藤田ニコル(20歳)

藤田ニコル「20代で結婚したい。相手の収入は関係ないな」

モデル・タレントの藤田ニコルさん(20)が監修したウェディングドレスの発表イベントが4月24日、東京都内で行われました。ミレニアル女性にとって結婚は、「する・しない」の問題あり、「してからのあれこれ」もあり、大切なテーマのひとつ。若干20歳の“にこるん”が、どんな思いで、どんなドレスを手がけたの? 気になった編集部は、さっそく取材に出かけました。

やったことないものは全部やりたい、と手がけたドレス

 2月に20歳になったばかりの藤田ニコルさんは、ウェディングドレスの監修は今回が初めて。発表会では、自身もモデルの一人としてランウェイでドレス姿を披露し、こんな感想を話しました。

「今回、ウェディングに興味ないか、という感じでお話をいただいて。まだウェディングドレスの仕事はやったことないって思って、やったことのないものは全部やっていくタイプなので、『やりたいです!』って言いました」

「(ランウェイでは)コケたらどうしよう、つまづいたらどうしようと、すごく緊張したんですが、(モデルの)皆さんがすごくきれいに歩いていて、私も頑張らなきゃって。でも、大丈夫でした」

自由奔放でアーティスティックな「BOHOウエディング」

 藤田さんが監修したのは、株式会社マリアローザ(東京都東久留米市)が展開する新ブランド「b.b.duo(ビービーデュオ)の全21コレクション。いま、欧米で人気が高まりつつあるという「BOHO(ボーホー)ウェディング」がテーマです。

 「BOHO」は伝統や習慣にこだわらない自由奔放なスタイルを意味する「ボヘミアン」と、ニューヨークの芸術家街で流行発信地として知られるエリア「SOHO(ソーホー)」を合わせた言葉。その名の通り、軽やかなシルエットのカラフルなドレスに羽根飾りやハット、ターバンなどを合わせたスタイルは、斬新そのものでした。藤田さんは今回のコンセプトについて、こう語ります。

「普通にウェディングドレスをやるのじゃ、ちょっとつまらないな、と思って。今までそういうのはいっぱいあるけれど、ボヘミアンスタイルのウェディングドレスは今まで見たことないなって思ったんです」

自由奔放でいい、はずだけど……

 今まで見たことない、ドレス。

 telling,の「Story」街頭インタビューでは、結婚している人もいれば、「いい人がいれば結婚したい。(けど……)」と言う人、「私が幸せにするから! って自分からプロポーズしたい」人、さまざまな女性に出会います。

 そんなミレニアル女性たちと、一緒に考えたい、とお送りしている「Topics」記事の中には、「結婚の決め手って何?」「そもそも結婚のメリットは?」と、自分の結婚観や生き方に改めて向き合う女性もいます。

 人それぞれ、自由なはずで、結婚だって今まで見たことない結婚でいい。だけど自由なだけに自分の「これだ!」が見つけにくくて、悩ましいのもケッコンの事実……?

 なんていうことを思っていたら、ドレスについて再びにこるん曰(いわ)く、

「本当に幅広く着てもらいたくて、私のイメージ、藤田ニコルがやってるから、というのにとらわれず、いろんな方に着ていただきたいって思ってます。年齢層も、問わなくていいと思います」

 自身の結婚観について問われたときも、躊躇せず、堂々と持論を語っていました。

「私は本当、いつでもいいといいますか、いい人がいて『結婚しよう』って言われたら、したいって思ってます。でも、ま、20代ではしたいですね。お母さんのためにも。お母さんも離婚しちゃってて、育ててもらったので、早く自分が幸せな感じを見せたいなって思います」

 「条件? マメな人がいいですね。なんでも。うん。マメな人がいいです。収入面は関係ないです。別に男性のほうが働くって決まったわけでもないし、私も働くし、全然、そういうのは気にしたことはないですね」

今まで見たことないドレスで、堂々と

 BOHOドレスの自由奔放さは、藤田さんの生き方そのものかもしれない、と思わせる場面もありました。世の中には「結婚前にウェディングドレスを着ると婚期が遅れる」という一種の“ジンクス”がありますが、記者からその話題を出された藤田さんは、

「ああ、なんかよく言うよね(笑)。でも、もう古いんじゃないですかね、そのたとえ。(婚期は)自分次第じゃないですか?」

  と気にするそぶりゼロ。屈託なく話すその姿に、芯の強さを感じました。

 「もう古い」ものって実は、私たち自身の中にもあるのかも? 

 今まで見たことないドレスは実際、おしゃれでかわいい。私たちみんな、もっと屈託なく堂々としていていいんだな。そんなことを思った発表会でした。

未婚、既婚、子どもの有無、転職や独立の経験者。恋好き、旅好き、おいしいもの好き(缶チューハイ含む)。さまざまなstoryを持つ「telling,」編集部メンバー。
フォトグラファー。北海道中標津出身。自身の作品を制作しながら映画スチール、雑誌、書籍、ブランドルックブック、オウンドメディア、広告など幅広く活動中。