働きながら世界一周!? リーマントラベラーが教える旅達人への道

誰より早く夏を先取り!リーマントラベラーおすすめの旅先、オーストラリア

週末弾丸トラベルを繰り返し、サラリーマンでありながら世界一周を達成したリーマントラベラー・東松寛文さん。彼の旅には賢く・めいっぱい楽しむためのヒントがいっぱい!働きながら旅をする考え方の極意をお伝えしていきます。今回は、これからの季節におすすめの旅先、オーストラリアの魅力について教えてくれました。

●働きながら世界一周!? リーマントラベラーが教える旅達人への道 11

早くも夏が恋しい!という人、いませんか?

最近、朝晩の冷え込みが強まってきて、季節はあっという間に秋本番。この前まで暑かったことが遠い昔のように感じている方も多いのではないでしょうか。夏が恋しい!と思っても、強い日差しを浴びることができるのは半年以上先……。いま、そんなに待てない!と思った人は、週末でオーストラリアに旅行してみてはいかがでしょうか。

オーストラリアは南半球にあるので、日本と季節は真逆。これからの季節はオーストラリアは真夏に向かうので、暑くなる一方なのです!寒い日本を飛び出して、真夏の日差しをもう一度浴びることができますよ。クリスマスやお正月を、水着を着てビーチで迎えるというのもいつもと違って楽しい体験になりますよ。

シドニーほど会社員向けの旅先はない!?

さらに言えば、オーストラリア、特にシドニーほど、会社員向けの旅先はありません。東京~シドニー間は直行便で9時間半かかるので、これだけ見ると少し遠く感じるかもしれません。しかし、羽田空港を夜10時ごろに出発し、シドニーには朝9時半ごろに到着する飛行機があります。それを利用すれば、金曜の会社帰りに空港に向かって、飛行機でゆっくり9時間半睡眠。ぐっすり眠って目が覚めたら、シドニーに到着しているんです!土曜の朝は、あの"世界一の朝食"で有名なbillsの本店で優雅に朝食なんていかがでしょうか。

さらには帰りも会社員にぴったりの飛行機があります。日曜の夜9時半ごろ出発して、帰りも飛行機でゆっくり9時間半睡眠。すると、月曜の朝5時に羽田空港に到着します!5時であれば、都内在住の方なら、一度家に帰ってシャワーを浴びることも可能です。

2日間でも思いっきり満喫できる!

ちなみに僕は、過去に2度、土日でオーストラリア旅行に行きました。1回めはシドニー、2回めはシドニー+タスマニア島です。どちらも、丸2日間の滞在でした。

シドニーでは、billsで朝食を食べたり、日本が真冬の時にビーチで日焼けしたり、カンガルーやコアラなどの動物と触れ合ったり。分厚いコートを脱いで、夏を満喫しました!

タスマニア島は、シドニーから2時間弱で行ける自然いっぱいのスポットです。新鮮なオイスターやタスマニアビーフを食べたり、タスマニアンデビルに会いに行ったり。僕が行ったときは、至近距離で怖かわいいタスマニアンデビルを見ることができました。

ワラビーと触れ合えるスポットもありますが、僕は動物が苦手なので、どうにもへっぴり腰になってしまいました(汗)。野生のペンギンと会えるビーチもあるので、「ペンギン注意」の看板もあります。それから、南半球でしか見られないオーロラ「サザンライツ」を見たかったのですが、残念ながら僕が行った日は曇っていて、サザンライツは見られませんでした。いずれの旅も、わずか2日の滞在でも、十分すぎるほど楽しむことができました。

今の時期のオーストラリアであれば、時差は2時間。時差ボケもほとんど感じない時差なので、現地に着いてもそのまま元気に遊べますし、旅行から帰ったあとも、すぐに仕事へ行くことも可能ですね!

週末旅行が国内やアジアだけは物足りない人、来年の夏を待ちきれない人、わずか土日で非日常を感じたい人には本当にオススメの国・オーストラリア!日本が寒くなる今こそ、行きどきですよ!誰よりも早く、夏を先取りましょう!

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平日は激務の広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」。2016年、毎週末海外へ行き3か月で5大陸18か国を制覇し「働きながら世界一周」を達成。地球の歩き方から旅のプロに選ばれる。以降、TVや新聞、雑誌等のメディアにも多数出演。著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』(河出書房新社)、『休み方改革』(徳間書店)。YouTube公式チャンネルも大好評更新中。
リーマントラベラー