2代目バチェラー・小柳津林太郎さん

2代目バチェラー小柳津さん「今も恋はしてますよ」

20人の女性の中から、運命の女性を1人選ぶ、Amazonプライム・ビデオの番組「バチェラー・ジャパン」。2代目バチェラー小柳津(おやいづ)林太郎さん(37)は、昨年9月に最後の一人に選んだ倉田茉美さんとの破局をブログで発表しました。「真実の愛」が終わった、その後の結婚・恋愛観についてうかがいました。
2代目バチェラー小柳津さん「人生をさらすことに抵抗ない」

――最終話では「恋より愛をとりたい」と倉田さんを「運命の女性」として選びました。しかし、破局の理由が「兄弟と言いますか、心友のような関係に変わっていきました」と。「心友」こそ、まさに愛の最終形とも思うのですが……結局、結婚には恋が必要だったということでしょうか。

小柳津林太郎さん(以下小柳津): そうですね。今回の破局を通じて、恋の延長線上に、愛があるのかなって気づいたんです。結局、僕はロマンチストなんですよね。僕から「愛してる」と言えるくらいの強い愛がないと、続かないんですよ。自分を好きな人のために何かしたい、その人にとってのヒーローでありたい、という気持ちが関係を続ける原動力だからかもしれません。

2代目バチェラー・小柳津林太郎さん

――家族よりも恋人でありたい、ということですか?

小柳津: 一生枯れない恋をしたい。それを夢見て、37歳まで独身になっちゃったのかもしれません(笑)。ずっとラブラブな恋人のような関係でいたいんです。

――ご両親の影響でしょうか?

小柳津: いいえ、全然。むしろ、うちの両親はお見合い結婚なんで。ただ、大学から演劇をやってきたので、恋愛ドラマや小説にでてくるヒーローみたいなものに憧れてるんです。番組に参加したのもそうです。自分の人生のラブストーリーを作りたかった。

愛されるより愛する方が大事なのかも

――結婚に対して、気持ちの変化はありますか?

小柳津: 結婚はしたいですね。「一生この人を幸せにする」と誓うのが結婚だと思うので、そうした強い思いがある人がいれば、結婚したいと思っています。事実婚でも、法律婚でも、どちらでもいいです。ただ、僕は「小柳津」を残していきたいので、できれば法律婚がいいかな。でも、相手が名字を変えたくないというなら、事実婚でもいいです。相手次第かなって思います。

2代目バチェラー・小柳津林太郎さん

――今後の恋愛についてはどうですか。

小柳津: 恋はしてますよ。この人を幸せにしたいっていう気持ちもあるので、できれば結婚もしたいなと妄想はしています(笑)。

愛されることが幸せなんだと思ったこともありましたけど、結局男は自分が「愛する」ことの方が大事なのかなと思うんです。6対4くらいで男が強い方がいい。大学時代に思い描いた「ヒーローになりたい」っていう思いは変えられないんですよね(笑)。

好きって論理的じゃない

――これまで、その「愛した」っていう女性たちに共通点ってあるんですか。

小柳津: うーん……。あ!元カノに共通点ありました。朝起きたての声がかわいい!!

――寝てみないとわかんないってことですか(笑)。バチェラーだとそこ確かめられないじゃないですか。

小柳津: でも、好きであり続けるために、大事な価値観ではあると思います。ずっと相性が悪いままだと、関係を続けるのは難しい。

だいたい、好きって論理的じゃないんですよ。「○○だから、うまくいく」なんてことはない。例えば、僕は家族の反対があったとしても、関係ないと思っています。なぜなら僕が守るから。家事が苦手なら、家政婦でも家事代行でも雇えばいい。

ただ、僕を夢中にさせてほしい。結局「僕が好き」であれば、障害なんてないんです。

2代目バチェラー・小柳津林太郎さん

自分の「好き」を大事にしてほしい

――それが1番難しいのでは……。telling,を読んでいるミレニアル女性たちに何かメッセージをいただけますか。

小柳津: 自分の恋心、「好き」という気持ちを大事にしてほしいってことですね。年収とか、頭の良さとか、相手の形而上的な条件とかどうでもいいと思う。

――確かに、小柳津さんの考え方なら、障害なんてないですよね。とはいえですよ、なかなか、「好き」に出会えない女性も多いと思います。どうしたら「好き」に出会えるのでしょう。

小柳津: 好きになるためのアクションを起こしていないんじゃないですか。バーの隣の人に話しかけてみるとか、よく顔を合わせる仕事の関係者を知ろうとするとか。チャンスはどこにでもあるんじゃないですかね。僕はフェスで出会った女性と恋に落ちたこともありますよ。

それも面倒くさいと思うなら、今は恋のニーズがないんだと思います。“仕事が恋人”でいいと思います。

  • ●小柳津林太郎さんプロフィール
  • 1981年京都府出身。幼少期をニューヨークで過ごす。慶應義塾大学を卒業後、サイバーエージェントに入社、広告営業を担当する。入社2年目に子会社の社長に。2018年5月放送のバチェラー・ジャパンの2代目バチェラーに選ばれ注目を浴びる。ビジネスと表現活動の両輪をハイブリッドサラリーマンとして邁進中。
    Instagram: rinsta_gram1002
    Twitter: @mcrin72
    Blog: 「小柳津林太郎のReality De Show」
2代目バチェラー小柳津さん「人生をさらすことに抵抗ない」
telling,の妹媒体?「かがみよかがみ」編集長。telling,に立ち上げからかかわる初期メン。2009年朝日新聞入社。「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」という感じで生きていこうと思っています。
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。 コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。
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