編集部コラム

ZOZO前澤さんのTwitterお年玉企画への反応を、分析してみた

telling,編集部のいぬい(35)です。年明けTwitterを賑わせていた、ZOZOの前澤友作社長のお年玉キャンペーン。前澤ファンな私としては、「やってくれたな、かっこいい!」という感じでしたが、世の中のみなさんはそうではない模様。いろんな意見があったので、私なりに分析してみました。

●編集部コラム

100人に100万円というお年玉キャンペーン

いろんな場所でニュースになっているので、もうここで説明するまでもないと思うけど、「月に行く人」「剛力彩芽さんの交際相手」ということで有名なZOZOの前澤社長が、正月早々Twitterでとんでもないキャンペーンをぶち上げていた。

ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします!  #月に行くならお年玉

引用元URL:https://twitter.com/yousuck2020/status/1081544630754103296

前澤社長のアカウントをフォローして、RTするだけで100万円が当たるかもしれないというこのキャンペーン。普段、どうやって人の注目を集めるかというマーケティング的なお仕事をすることが多い私は、「ぐっはー、かっこええ!」という気持ちで眺めていた。もちろん、私自身も秒でRTした。

タイムラインは、前澤さんへの意見がどわーっと並ぶ。

その中でいろんな意見を目にしたので、図に分類してみた。

キャンペーンの反応を4つに分けてみた。

今回のキャンペーンの反応を、前澤さんが好き・嫌いという軸と、お金に対してプラスイメージ・マイナスイメージという軸で整理してみた。

1.前澤さんとZOZOに媚びる人たち
私がパッと見ていた感じ、このタイプの人が最も多かったような印象。
前澤さんのことが好きで、お金に対してはマイナスイメージという人たち。
「お金ください!」「ZOZO大好きなんです!」という態度の彼らは、お金をもらうためにはへりくだったり、媚びたりする必要があるって思っている気がする。

2.お祭り気分で夢を語りまくる人たち
前澤さんのツイートにコメントしに行っていた人たちは、このタイプが多かった模様。
前澤さんのことが好きで、お金に対してプラスのイメージを持っている人たち。
実際に当たったとツイートしている人も、この2番タイプの人をよく見かけた。
「100万円で●●します!だからください」と宣言する人は、もらったお金は有効に使えばいい!と前向きにとらえ、前澤さんと上下関係ができるというようなことは想像もしていなそう。

3.成金の遊びだと揶揄する人たち
今回のキャンペーンに関する意見が多々ある中、よくRTされていた意見はこのタイプの人だったように感じる。
「どうせベッドの上で剛力ちゃんと笑ってるんでしょ」「今まで悪口言ってた人を黙らせたいの?!」という意見は「その視点なかった!」と感心してしまう視点ばかり。この人達は、前澤さんのことが嫌い(もしくはよく知らない)かつ、お金に対してマイナスイメージなんだろうなと思う。

4.興味なし、絶対RTしない人たち
そして4番目。そもそも興味ないからRTしませんという人たち。
あまり見かけなかったが、「人からもらうお金に興味ない」「自分で稼いだお金じゃないものは気持ち悪い」とお金に対して独自の視点を持っている人が多かった。
こういうタイプの人達は前澤さんへの興味が薄くて、お金に対してはしっかりと自分の価値観を持っている人なんだと思う。

あなたは今回のキャンペーン、どう思いましたか?

テリング読者のあなたは、今回のキャンペーン、どう思いましたか?
私は「この記事で今回の現象を私なりに一生懸命分析するので100万円ください…!」と思っていたので、「1.前澤さんとZOZOに媚びる人たち」寄りかな〜という自己評価です。

お金に対してもっとポジティブにニュートラルに捉えられるといいなぁと気づくきっかけをもらえた今回のキャンペーン。内省にも役立つという点で、とっても面白いなと感じました。

20~30代の女性の多様な生き方、価値観を伝え、これからの生き方をともに考えるメディアを目指しています。

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