恋愛バラエティに応募しまくりました(笑)。本当は恋愛バラエティにでるような、タレントっぽい方とお付き合いしたいわけじゃないんです。だけど、そういう人としか私は付き合えないのかなって。そもそも、34歳で恋愛バラエティにでるって、相手は年下ばっかりだし、現実味がないかなとも思っていました。早く結婚したいのに、何をやってるんだろうって。もう、矛盾している迷子でした(笑)。

出会った時に恋愛感情はなかったけど

そんな、迷子の私を救ってくれる男性と出会うきっかけを作ってくれたのが、過去に一緒に「あいのり」にも出演した親友のクロちゃんでした。「私の旦那の弟いいじゃん!」ってホームパーティーを開いてくれたんです。

彼には2年半前にはクロちゃんの「彼氏の弟」として、2年前の結婚式では「旦那さんの弟」として会ったことはあったのですが、恋愛対象として見たことは一度も無かったですね。当時私は結婚していたし、相手にも長く付き合った彼女がいた。なにより10歳下ですからね、話もあわないだろうし、向こうも10歳上なんて相手にしないだろうし。

……と思っていたはずなのですが、クロちゃんと昨年10月くらいのラインをさかのぼると「まーさん(彼氏)、彼女とまだ続いてる?」って私が聞いていた履歴が残っていました(笑)。だから、興味はあったのかな……?いや、でも、彼と結婚したらクロちゃんと家族になれるね!っていう、あくまで冗談のつもりでした。

取材に応じたあいのり・桃さん

2回目のデートで手渡されたバラ

クロちゃん家族とのホームパーティーの4日後に2人きりでデートをしました。居酒屋からカラオケに行ったんですけど、ものすごく居心地が良かったんです。優しいなって。その4日後に2回目のデート。バチェラーみたいに、バラを持って家に来てくれたんです。すごくうれしかったな。

私から「こんなに好きになると思わなかった。そちらはどうですか」「結構好きだよ」「結構ってなに。それではどうしましょうか」って誘導していきました(笑)。彼も付き合う気はあったと思うんですが、もう少しゆっくりって思ってたみたいです。でも、私はそんな回りくどいことはしたくなかったんです(笑)。


桃(もも)さんプロフィール
1985年東京出身。大学卒業後に人気テレビ番組「あいのり」(フジ系)に参加し、8カ国の旅を経て帰国。2009年にブログを開始し、常にランキング上位の人気ブロガーに。コスメや洋服などの商品のプロデュースも手がける。

telling,の妹媒体?「かがみよかがみ」編集長。telling,に立ち上げからかかわる初期メン。2009年朝日新聞入社。「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」という感じで生きていこうと思っています。
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。 コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。