社長になれば女の子にモテるってそういうことか

美女20人を惚れさせるバチェラーってどういう人なんだ……という思いで、今回、バチェラーの小柳津林太郎さんに取材を申し込みました。そして、取材を終えて、わかりましたよ。モテる男の条件、というやつが……!

僭越ながら、小柳津さんの良きポイントを具体的にあげてみると、

裏表がない(ように見える)▽サービス精神が旺盛である(そこまでぶっちゃけてくれるんですか!となった)▽こちらの意図をくんでくれる(軌道修正に快く応じる)▽相手に興味を持つ(取材者の私に質問をくれた)▽最後まで聞く(話を中断しない)▽批判にも耳を傾ける(本文お読みください、結構いじわるな質問してます)

で、私が恋に落ちたかというと、さすがにそういうことはないんですけど(いや、だって番組だと自己紹介しただけで恋に落ちている人もいたので、数秒で女性が落ちるような何かが体から出ているのかなと思っていたのですが、そんなことはなかったですよの意味です)、「あ、こういう人と一緒に働きたいな」「こういう上司だったら働きやすいだろうな」と思いました。

「モテる男=良い上司」説、あると思います

というわけで、モテる男と、良い上司の条件は重なるのでは……?という仮説を立ててみました。案外当たってるかもしれませんよ。バチェラーも上司も「自分を好きになってもらいながら、やる気を出させ、目的に向け、ストーリー(仕事)を進める」という点は同じだし。

この「好きになってもらいながら、やる気を出させる」というのがポイントだと思うのです。その秘訣はひとつ!「とにかく褒める」です!

思えば、番組内の小柳津さんも、女の子を振るときでさえ、ポジティブワードにあふれてました。

子どもっぽい → 純粋
感情の起伏が激しい → 感情表現が豊か
うるさい → 明るく太陽のような
――などなど。

ネガポジ転換は社長必須スキル?

このネガポジ転換スキル、どこで得たのでしょう。

聞いてみると
「20代から社長を6年やっていたので、やる気を引き出すコミュニケーションは勉強しました。相手を傷つけずに指摘し、プラスに持って行く方法」

社長として学んだスキルで、女性を魅了していたということか。女にモテる条件と、いい上司の条件は一緒なのは必然なのかもしれません。

仕事も恋も切り離せないってことなのね。いやーある意味希望で、ある意味絶望。
小柳津さんも「今は“仕事に恋”でいいんじゃないですか」と言ってくれたので、とりあえずそのまま猛進し、いつか仕事が恋の血肉となるように頑張りたいなと思います。……という私なりのネガポジ転換。
モテなくても、良い上司にはなれるようにこの転換スキルを磨きたいと思います。

telling,の妹媒体?「かがみよかがみ」編集長。telling,に立ち上げからかかわる初期メン。2009年朝日新聞入社。「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」という感じで生きていこうと思っています。
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。 コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。
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