自分を変える、旅をしよう。

29歳、婚活に悩んで短期留学。それでも変わらなかった私を変えた旅

旅によって人生が変わった人や、旅を通した生き方をリーマントラベラーの東松寛史さんが紹介する「自分を変える、旅をしよう。」2回めは、婚活に悩んでいた女性・奈央さん(仮名)が旅を通して大事なものに気づいたお話です。

●自分を変える、旅をしよう。2・前編 奈央さん(31

29歳、このままでいいのか

リーマントラベラー東松(以下、――): 奈央さんはいま31歳。20代の最後には、いろいろと悩まれていたんですよね。

奈央さん(以下、奈央): 特に29歳のとき、すごくいろんなことに焦っていました。周りの友人が次々と結婚・出産と「次のステージ」に進んでいく中、20代最後なんだから、はやく結婚しなきゃ、と思って婚活をしていました。

――まさにtelling,でも特集で取り上げた「29歳問題」ですね。

奈央: はい、結局私が理想とする人には出会えなくて、上手くいかないまま月日とお金ばかりがかかっているなと気づいて……。ふとした時に、「このままでいいのかな?」と思い始めたんです。「もし1年後結婚できるとしたら、今本当にしたいことってなんだろう?」と考えるようになりました。それで、一度頭をリセットしようと思って、逃げるように海外に短期留学したんです。

留学したカナダ・トロントの夜景

――それで短期留学に出かけられるのは、ちょっとうらやましいです(笑)。

奈央: カナダに行ったんですけど、周りの人はワーホリで来ている人が多かったですね。でも私は海外に行ってまで働きたくないと思って、「短期留学」という形を選択しました。ワーホリに来ている同世代の人を見ていると、結局朝から出かけて、1日仕事をして……あまり日本のルーティンと変わらないなと思って。私はせっかく海外に来たから1日1日を大切にしたいと心がけていました。

カナダに行って2カ月ぐらいするとだんだん慣れてきて、せっかくだから日本からではなかなか行きづらい場所に行こう、と思って友人と南米に出かけたりもしました。南米旅行はとても楽しくて、それで改めて「私は海外に住みたいわけではなく、海外旅行が好きなんだな」ということにも気づいたんです。

留学中に旅したボリビア・ウユニ塩湖で。幻想的な光景が広がる

心機一転上京、そしてリーマントラベラーとの出会い

――海外に住んだうえで旅もしてみて、気づきがいろいろあったんですね。

奈央: はい、なんだかんだカナダでの留学生活は楽しかったです。帰国して福岡にしばらくいたんですけど、物足りなさを感じるようになりました。それで、前から上京したいなとおもっていたこともあって、勇気を出して実行してみることにしました。東京の会社に応募して、面接して、家を決めて。

――すごい勇気!

奈央: 大きな決断でしたが、「行動するなら20代のうちにとことんトライしてみよう」って思ったんです。私から見て東京は新天地で、いわば海外と変わらない。だから東京に行っても、日々を大切に過ごせるんじゃないかなと思ったんです。

仕事で嫌なことがあって……

――僕のイベントに来てくれたのも、上京後ですよね。

奈央: はい。正直リーマントラベラーのことはよく知らなかったんですが、旅行が好きだからという理由で参加してみました。せっかく東京にいるんだから、いろんなイベントに参加してみようと思って。でも実は、当日まで参加するかどうか悩んでいたんです。

なんと、僕のイベントに来るのも迷っていたという奈央さん!でもそんな彼女に、思いがけないサプライズが起こります。後編に続きます!

平日は激務の広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」。2016年、毎週末海外へ行き3か月で5大陸18か国を制覇し「働きながら世界一周」を達成。地球の歩き方から旅のプロに選ばれる。以降、TVや新聞、雑誌等のメディアにも多数出演。著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』(河出書房新社)、『休み方改革』(徳間書店)。YouTube公式チャンネルも大好評更新中。
リーマントラベラー