植草美幸流 婚活理論20

結婚する気がなさそうな彼氏こそ、親に会わせるべき!重くない誘い方や自然に会わせる方法とは?

青山の結婚相談所マリーミー代表で恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸です。「交際中の彼が結婚する気がなさそう」という場合、親に会ってもらうのも一つの手かもしれません。今回は、自然な流れで親と彼を会わせる方法をご紹介します。

「重い」と思われずにそれとなく結婚へと導きたい

女性からのお悩み相談で非常に多いのが、「付き合っている彼がいるけれど、結婚する気があるのかわからない」というもの。「結婚する気はない」とはっきり言われるのが怖くて直接は聞けない、「重い」と思われずにそれとなく結婚へと導きたい……という方が多い印象です。

そんな時は、自分の親に会わせてみるのも一つの手段です。今回は彼を親に会わせることのメリットや、具体的な誘い方、会話の内容、親への根回しの方法などをお伝えします。

結婚する気がなさそうな彼を親に会わせることのメリット

自分から「結婚したい」とプッシュできない弱気な女性でも、親と会わせることで自然に結婚へと意識を向けさせることができるかもしれません。理由は、次の3つです。

1. 育ってきたバックグラウンドが見える

親に会ったり、実家に行ったりすると、その人のバックグラウンドが見えるものです。彼があなたの実家に来た時、小さい頃の写真が飾られていたりすると、今まで大事に育てられた娘さんであることが伝わります。また、親が30代のころに、当時まだ赤ちゃんだった彼女を抱っこしている写真などを見れば、「自分もそれくらいの年頃なのか……」と結婚や子育てをリアルに感じられ、家庭像が思い浮かぶものです。

2. 大切な娘として大事にされる

出会い系やマッチングアプリなど、手軽な出会いから始まった場合は特に、親に会わせるのが有効かもしません。1とも関連しますが、「大切な娘として育てられた彼女と付き合うのだから、しっかりと覚悟しないと」とマインドチェンジになる可能性があります。

3.結婚への自然な流れができる

彼と両親がコミュニケーションを取れば、「彼とは最近どうなの?」「久しぶりに、ごはんでも食べにいらっしゃいって言っておいて」と親のほうから聞いてきて、結婚への自然な流れができます。

「気軽に何回も」がベスト!彼を親に会わせる誘い方

では、いったいどのように彼を誘い出し、親に彼の話を通すのか? 具体的な方法に迫っていきましょう。実例を交えてお伝えします。

まず1回目は、自分の親と彼氏を短時間のランチで会わせます。父親よりも先に、母親に会ってもらうことがよいでしょう。誘い方は、彼のタイプやその時々の予定に合わせてパターン1~3を取り入れてみてください。

パターン1:母娘のランチに彼を呼ぶ
パターン2:デート中に、急遽、母親を合流させる
パターン3:デートの誘いがあった日、「その日は、母と買い物をしているから、そのあとに会えるよ」と伝えて、ランチをセッティングする

いずれにしても初回から家に呼ぶのはお互い身構えてしまうので避けましょう。

外で会うことすら身構えがちな彼なら、パターン2で突発的に。パターン1や3の誘い方でも「デートのついでに外食するだけなら……」と意外とハードル低く受け止めてもらえることが多いですよ。
一度実家で会うよりも、外で気軽に、何度も会うほうが効果的です。人は接触回数が多いほど好感を持ちやすいうえ、第一印象で好印象なら、その後に多少の粗があっても厳しくジャッジしにくくなるものです。
お店については、箸をつつきあう焼き肉やお鍋はアットホームすぎるのでNG。居酒屋やファミレス、カウンター注文のお店なども、避けたほうがよいでしょう。高級でなくてもいいので、カジュアルなイタリアンやカフェなど、1人2,000~3,000円くらいのランチコースが最適。初回はお互いの目が厳しくなってしまうので、箸の持ち方が心配なら和食は避けた方がいいかもしれません。お酒をがぶ飲みして態度が悪くなってもよくないので、ディナーよりランチやティータイムがいいでしょう。彼の普段着がラフすぎる場合は「ジャケット着用のレストランを予約しているみたい」などと伝えておくと安心です。

ここで注意したいのは、お店の予約や食事代の支払いは、誘った側のあなたか、母親がするべきということ。
そもそも彼は喜んで母親と会うわけではありません。彼に支払いを頼ると、最悪ふられてしまう可能性もあるので気を付けましょう。

母親と彼が気軽に会えるようになったら、今度は父親と彼をカジュアルに会わせましょう。レジャーなどの趣味で気心を通わせてもらうのがおすすめです。

パターン4:父娘の趣味に彼氏を誘う

実際にあった成功事例もお伝えしましょう。
週末は両親とサッカー観戦に行っている27歳事務職の女性は、「招待チケットが手に入ったから」と彼を誘うことに成功。寒い日でしたがみんなで応援して距離が縮まり、「次はゆっくり食事に行こう」と父親のほうから誘ってくれたそうです。

