素敵な化粧の仕方 RuruRuriko「ピンク」
●Ruru Ruriko「ピンク」13
みなさんお化粧は好きですか? 毎日しますか?
大好き! な人も、めんどくさいけど仕事の身だしなみという人も、毎日すっぴんの人もいると思います。
去年、「1カ月間毎日会社にすっぴんで行って見たら」という実験記事がネットで出ていたり、友人がアルバイト先で「最低でも眉毛とファンデーションは必須」と職場から言われたり、他にも日本の友達と話すと、すっぴんだと流石に無理だから気持ちBBクリーム塗ってる、というような意見を多く聞きます。
私は大学時代をイギリスで過ごし、イギリスの女の子はがっつりセクシーメイクな人から、全然すっぴんな人など学校や職種関わらず様々だったので、日本に帰国し、働き始める前は日本はすっぴんダメなのか? そんなに化粧って大事なの? と身構えていました。
自分たちが気にしすぎ?
結果は、毎日すっぴんメガネでも、余裕で何にも言われなかったです(笑)。
日本に帰国して思ったのは、みんな自分たちが気にしすぎなだけで、意外と周りは気にしてないのでは? ということ(勿論職種によっては厳しいでしょうが)。
日本だけでなく、近年世界的に人気の”ノーメイクアップメイク(すっぴん風メイク)”は面白い傾向だなと思います。それと同時に濃い、ケバいメイクが疎まれ、SNSですっぴんを載せることに対する高評価もなんだかなあ。と感じます。
すっぴん・素をさらけ出す=良い vs 濃いメイク・着飾る=偽物、悪い
の傾向には何それー。。。と思ってしまう。勿論、芸能人がすっぴんや肌荒れを見せると、憧れのあの人も完璧なわけではないんだ、それでも素敵なんだと気づけるきっかけにはなると思いますし、コンプレックスがある人はそれを公にすることで、乗り越えられたりすることはあると思います。
すっぴん・素をさらけ出す=良い vs 濃いメイク・着飾る=偽物?
私は普段はすっぴんだけど、お出かけのときにバッチリメイクするのはテンションが上がるし大好きです。そして、それは偽ってることになんてならないし、自分へのご褒美です。
大学生のときは、メイクなしで外に出たくない、人にすっぴんを見せたくないと毎日メイクに時間をかけている時期もありました。今思うと、当時は、自分の見た目に、他人からの目線に固執しすぎていてよくなかったと思うのですが、今のように自分が好きで楽しんでしている場合は他人に評価される筋合いなんてありません。だいたいすっぴんだからといって自分に自信があって素をさらけ出しているわけじゃないし、濃いからといって隠してるわけじゃない。
というかもっと言うと、なんで他人に自分の素をさらけ出さなきゃいけないのって感じ。
人間は昔から化粧をしてきました。それは現代の毎日の身だしなみやおしゃれだけでなく、例えば古代エジプト女王クレオパトラのキャットアイメイクは目の感染病防止だったと言われていますし、日本含め多くの国では化粧は身分を表すものでもありました。
化粧は使い方によって強い力があると思います。現在の日本で、化粧でその人の身分がわかったりすることはありませんが、普段と違う化粧をすると自分ではないように見えたりと、自分の違った面を見せてくれます。
赤い口紅
イギリスの人気YouTuber, Samantha Marieは、赤い口紅をつけると自信がでると話していました。
(英語のみですが動画はこちら)
確かに赤い口紅をつけると自分がパワフルになった気分になります。私はヴィンテージファッションが好きなので、映画などを見て各時代に流行った化粧を試して見たりするのはとっても楽しいME TIME(私だけの時間)です。
化粧は自分のために、自分がどうしたいか、いつしたいかをコントロールしてすればとってもパワフルで素敵な私たちの味方だと思います。勿論したくない人はしなくて全然いいですし、身だしなみというよりもっと気楽に楽しめたらいいのではないでしょうか?