また、学生時代から父親と年中ゴルフをしている31歳会社員の女性は、父親の友人たちと4人で一緒にコースを回ることもあったそう。ゴルフでは初対面でも歓迎するカルチャーがあるので、彼女も父に「仲良くしている人を連れていくね」と伝えて、彼を会わせることに成功しました。スコアが低めの彼女に付き添い、荷物を持ってあげる様子を見て「やさしくて気が利くいい子だったよ」と後日、母親に話していたそうです。

父親と彼が仲良くなり、娘抜きのコミュニケーションをとるようになれば、親公認のフィアンセとなるケースもあるのです。

このようにパターン1~4で段階を経てから、実家に誘ったり、格式の高い食事会に誘ったりすることで、自然な流れでそろそろ結婚の話をすべきかな? というタイミングが訪れるはずですよ。

話す内容3つのNG! 謙遜やいじりはただの悪口に

彼と両親を会わせる場をつくったら、話した方がいい話題や、気を付けた方がいい言動があります。彼も両親もあなたを大事に思っているのですから、堅苦しく考える必要はありませんが、墓穴を掘らないようポイントだけ押さえましょう。

1. 冗談でも、彼のダメなところをいじるのはNG

親しい間柄なら「彼ったらいつも靴下脱ぎっぱなしで」「仕事でドジしちゃったんだって」なんて失敗談やいじりも笑い話になりますが、わざわざ両親に聞かせる必要はありません。特に友達のようなノリで母親と、彼の愚痴を言うのも厳禁。また、親の前では、彼に対する自分の態度にも注意が必要です。指図したり、恥をかかせたりすると、彼も委縮したり苛立ったりして居心地が悪くなります。「○○大学卒業で○○に勤めていてすごいんだよ」など社会的な面で彼を立てるのが吉でしょう。

2. 親が「不出来な娘で」と謙遜するのもNG

「家ではまったく家事をやらなくて……ご迷惑かけてないですか?」など、余計な謙遜をしないよう、親に伝えておきましょう。親としては謙遜のつもりで言ったとしても、ストレートに受け止められてしまう可能性があります。

3.「いちゃいちゃ」や「くんづけ・ちゃんづけ」「おまえ呼び」はNG

年齢にもよりますが、初対面からあまり馴れ馴れしい態度は見せないほうがベター。家庭にも寄りますが特に父親は、のろけと捉えて不快に思う場合もあります。お互いの呼び方は、普段あだ名や下の名前だったとしても、親の前では「山田さん・山田くん」などの呼び方がベスト。
また、彼から大事にされているように見せるためにも、彼が「おまえ・こいつ」などと言わないよう注意しましょう。

もし断られたら?親の話はマッチング時の条件の一つ

「彼に身構えられてしまうのでは?」「重いと思われそう?」と心配かもしれませんが、上手な誘い方をしても拒否されるなら、彼にはそもそも結婚する気がないのかもしれません。

交際期間が長くても、親や育ってきた環境に全く触れずに付き合っているなら、真剣な交際とは言えないと個人的には思います。

「父や母がこんな話をしていた」「弟や姉がこんな仕事をしている」「私が小さいころね……」「結婚したらこんな家庭にしたいな」
こんな風に自分のバックグラウンドが分かるような過去のことや、未来のビジョンに絡めてコミュニケーションをとっていけば、結婚の話は避けて通れないはず。
両親とも同じ。「どこの馬の骨か分からない彼」ではなく、仲良くしていい人か、結婚へとつながる人かどうか――あなたから情報提供して巻き込んでいきましょう。

ちなみに婚活の現場では、プロフィールに親やきょうだいの学歴、年齢、実家の状況などが記載されていて、マッチングする要素の一つと捉えられています。

例えば、「お義父さんと同じ○○大学卒業なので、ご縁を感じました」とお見合いを申し込むケースもありますし、結婚の挨拶でお会いした際に共通点について意気投合されるケースも。

恋愛結婚を目指す方も、「親の話をするのはまだ早い」「親に会わせるのは早すぎる」と思う必要はありません。あなた自身のバックグラウンドの一つとして、交際1年以内でぜひ両親と彼を交えたお付き合いをしてみてくださいね。

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結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピー設立。2009年、結婚相談所マリーミー設立。自ら婚活している男女にアドバイスし、成婚に導いている。セミナーの開催、テレビやラジオも多数出演。著書に『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ』『男の婚活は会話が8割「また会いたい」にはワケがある!』『モテ理論』など。
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